高知県 高知平野 地盤環境情報令和5年度
1.概要
(1) 地盤沈下等の概要
本地域の地盤沈下は、鏡川及び国分川の両河口を中心とした地域で続いています。
(2)地形、地質の概要
高知市市街地の発達する本地域は、構造的に見て地溝性の部分であり、その凹地を砂礫・粘土等によって埋め立てられた小起伏の平坦地、いわゆる沖積平野です。
本地域の地盤沈下は、鏡川及び国分川の両河口を中心とした地域で続いています。
(2)地形、地質の概要
高知市市街地の発達する本地域は、構造的に見て地溝性の部分であり、その凹地を砂礫・粘土等によって埋め立てられた小起伏の平坦地、いわゆる沖積平野です。
2.地下水採取の状況
3.地盤沈下等の状況
高知市では、昭和48年より水準測量を実施しており、その累積沈下量は、平成15年までの30年間に沈下の激しい地点の1つである南久保卸商センターで約18.5㎝にも及びます。同じく沈下の激しい地点の1つである下知下水処理場では、昭和58年から平成15年までの20年間に約7.7㎝程度の沈下が見られました。
4.被害
5.対策
高知市では、昭和48年に27ヶ所(平成15年度時点20ヶ所)の水準点を設け、市内の地盤沈下量を測定しています。また、水位観測井は2ヶ所2井(うち水位計のみが1ヶ所1井)設置されています。