荒川下流(東京都江戸川区)

生物多様性の保全に向けた東京湾の泥干潟保全活動、モニタリング調査

地域の概要・課題

自然環境

  • 東京湾から姿を消し、その後復活したトビハゼの他、干潟に生息するカニ類、貝類などの干潟特有の生態系や野鳥など
  • 東京都心の水辺空間として、近隣住民の憩いの場

課題

  • 下流域に多くの河川・海洋ごみが漂着する問題や、干潟の 希少な生態系について、地域住民や流域企業の理解は不 十分であり、保全活動への参加や継続性にも課題
  • 特定外来生物(ナガエツルノゲイトウ等)の急速な繁茂

保全と活用の好循環形成に向けた将来ビジョン

取組の内容・成果

泥干潟のモニタリング
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泥干潟のモニタリング調査としてトビハゼの巣穴数や幼魚数等を確認

成果

今後保全活動を継続する上での基礎データが収集できた。

特定外来生物分布調査
詳細

Google Photoを活用し河川管理者等と生育場所を共有

成果

ナガエツルノゲイトウやアレチウリの分布を即時共有することで外来種対策の検討に役立った。

泥干潟の生態系の活用・発信
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トビハゼ等の資源活用方策を検討し、清掃・保全イベントの実施や、生態系の紹介動画の制作を実施

成果

今後新たな事業を展開する際の連携先の発掘や、泥干潟の生態系にかかる情報発信を行うことができた。

将来の活動の担い手育成
詳細

インターンシップ生の受入や大学講義との連携

成果

中長期のインターンシップ生や講義と連携したプロジェクト参画を継続受入することで、活動の波及が期待される。

今後の課題・取組方針

  • 上記の活動を継続し、さらに地域で培われてきた里海づくり・海洋教育の知見・ノウハウを継承しながらさらに発展させていく。
  • 活動原資(資金・担い手)を確保するための商品・サービスや仕組みづくりにさらに注力していく必要がある。

実施団体

関東平野を背に東に房総半島、西に三浦に囲まれた半島東京湾。内湾漁業に優れた海で、古くから海苔の養殖などが盛んに行われていました。
現在、東京湾奥部の荒川下流で、希少種であるトビハゼの生息数のモニタリング調査や、ナガエツルノゲイトウをはじめとした干潟環境に悪影響を及ぼす特定外来生物の分布調査、これらに関連付けた参加型のごみ拾い活動などを実施し、泥干潟の保全や河川・海洋ごみの削減や人材育成などを通して、持続的な活動の仕組みを構築しています。