地図中の番号 | 生息生物種 | 生息状況 | 主な出現時期 | 重要性 | その他 | 出典 |
1 | 伊平屋島北西部海岸のオキナワハイネズ群落 | わずか | 年中 | 特定植物群落 D・G | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
2 | 伊江附近の海崖風衝植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
3 | 古宇利島後原のソテツ群落 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D・E | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
4 | 安田のアカテツの海岸林 | 年中 | 特定植物群落 D | 第3回自然環境保全基礎調査 | ||
5 | 塩川のカワツルモ | わずか | 年中 | 特定植物群落 D | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
6 | 東村慶佐次川のマングローブ林 | 多数 | 年中 | 特定植物群落(国指定の天然記念物) D・H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
7 | 恩納村万座毛の海崖植生 | わずか | 年中 | 特定植物群落(県天然記念物) B・C | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
8 | 億首川のマングローブ林 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 B・C・D | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
9 | 冨祖崎のハマジンチョウ並びにメヒルギ群落 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 B・D・G・H | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
10 | 荒崎の隆起サンゴ礁植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D・H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
11 | 阿嘉島北海岸のオキナワハイネズ群落 | 年中 | 特定植物群落 G・H | 第2回自然環境保全基礎調査 | ||
12 | 粟国島のソテツ群落 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D・E・H | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
13 | ウーグ浜のクサトベラーモンパノキ群落 | 年中 | 特定植物群落 D | 第3回自然環境保全基礎調査 | ||
14 | 池間島の湿地植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
15 | 島尻のマングローブ林 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
16 | 前浜のハテルマカズラ群落 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D・H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
17 | 来間島東海岸の海岸林 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
18 | 来間島西側海浜の海浜植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
19 | 東平安名岬のテンノウメなどの風衝植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 G・H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
20 | 石垣島明石海岸のハスノハギリ群落 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D・G・H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
21 | 石垣島御神崎の草地植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
22 | 名蔵川河口域のマングローブ林 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
23 | 北大東島の長幕の植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落(国の天然記念物) B・C・D・H | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
24 | 北大東島の海岸植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 D | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
25 | 南大東島のボロジノニシキソウなどの海浜植生 | 多数 | 年中 | 特定植物群落(国指定天然記念物) B・C | 第2回自然環境保全基礎調査 | |
26 | ヤエヤマヒルギ-オヒルギ群落 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 B・C・D | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | |
27 | ヤエヤマヒルギ群落 | 多数 | 年中 | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | ||
28 | ヤエヤマヒルギ群落 | 多数 | 年中 | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | ||
29 | ヤマプシギ群落,ヤエヤマヒルギ | 多数 | 年中 | 特定植物群落 B・C・D | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | |
30 | メヒルギ群落,ヤエヤマヒルギ-オヒルギ群落 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 B・D | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | |
31 | マングローブ林 | 多数 | 年中 | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | ||
32 | ヒルギダマシ林,ヤエヤマヒルギ林 | 多数 | 年中 | 特定植物群落 C | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | |
33 | 伊良部島・下地島間マングローブ自生地 | 少数 | 年中 | 沖縄県すぐれた自然図 | ||
34 | 竹富島の海岸林 | 少数 | 年中 | 沖縄県すぐれた自然図 | ||
35 | 波照間島の海浜植生 | 少数 | 年中 | 沖縄県すぐれた自然図 | ||
36 | 多良間島地域 (生物種不明) |
多数 | 年中 | 沖縄県すぐれた自然図 | ||
37 | 与那国島久部良岳のビロウ林 | 多数 | 年中 | 沖縄県すぐれた自然図 | ||
38 | 与那国島東海岸の湿地及び低地林 | 多数 | 年中 | 沖縄県すぐれた自然図 | ||
39 | 硫黄鳥島のハチジョウススキ群落 | 3ha | ― |
砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
40 | 伊是名城趾のイワヒバ等の風衝植生 | 6ha | ― |
国内若干地域に分布するが、極めて稀な植物群落または個体群,砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの,乱獲その他の人為の影響によって、当該都道府県内で極端に少なくなるおそれのある植物群落または個体群,その他、学術上重要な植物群落または個体群 | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
41 | 瀬底島北西部海崖のソテツ群落 | 1ha | ― |
砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
42 | 許田のヤエヤマネム群落 | 0.1ha | ― |
国内若干地域に分布するが、極めて稀な植物群落または個体群,比較的普通にみられるものであっても、南限、北限、隔離分布等分布限界になる産地にみられる植物群落または個体群 | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
43 | 大浦御嶽のイタジイ林 | 0.5ha | ― |
郷土景観を代表する植物群落で、特にその群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
44 | 渡名喜島、大岳、大本田原の植生 | 30ha | ― |
比較的普通にみられるものであっても、南限、北限、隔離分布等分布限界になる産地にみられる植物群落または個体群,砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
45 | 座間味島大岳の植生 | 5ha | ― |
郷土景観を代表する植物群落で、特にその群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
46 | 渡嘉敷島赤間山周辺の植生 | 35ha | ― |
郷土景観を代表する植物群落で、特にその群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
47 | 屋良部岳の植生 | 400ha | ― |
原生林もしくはそれに近い自然林 | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
48 | 竹富島南東海岸のハスノハギリ群落 | 不明 | ― |
砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの,その他、学術上重要な植物群落または個体群 | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
49 | 黒島仲本御嶽のハテルマギリ-ハスノハギリ群 | 1ha | ― |
砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの,郷土景観を代表する植物群落で、特にその群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
50 | 南風見岳の植生 | 200ha | ― |
原生林もしくはそれに近い自然林 | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
51 | 波照間島毛原崎のミズガンピ群落 | 5ha | ― |
国内若干地域に分布するが、極めて稀な植物群落または個体群,砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの,その他、学術上重要な植物群落または個体群 | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
52 | 兼城御嶽の御嶽林 | 0.2ha | ― |
郷土景観を代表する植物群落で、特にその群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
53 | イシキナハ御嶽の石灰岩地植生 | 1ha | ― |
砂丘、断崖地、塩沼地、湖沼、河川、湿地、高山、石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの,郷土景観を代表する植物群落で、特にその群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 | |
54 | 平久保半島安良御嶽のハスノハギリ群落 | 0.3ha | ― |
郷土景観を代表する植物群落で、特にその群落の特徴が典型的なもの | 第3回自然環境保全基礎調査 |
地図中の番号 | 生息生物種 | 生息状況 | 主な出現時期 | 重要性 | その他 | 出典 |
1 | リュウキュウガモ | まれな留鳥として琉球諸島(沖縄島、石垣島、西表島、黒島)とされている。比較的新しい情報としては1999年3月11日西表島浦内川で目撃されている。それ以外に観察例がなく、留鳥とは思えない。 | ― | 情報不足(DD)(県ランク) | 沖縄県すぐれた自然図,改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
2 | リュウキュウガモ | まれな留鳥として琉球諸島(沖縄島、石垣島、西表島、黒島)とされている。比較的新しい情報としては1999年3月11日西表島浦内川で目撃されている。それ以外に観察例がなく、留鳥とは思えない。 | ― | 情報不足(DD)(県ランク) | 沖縄県すぐれた自然図,改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
3 | リュウキュウガモ | まれな留鳥として琉球諸島(沖縄島、石垣島、西表島、黒島)とされている。比較的新しい情報としては1999年3月11日西表島浦内川で目撃されている。それ以外に観察例がなく、留鳥とは思えない。 | ― | 情報不足(DD)(県ランク) | 沖縄県すぐれた自然図,改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
4 | クロアシアホウドリ | 沖縄県すぐれた自然図 | ||||
5 | クロアシアホウドリ | 沖縄県すぐれた自然図 | ||||
6 | アカショウビン | 少数 | 第5回自然環境保全基礎調査湿地調査報告書 | |||
7 | リュウキュウガモ | まれな留鳥として琉球諸島(沖縄島、石垣島、西表島、黒島)とされている。比較的新しい情報としては1999年3月11日西表島浦内川で目撃されている。それ以外に観察例がなく、留鳥とは思えない。 | ― | 情報不足(DD)(県ランク) | 沖縄県すぐれた自然図,改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
8 | アマサギ | 少数 | 特殊鳥類等生息環境調査IX | |||
9 | コサギ | 少数 | 特殊鳥類等生息環境調査IX | |||
10 | コサギ | 少数 | 特殊鳥類等生息環境調査IX | |||
11 | サシバ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | 2003-2007年の高の渡り全国ネットワークのデータ,日本野鳥の会の支部報等からの文献データおよび出典事業の現地調査にもとづく | 環境省、2011、鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き |
12 | アカハラダカ | ― | 秋(8-9月) | ― | 2003-2007年の高の渡り全国ネットワークのデータ,日本野鳥の会の支部報等からの文献データおよび出典事業の現地調査にもとづく | 環境省、2011、鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き |
13 | サシバ | ― | 秋(8-9月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | 2003-2007年の高の渡り全国ネットワークのデータ,日本野鳥の会の支部報等からの文献データおよび出典事業の現地調査にもとづく | 環境省、2011、鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き |
14 | ノスリ | ― | 秋(8-9月) | ― | 2003-2007年の高の渡り全国ネットワークのデータ,日本野鳥の会の支部報等からの文献データおよび出典事業の現地調査にもとづく | 環境省、2011、鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き |
15 | ハイタカ | ― | 秋(8-9月) | 準絶滅危惧(NT)(環境省ランク) | 2003-2007年の高の渡り全国ネットワークのデータ,日本野鳥の会の支部報等からの文献データおよび出典事業の現地調査にもとづく | 環境省、2011、鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き |
16 | ツミ | ― | 秋(8-9月) | ― | 2003-2007年の高の渡り全国ネットワークのデータ,日本野鳥の会の支部報等からの文献データおよび出典事業の現地調査にもとづく | 環境省、2011、鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き |
17 | アオアシシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
18 | イソシギ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
19 | キアシシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
20 | キョウジョシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
21 | サルハマシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
22 | シロチドリ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
23 | ソリハシシギ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
24 | ダイゼン | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
25 | タシギ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
26 | チュウシャクシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
27 | ツクシガモ | ― | 冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
28 | トウネン | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
29 | ハマシギ | ― | 冬(12-2月) | 準絶滅危惧(NT)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
30 | ミユビシギ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
31 | ムナグロ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
32 | メダイチドリ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
33 | アオアシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
34 | アカアシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
35 | イソシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
36 | ウズラシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
37 | エリマキシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
38 | オオソリハシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
39 | オオメダイチドリ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
40 | オグロシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
41 | オジロトウネン | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
42 | オバシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
43 | キアシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
44 | キョウジョシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
45 | キリアイ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
46 | クロツラヘラサギ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧IB類(EN)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
47 | コアオアシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
48 | コオバシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
49 | コチドリ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
50 | コバシチドリ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
51 | サルハマシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
52 | シロチドリ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
53 | セイタカシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
54 | ソリハシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
55 | ダイシャクシギ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
56 | ダイゼン | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
57 | タカブシギ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
58 | タシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
59 | チュウシャクシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
60 | トウネン | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
61 | ハマシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 準絶滅危惧(NT)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
62 | ヒバリシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
63 | ホウロクシギ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
64 | ミヤコドリ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
65 | ミユビシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
66 | ムナグロ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
67 | メダイチドリ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
68 | アカアシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
69 | エリマキシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
70 | オオソリハシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
71 | オオハシシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
72 | オオメダイチドリ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
73 | オグロシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
74 | オバシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
75 | クサシギ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
76 | コアオアシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
77 | コシャクシギ | ― | 秋(8-9月) | 絶滅危惧IB類(EN)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
78 | サルハマシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
79 | シベリアオオハシシギ | ― | 春(4-5月) | 情報不足(DD)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
80 | ズグロカモメ | ― | 冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
81 | ソリハシセイタカシギ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
82 | ダイシャクシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
83 | タカブシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
84 | タゲリ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
85 | ハジロコチドリ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
86 | ヒバリシギ | ― | 秋(8-9月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
87 | ホウロクシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
88 | ヨーロッパトウネン | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
89 | アカアシシギ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
90 | キリアイ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
91 | コバシチドリ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
92 | ダイシャクシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
93 | タシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
94 | ツバメチドリ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
95 | ツルシギ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
96 | ヒバリシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
97 | ヘラシギ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧IA類(CR)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
98 | ホウロクシギ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
99 | アカアシシギ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
100 | アカエリヒレアシシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
101 | アメリカウズラシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
102 | ウズラシギ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
103 | エリマキシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
104 | オオソリハシシギ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
105 | オジロトウネン | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
106 | コアオアシシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
107 | ソリハシセイタカシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
108 | ダイゼン | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
109 | ツバメチドリ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
110 | ハジロコチドリ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
111 | ホウロクシギ | ― | 秋(8-9月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
112 | ヨーロッパトウネン | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
113 | オオジシギ | ― | 秋(8-9月) | 準絶滅危惧(NT)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
114 | クサシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
115 | コキアシシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
116 | コシャクシギ | ― | 春(4-5月) | 絶滅危惧IB類(EN)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
117 | セイタカシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
118 | ソリハシセイタカシギ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
119 | タシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
120 | ハジロコチドリ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
121 | ハリオシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
122 | ヘラサギ | ― | 冬(12-2月) | 情報不足(DD)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
123 | メリケンキアシシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
124 | ヤマシギ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
125 | ヨーロッパトウネン | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
126 | ウズラシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
127 | エリマキシギ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
128 | オオハシシギ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
129 | オジロトウネン | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
130 | キアシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
131 | キョウジョシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
132 | クサシギ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
133 | クロツラヘラサギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | 絶滅危惧IB類(EN)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
134 | トウネン | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
135 | イカルチドリ | ― | 春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
136 | キリアイ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
137 | クサシギ | ― | 春(4-5月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
138 | コシャクシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月) | 絶滅危惧IB類(EN)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
139 | サルハマシギ | ― | 冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
140 | ソリハシシギ | ― | 秋(8-9月),春(4-5月),冬(12-2月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
141 | ツバメチドリ | ― | 秋(8-9月) | 絶滅危惧II類(VU)(環境省ランク) | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
142 | ヒバリシギ | ― | 秋(8-9月) | ― | ― | モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査(2004/05春期~2011/12秋期) |
地図に記載なし | ||||||
ダイトウコノハズク | 南北大東島に分布する。人間の経済活動の拡大に伴って、生息地となる森林面積が減少し、個体数は減少していることが考えられる。最近北大東島からの確認記録が見られない。 | ― | 絶滅危惧IA類(CR)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
オリイコゲラ | 本亜種は、最も南に位置するコゲラの亜種で、県固有亜種である。分布域は極めて局所的で、西表島に留鳥として生息する。 | 留鳥 | ― | 絶滅危惧IB類(EN)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
オオミズナギドリ | 八重山諸島仲ノ神島、尖閣諸島南小島と黄尾嶼で繁殖することが知られている。生息数の詳細は明らかでない。仲ノ神島では斜面や頂上部の草地に巣穴を堀り繁殖しているが、矮性化したガジュマル群落の下や、海岸転石帯の岩の累積した隙間に露出して直接営巣産下する個体もいる。 | ― | 絶滅危惧II類(VU)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
ムラサキサギ | 西表島、石垣島では留鳥。宮古島では冬鳥、沖縄本島以北では迷鳥として全国に記録がある。西表島、石垣島の広い湿地に見られるが数は少ない。 | ― | 絶滅危惧II類(VU)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
タマシギ | 沖縄島(繁殖)・西表島・与那国島に留鳥として分布するが、個体数はさほど多くはなく、観察される機会は少ない。湿地や水田地域などに生息するが、個体数はさほど多くはない。1986年8月に金武町並里、2001年9月に大宜味村で繁殖例があるが、局所的である。 | 留鳥 | ― | 絶滅危惧II類(VU)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
リュウキュウキビタキ | 清棲(1952)は奄美大島と県内沖縄島北部産をアマミキビタキ(F.n.o.)、八重山産をリュウキュウキビタキ(F.n.o.)として扱っている。しかしながら黒田(1980)及び日本鳥学会(1974)は屋久島・奄美諸島・琉球諸島産をまとめてリュウキュウキビタキとしており、亜種の区分に混乱が見られる。今回は暫定的に日本鳥学会(1974)にしたがって、県内で留鳥として生息する亜種をリュウキュウキビタキとして扱った。本亜種の生息地とされている沖縄北部では花輪ら(1989)、比嘉((1993)、嵩原(1993)などによって少数ながら確認記録が見られる。その出現地はまとまった森林地域と一致しているので森林依存性は高いものと思われる。また西表島での観察記録がある。(八重山野鳥の会、1984)。 | ― | 絶滅危惧II類(VU)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
シラオネッタイチョウ | 八重山諸島仲ノ神島周辺に、夏季、稀に飛来する。観察例はほとんどが1羽であり、アカオネッタイチョウよりはるかに飛来数は少ない。日本での繁殖記録はない。 | ― | 絶滅危惧II類(VU)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
カイツブリ | 県内各地のダムや池、河川などの淡水域で少数が生息し繁殖している。冬期は渡来するのも見られ海岸や河口で見られることもある。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
カツオドリ | 沖縄県では、八重山諸島仲ノ神島と尖閣諸島の北小島・南小島・黄尾嶼で繁殖する。仲ノ神島の繁殖個体数は1980年代に200番い前後であったが、最近では350-400番いにまで増加傾向を示している。尖閣諸島の正確な生息数は不明だが、仲ノ神島よりはるかに多く、数千羽は生息していると推定されている。 | 仲ノ神島は天然記念物。 | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
リュウキュウヨシゴイ | 国内では琉球列島に生息し繁殖するサギで、県内各地の水田や河川沿い、湿地などで見られるが群れをつくらない。研究、調査されたことがなく、詳しい生態や分布個体数は不明。近年コンクリートによる河川改修や水田の減少は生息への大きな脅威になりつつある。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
ミフウズラ | 薩南諸島から琉球列島に生息している。比較的乾いた荒れ地や農耕地に生息するが、群れを造ることはない。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
リュウキュウヒクイナ | 県内各地の湿地や河川沿いなどで生息し繁殖している固有亜種。数は少なく見られる機会もまれ。生態的な調査研究等されたことがなく、詳しい生態や分布個体数は不明。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
ツルクイナ | 本種は沖縄島周辺では渡り鳥として冬期に水田や河川沿いなどで見られることがあるが少ない。西表島と石垣島では毎年観察はされている。石垣島で繁殖の確認例があるが、その生態はよくわかっていない。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
オオバン | 冬期に池やダム、河川などに1-2羽と少ないが各地に不定期に渡来し越冬する。全身黒っぽい体で嘴上の白い額がよく目立つ。県内での繁殖例はない。類似種のバンとは額板の色で区別できる。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
シロチドリ | 県内の海岸砂地や、埋め立て地の荒れ地などで少数が生息し繁殖している。冬期には渡来するのもあり数は多くなる。留鳥として生息しているものについては、固有亜種の可能性も含め十分な調査の必要性がある。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
マミジロアジサシ | 八重山諸島の仲ノ神島、宮古諸島のフデ岩やパナリ岩礁で繁殖する。また1972年7月に尖閣諸島赤尾嶼で約1000羽の本種が観察されており、その後も1984年8月、1991年5月に北小島の海岸断崖部や沿岸で観察されているので繁殖している可能性がある。八重山諸島仲ノ神島では、同島の主要な営巣地である周囲の海岸転石帯で約980-1650羽が計数され、斜面や頂上部に生息する個体を加えても2000羽以下と推定されている。また宮古諸島宮古島のフデ岩とパナリ岩礁では多くても120-430羽と推定されている。繁殖番い数について詳細な報告はないが、仲ノ神島では1繁殖期に200-300羽の巣立ち幼鳥が計数されている。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
セグロアジサシ | 仲ノ神島では1980年まで、主に外国漁船によるセグロアジサシの卵採取が頻繁に行われ、メインコロニーの形成される場所も一定せず、海岸潮干帯上部の草地、綾線や鞍部等、10ヶ所以上の小さなサブコロニーが形成されていた。2003年に初めて全てのサブコロニーが消失し、島の中央上部の平坦地にメインコロニーだけが形成された。2004年には、さらにメインコロニーが拡大する傾向が観られた。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
クロアジサシ | 尖閣諸島北小島・南小島と八重山諸島仲ノ神島、宮古島沿岸の岩礁で繁殖する。正確な生息数は不明。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
リュウキュウコノハズク | 奄美大島以南の南西諸島の常緑広葉樹林に留鳥として生息している。森林性の強いフクロウで、沖縄島では北部の山林に生息する。 | 留鳥 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
リュウキュウアオバズク | 本土では夏鳥として渡来するが、県内では留鳥として一年中生息。 | 夏鳥 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
ヒメアマツバメ | 沖縄島北部や石垣島で少数が繁殖しているが、継続した観察、報告例がない。建造物の軒やスラブ下に半円筒状の羽毛や泥を丸めた巣をつくりコロニーを形成することもある。春と秋の渡りの時期には複数の群を観察することもある。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
カワセミ | 県内各地の河川や池、ダムなどに留鳥として生息、繁殖するが少ない。魚を餌として生活しているが、川などの汚染や営巣場所となる河岸の土壁が河川改修などにより減少し、個体数は減少しているものと考えられている。 | 留鳥 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
リュウキュウアカショウビン | トカラ列島、奄美諸島、琉球諸島に夏鳥として渡来する。西表島では夏期普通に見られるが他の島では数が少ない。 | 夏鳥 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
ヤツガシラ | 旅鳥として県内各地を春と秋に通過する。特に春は八重山諸島や慶良間諸島、久米島、沖縄島北部の国頭村内などでの確認例が多い。 | 旅鳥 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
リュウキュウコゲラ | 沖縄島と屋我地島に留鳥として生息する県固有亜種である。沖縄島中部から北部の常緑広葉樹林を中心に生息するが、住宅地近くでも観察される。戦前は南部まで生息していたといわれているが、山林の焼失や開発による都市化で生息面積が減少している。 | 留鳥 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
リュウキュウサンショウクイ | 沖縄本島及び周辺の島々と八重山諸島の森林域に留鳥として生息している。森林地域を主な生息地とするが、沖縄島では緑地の比較的多い市街地でも生息し、住宅地における繁殖例が知られている。 | 留鳥 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | |
ヤエヤマシロガシラ | 与那国島で採取され、後頭部の白色が少ない(シロエリシロガシラを称している)が、生息地とされる八重山地方も含めて後頭部の白色部が大きいものも見られ、別亜種のタイワンシロガシラとの区別を疑問視する向きもある。1976年沖縄本島で確認され、その後勢力を拡大しているのは、後頭部の白色の大きくて胸部のバフも薄いことから、別亜種のタイワンシロガシラと考えられている。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
アマミヤマガラ | 奄美大島から沖縄島にかけて留鳥として生息する日本固有亜種で、県内では本当中部から北部のシイ林を中心とした林に生息しており市街地では見られない。戦前は南部まで生息していたといわれているが、山林の焼失や開発による都市化で生息面積が減少している。 | ― | 準絶滅危惧(NT)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
ダイトウカイツブリ | 大東諸島に分布する固有の亜種である。池沼地域に生息する。 | ― | 絶滅のおそれのある地域個体群(大東諸島)(LP)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
ダイトウヒヨドリ | 大東諸島に生息する固有亜種で、大東諸島の森林地域に生息する。 | ― | 絶滅のおそれのある地域個体群(大東諸島)(LP)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
イシガキシジュウカラ | 八重山諸島(西表島、石垣島)。常緑広葉樹、海岸林、集落周辺でも繁殖する。 | ― | 絶滅のおそれのある地域個体群(石垣島、西表島)(LP)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
ダイトウメジロ | 大東諸島に生息する固有亜種で、大東諸島では数は少ないが、生息域が小さいことから生息環境の変化は、そのまま個体数の増減に大きく影響しやすいことが考えられる。 | ― | 絶滅のおそれのある地域個体群(大東諸島)(LP)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) | ||
リュウキュウサンコウチョウ | ― | 情報不足(DD)(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)レッドデータおきなわ(2005年) |
対象無し
地図中の番号 | 生息生物種 | 生息状況 | 主な出現時期 | 重要性 | その他 | 出典 |
1 | トカゲモドキ | 沖縄県すぐれた自然図 |
地図中の番号 | 生息生物種 | 生息状況 | 主な出現時期 | 重要性 | その他 | 出典 |
ゼブラアナゴ | 水深1~2mの海草藻場周辺の砂底に生息し、砂底に直立した状態で群生し、体の後半部を砂中に、前半部を露出させてプランクトンを食べる極めて特異な生態を持つ。知られている限り、国内では西表島沿岸の1箇所のみに分布する。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
チンヨウジウオ | 国内ではこれまでに10以下の観察例しかなく、西表島沿岸では水深6~23mのサンゴ礁域に生息する。国内では西表島沿岸のみから記録されている。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
タマカイ | サンゴ礁域の外側斜面で、崖状または洞窟状になった所で観察される。国内では沖縄島以南の琉球列島、和歌山県、伊豆・小笠原諸島から知られている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
メガネモチノウオ | 水深1~60mまでのサンゴ礁域。幼魚は生きた枝状ミドリイシ属サンゴの豊富な所、成魚はサンゴ礁の外側斜面や水路部に見られる。成魚は奄美大島以南の琉球列島、幼魚は紀伊半島以南の南日本各地から記録がある。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カンムリブダイ | 幼魚は礁湖(池)内に見られるが、成魚は外洋に面した水深30mまでのサンゴ礁外側斜面や水路部に生息する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オキナワキチヌ | 本種は国内では沖縄島の内湾にのみ見られる。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ミミズハゼ | 通常は河川淡水域下流部に生息する。12~3月に河川感潮域に移動して産卵する。孵化仔魚は川を流下し、周辺海域で約1ヵ月の浮遊仔魚期を過ごすと考えられる。標準体長約10~12 mmで稚魚となり着底する。沖縄県内では沖縄島、石垣島、西表島に分布する。 | 12~3月(産卵期) | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
タメトモハゼ近縁種 | 両側回遊型の生活史を持つものと考えられるが、産卵期は不明である。沖縄県内では沖縄島、宮古島、西表島に生息している。琉球列島内では、奄美大島からも報告がある。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- |
地図中の番号 | 生息生物種 | 生息状況 | 主な出現時期 | 重要性 | その他 | 出典 |
1 | イトコガイ科 | 特殊鳥類等生息環境調査VII | ||||
2 | イボウミニナ帯 | 特殊鳥類等生息環境調査VII | ||||
3 | スピオ科 | 春 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | |||
4 | アオサ | 夏 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | |||
5 | サンゴガキ | 内湾域や海草藻場付近の礫砂底を生息場所としている。沖縄島東海岸(大浦湾、辺野古、久志、億首川河口沖、泡瀬)から特徴的に見出される。辺野古海域が分布中心域となっているが、生息密度は低く、個体数も少ない。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
6 | ヒナキンチャク | 海草藻場の表面に横たわって生息している。沖縄県内における生息域は、沖縄島東岸の金武湾海中道路周辺と中城湾泡瀬干潟の2地域しか知られていない。このうち、海中道路では、1990年代後半以降、生貝が確認されていない。また、泡瀬干潟では、2001年度までは、海草藻場に生貝や新鮮な死殻が散見されたが、2002年夏以降、生貝は見られなくなり、新鮮な死殻もほとんど見られなくなった。これらの地域と貝類相のよく似た辺野古周辺の海草藻場にも生息している可能性がある。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
7 | モモイロサギガイ | 河口干潟の泥底にオキシジミと同所的に見られる。日本では奄美大島と沖縄島のみに分布する。沖縄島における生息地は、漫湖、比謝川河口、大井川河口の3ヶ所のみである。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
8 | ナノハナガイ | 内湾域の海草藻場低潮帯~潮下帯の粗砂泥底を生息場所とする。近年の調査で生貝が見出されたのは、泡瀬干潟のみ。屋我地島済井出、久米島泊、石垣島名蔵湾などでは、比較的新しい死殻が見出される。名護市久志周辺の海域では、古い死殻を残すのみで、消滅寸前か消滅したと思われる。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
9 | ダンダラマテガイ | 内湾砂質干潟の低潮帯域に深く潜って生息している。近年の沖縄島東岸からの記録により、琉球列島まで分布域の及ぶことが示された。沖縄島における本種の生息地は、中城湾佐敷干潟、金武湾海中道路北側、大浦湾二見干潟の3ヶ所に局限される。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
10 | オフクマスオ | 河口干潟の河口水路周辺の砂泥底に深く潜って生息している。沖縄県内における生息地は、沖縄島塩屋湾(大保大川河口)および大浦湾二見干潟、石垣島名蔵、西表島仲良川河口の4地点のみである。いずれの生息地でも生息範囲はわずか数十mと非常に狭く、生息密度も低い。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
11 | コオキナガイ | 内湾奥泥質干潟の中潮帯泥砂底に浅く潜っている。琉球列島では、沖縄島の中城湾のみから知られている。沖縄島における本種の生息地は、中城湾川田干潟と泡瀬干潟(比屋根湿地地先)および佐敷干潟の3地点のみである。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
12 | ウチワガイ | 海草藻場の間のサンゴ礫底を主な生息場所としている。沖縄県内における生息確認地点(1990~2003年)は、金武湾海中道路周辺、中城湾(泡瀬干潟、久場崎、浜)の4地点となっている。このうち、最大の生息地である泡瀬干潟では、海草藻場帯の沖側(低潮帯下部~潮下帯)において、約20haの範囲に最大約15個体/m2の密度で個体群が形成されている。なお、本種は、リーフ外からも浚渫などにより古い死殻が得られることがあるが、生息状況は不明である。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
13 | ヌバタママクラ | 内湾中潮帯の滲出水(陸水)のある礫混じり砂泥底に生息する。日本国内では、奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島に極めて局所的に分布するにすぎない。沖縄県内における生息地は、屋我地島南岸(羽地内海)、石垣島名蔵、西表島船浦および仲良川河口の4地点のみとなっている。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
14 | ハートガイ | 大規模で安定した海草藻場にしか見られず、海草藻場帯のくぼみに形成されている砂底に浅く潜っている。海草群落の中に転がっている個体も見られる。日本国内では奄美大島と沖縄島に局所的に見られるのみである。沖縄県内における記録は、沖縄島東海岸に限られる。主な生息地は、金武湾海中道路周辺および中城湾泡瀬干潟の海草藻場で、このうち海中道路周辺では、近年はほとんど見出されな くなっている。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
15 | トウカイタママキ | 内湾低潮帯~潮下帯の砂底域を生息場所とする。屋久島、種子島、奄美大島、沖縄島に分布し、沖縄県内における生息域は、沖縄島大浦湾および中城湾泡瀬干潟に限られる。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
16 | トガリユウシオガイ | 内湾奥の河口付近の中潮帯砂泥~泥砂底にイチョウシラトリやオキシジミと同所的に生息している。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、西表島に分布するが、生息域は局限される。沖縄県内において1990~2003年にかけて生息が確認された地点は、汀間川河口、羽地内海(我部井、呉我、仲尾次)、塩屋湾(大保大川河口)、大浦湾(二見)、中城湾(川田、泡瀬、佐敷)、西表島西部(船浦、仲良川河口、クイラ川河口)の12ヶ所の干潟である。このうち、沖縄島の3地点(大浦湾二見、泡瀬、佐敷)での生息範囲は比較的広い(1~3ha)が、その他の地点では、数十m程度と非常に狭い。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
17 | Psammotaea inflata | 河川感潮域の礫砂底に深く潜って生息している。琉球列島における生息地は、奄美大島1ヶ所、沖縄島10ヶ所の計11ヶ所となっている。沖縄島において1993~2003年にかけて生息が確認された地点は、田嘉里川、羽地大川、湧川、大井川、大浦川、久志大川、志嘉座川、美留川、長浜川、比謝川の10河川の河口である。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
18 | ジャングサマテガイ | 海草藻場帯の粗砂泥~サンゴ礫まじりの砂泥底に生息する。沖縄島における分布は、金武湾および中城湾に局限される。琉球列島における生息地は、金武湾屋慶名(海中道路周辺)、中城湾泡瀬、中城湾佐敷の3干潟のみである。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
19 | マテガイ | 干潟低潮帯の砂底~砂泥底にやや深く潜って生息する。琉球列島においては、沖縄島羽地内海および塩屋湾のみに分布している。1993~2003年までに確認された生息地は、羽地内海の呉我と饒平名および塩屋湾南岸の3干潟のみである。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
20 | マテガイの一種 | 内湾低潮帯~潮下帯の淘汰の良い細砂底を生息場所とする。ごく限られた地域でのみ生息が確認されており、1990年以降に記録された地点は、沖縄島大浦湾、金武湾海中道路周辺、西表島浦内川河口トゥドゥマリ浜および仲良川河口沖の4ヶ所となっている。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
21 | リュウキュウアサリ | 海草藻場のサンゴ礫砂底を主な生息場所としている。琉球列島においては、奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、久米島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島に分布する。沖縄県内における生息確認地点(1990~2004年)は、済井出(屋我地島)、饒平名、久志、屋嘉田潟原、宇座(読谷村)、屋慶名(海中道路)、中城湾川田沖、泡瀬干潟、久場崎、宇地泊(宜野湾市)、大嶺(那覇市)、与根(豊見城市)、久米島泊、宮古島久貝、伊良部島佐和田、石垣島崎枝、名蔵、新川、西表島仲間崎である。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
22 | シラオガイ | 沖縄島においては干潟低潮帯の細砂底および海草藻場帯を生息環境としている。琉球列島における分布は、沖縄島東海岸の内湾域と南部西海岸(那覇市)のみに局限される。1990~2003年にかけて生息が確認された地点は、大浦湾、久志(名護市)、金武湾屋慶名(海中道路周辺)、中城湾泡瀬、中城湾佐敷、与根、瀬長の7ヶ所の干潟である。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
23 | オキシジミ | 河川の流入する内湾干潟の中潮帯泥砂~砂泥底を生息場所としている。琉球列島では、沖縄島のみに隔離分布する。沖縄県内におけるオキシジミの生息確認地点(1990~2004年)は、塩屋湾大保大川河口、羽地内海(我部井、呉我、饒平名)、大井川河口、中城湾(川田、泡瀬干潟、佐敷干潟)、豊見城与根、那覇市具志、漫湖、比謝川河口である。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
24 | ソトオリガイ | 内湾奥の中潮帯砂泥底に浅く潜って生息している。琉球列島においては、近年になって奄美大島北部と沖縄島北部に分布域を形成することが明らかにされた。沖縄県内における分布域は、羽地内海と塩屋湾のみに局限される。これらの地域における生息地は、羽地内海の饒平名(屋我地島)と呉我および塩屋湾大保大川河口周辺の3地点のみとなっている。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
25 | イソマイマイの一種 | 砂干潟の中潮帯~低潮帯においてタテジマユムシの生息孔から数個体ずつ見出されるため、タテジマユムシと共生関係にあると考えられる。沖縄島羽地内海の2干潟(饒平名、仲尾次)のみから記録されている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
26 | ネコガイ | やや開放的な大規模干潟のアマモ場に生息する。沖縄全域に分布する。泡瀬干潟、今帰仁村沿岸等沖縄島の干潟では少ないながら生息が確認されているが、糸満等西海岸を中心に沿岸埋め立てにより、著しく生息場所が減少した。石垣島・西表島でも、赤土沈積などの底質悪化で生息数は著しく減少している。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
27 | ナマリレイシダマシ | 内湾干潟低潮帯の沈木などの下に付着して生息している。分布北限にあたる琉球列島においては、奄美大島焼内湾と沖縄島羽地内海および塩屋湾のみから見出されている。沖縄県内における生息確認地点(1994~2003年)は、羽地内海饒平名、呉我、塩屋湾南岸の3地点のみとなっている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
28 | ヒメオリイレムシロ | 内湾干潟の湾口域低潮帯において、河川や滲出水などの陸水の影響下にある砂底、粗砂泥底、サンゴ礫まじり粗砂泥底を生息場所としている。分布北限にあたる琉球列島においては、奄美大島、加計呂間島、沖縄島、宮古島、石垣島、西表島に分布する。沖縄県内における生息確認地点(1998~2003年)は、久志、屋慶名(金武湾)、泡瀬干潟、佐敷干潟、与根干潟、港川(浦添市)、宮古島大浦湾、宮古島与那覇湾、石垣島名蔵、西表島ゲータ川河口の10地点となっている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
29 | ハボウキガイ | 内湾干潟の低潮帯から潮下帯にかけての粗砂泥底に突き刺さるようにして生息している。中城湾および金武湾では、海草藻場帯を生息場所としている。沖縄県内における生息地は、羽地内海(我部井~呉我、屋我地島南岸)、金武湾海中道路周辺、中城湾(泡瀬干潟、久場崎)の5ヶ所となっている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
30 | ユキミノガイ(オオユキミノ) | 内湾域を中心に生息域を形成し、海草藻場に多い。沖縄県内において1998~2003年にかけて生息が確認された地点は、大浦湾、久志、羽地内海饒平名、泡瀬干潟、宮古島与那覇湾久貝、石垣島名蔵湾、西表島ゲータ川河口沖である。このうち饒平名と泡瀬干潟では、比較的普通に見出されるが、他の地域では稀である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
31 | カゴガイ | 礁池の海草藻場砂底とリーフ外の砂底を生息環境としている。潮間帯域では、泡瀬干潟のような大規模かつ安定した海草藻場でしか見出されない。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、宮古島、石垣島に分布する。1995~2004年にかけて沖縄県内において生息が確認された地点は、沖縄市泡瀬干潟、那覇市大嶺、那覇市チービシ沖、宮古島久松、石垣島名蔵湾の5地点であるが、リーフ外における生息状況は不明である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
32 | リュウキュウアリソガイ | 内湾域の低潮帯砂底~粗砂底を生息場所とし、海草藻場からも見出される。沖縄島を分布北限とし、琉球列島においては、沖縄島、石垣島、西表島の内湾域に不連続に分布する。1990~2003年にかけての調査により、沖縄県内13ヵ所から生息が確認された。このうち、まとまった個体数が確認されたのは、饒平名(羽地内海)、泡瀬干潟、与那原海岸、佐敷干潟、石垣島名蔵、西表島仲良川河口の6ヶ所である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
33 | カモジガイ | 内湾や河口水路の低潮帯~潮下帯にかけての粗砂底~礫砂底を生息場所とする。琉球列島においては、沖縄島、石垣島、西表島の内湾域に分布が局限される。沖縄県内における生息地は、沖縄島羽地内海沿岸および石垣島名蔵湾周辺、西表島仲間川河口、船浦の4地域で、このうち名蔵湾周辺と仲間川河口では、近年は古い死殻しか見出されない。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
34 | トンガリベニガイ | 内湾域低潮帯~潮下帯において、粒径の均一に淘汰されたしまりのある砂底域に殻をやや斜めにして潜っている。琉球列島における分布は非常に局所的で、奄美大島と沖縄島の数ヶ所から記録されているにすぎない。沖縄島において1993~2003年にかけて生息が確認された地点は、大浦湾、泡瀬干潟、名護湾許田の3ヶ所となっている。また、金武湾の浚渫泥からも新しい死殻が得られている。このうち、大浦湾では、安定的に個体群が形成されている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
35 | ダイミョウガイ | 底質の安定した大規模な海草藻場の粗砂泥底に深く潜って生息している。奄美大島、沖縄島、座間味島、伊良部島、石垣島、西表島に分布する。1998~2003年にかけての調査により沖縄県内13ヵ所から生息が確認された。このうち、まとまった個体数の見られた生息地は、饒平名(羽地内海)と泡瀬干潟の2箇所で、この2箇所以外の産地では、稀にしか見出されない。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
36 | ヒラザクラ | 干潟の低潮帯~潮下帯の砂底~細砂底を生息場所とし、海草藻場帯のウミヒルモの生育する部位から見出されることが多い。沖縄県内における生息確認地点(1998~2004年)は、羽地内海饒平名、屋嘉田潟原、泡瀬干潟、宮古島大浦湾、石垣島新川、西表島仲良川河口の6地点となっている。このうち、仲良川河口では、比較的普通に見られ)が、その他の生息地では、稀にしか見出されない。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
37 | ヒラセザクラ | 海草藻場(低潮帯~潮下帯)の安定した(しまりのある)粗砂泥底、サンゴ礫まじり砂泥底を生息場所とする。琉球列島においては奄美大島、沖縄島、宮古島、西表島に分布する。1998~2003年にかけての調査により沖縄県内8ヶ所から生息が確認された。このうち、泡瀬干潟では、まとまった個体数が確認されたが、他の地域では1~数個体見出されたのみ。潮下帯における生息状況は不明である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
38 | Gari sp. | 内湾域低潮帯上部~下部の粗砂泥~礫まじり砂泥底を生息場所とし、ウミジグサの優占する海草藻場帯から見出されることが多い。奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島に分布する。1998~2003年にかけての調査により沖縄県内10ヶ所から生息が確認された。このうち、羽地内海饒平名と泡瀬干潟では、比較的普通に見出されたが、その他の地点での産出は稀。いずれの生息地でも生息範囲は狭い。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
39 | ホソズングリアゲマキ | 内湾干潟低潮帯の粗砂泥底に深く潜って生息している。泡瀬干潟では海草藻場帯に生息域がある。琉球列島では奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、西表島に分布する。沖縄県内における生息確認地点(1998~2003年)は、羽地内海饒平名、大浦湾、泡瀬干潟、西表島仲良川河口の4地点となっている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
40 | リュウキュウマテガイ | 潮通しのよい大規模な海草藻場を生息場所とする。琉球列島においては沖縄島のみから見出されている。沖縄島恩納村沿岸と泡瀬干潟から見出されるが、産出は稀である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
41 | フジイロハマグリ | 内湾域潮下帯の安定した砂底域を生息場所としている。琉球列島における分布域は、沖縄島金武湾などの特定の地域に限られる。沖縄県内における生息確認地点は、金武湾湾口部(平安座島沖)および中城湾泡瀬干潟の2地域。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
42 | カミブスマ | 内湾干潟において低潮帯~潮下帯のしまりのある安定した粗砂泥底を生息場所としている。琉球列島では奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、石垣島、西表島に分布する。沖縄県内における生息確認地点(1990~2003年)は、羽地内海饒平名、与根干潟(豊見城市)、大浦川河口、石垣島新川川河口、西表島仲良川河口の5地点となっている。以上の生息地のうち、饒平名干潟以外の産地では、極めて稀にしか見出されない。なお、本種は、中城湾熱田沖の浚渫砂泥中から多数の死殻が見出されていることから、内湾域の潮下帯にも生息域を形成していると考え | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
43 | ウスカガミ | 湾口部に形成される海草藻場の粗砂~サンゴ礫砂底に低い密度で生息する。琉球列島では奄美大島と沖縄島に分布する。1992~2003年にかけて、中城湾浜、泡瀬干潟、大嶺(那覇市)において生息が確認された。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
44 | ツキカガミ | 河口干潟中潮帯の安定した砂泥底域を生息場所としている。西表島を北限とし、沖縄県内における生息確認地点(1990~2003年)は、西表島ゲータ川河口、船浦、浦内川河口、仲良川河口の4地点となっている。船浦とゲータ川河口干潟では1個体が確認されたのみである。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
45 | コヅツガイ | 内湾干潟低潮帯の安定した粗砂泥底に個体群を形成する。琉球列島では沖縄島のみから記録されている。沖縄県内におけるコヅツガイの生息確認地点(1990~2003年)は、羽地内海の饒平名と呉我および大浦湾大浦川河口沖の3ヶ所。饒平名と呉我では多く見られたが、生息範囲は低潮帯上部の狭い範囲に限られる。大浦湾では1個体確認されたのみ。なお、中城湾の浚渫泥中からも古い死殻が多数見出されたことから、生息している可能性がある。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
46 | ヒメケハダヒザラガイ | 内湾域中潮帯の転石帯を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島と沖縄島(分布南限)に分布する。沖縄島では、塩屋湾口(塩屋~安根)、羽地内海、大井川河口、金武湾(昆布)に不連続に生息地がある。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
47 | ミツカドカニモリ | マングローブを伴う干潟中潮帯の礫底やヒルギの根元を生息場所とする。琉球列島における分布域は、沖縄島、宮古島、伊良部島、西表島に不連続かつ局所的である。沖縄島3ヶ所(羽地内海饒平名・呉我・大浦湾二見)、宮古諸島3ヶ所(島尻、与那覇湾・国仲入江)、西表島6ヶ所(仲間川河口・船浦など)に個体群が形成されている。いずれの生息地でも生息範囲が狭い。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
48 | タマキビ | 高潮帯の転石や護岸などに群生する。琉球列島における分布は沖縄島羽地内海および塩屋湾に局限される。羽地内海では仲尾次~呉我、塩屋湾では大保川河口付近が生息域の中心となっている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
49 | ウミゴマツボの一種 | 河口付近の干潟泥底を生息場所とする。琉球列島からは沖縄島のみから知られている。沖縄島における生息地は、漫湖、中城湾の佐敷干潟と川田干潟、羽地内海の呉我干潟の4箇所となっている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
50 | リュウキュウサルボウ | 海草藻場の発達する低潮帯~潮下帯のサンゴ砂礫底を生息場所とする。沖縄県内における分布域は、沖縄島、座間味島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島に分布する。なかでも、中城湾泡瀬干潟、金武湾海中道路周辺、宮古島大浦湾の海草藻場には、大きな個体群が維持されており、盛んに採捕されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
51 | ワシノハガイ | 内湾低潮帯~潮下帯の死サンゴ塊に足糸で付着している。海草藻場から見出されることが多い。琉球列島においては、沖縄島金武湾および中城湾周辺海域に生息域が限定される。特に、金武湾海中道路周辺と泡瀬干潟に生息域の中心があるが、これらの地域では養浜および埋め立て工事が進行している。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
52 | ソメワケグリ | 低潮帯~潮下帯のサンゴ砂~サンゴ礫底を生息場所とする。沖縄県内における分布域は、沖縄島、久米島、伊良部島、石垣島、西表島。沖縄島の泡瀬干潟と大嶺干潟(那覇市)に最大級の個体群が維持されているが、埋め立て計画が進行している。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
53 | ホソスジヒバリガイ | 内湾域の海草藻場(低潮帯~潮下帯)の粗砂泥底を生息場所とする。沖縄県内では、沖縄島、宮古島、石垣島の内湾域に不連続に分布する。個体群サイズの大きい産地は、羽地内海饒平名、金武湾海中道路周辺、中城湾泡瀬干潟、宮古島大浦湾の4地点である。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
54 | シワツキガイ | マングローブ林辺縁部のヤエヤマヒルギの根元を生息場所とし、ヒルギの細根の絡まった砂泥底に深く埋在している。琉球列島においては、石垣島と西表島のみに北限の個体群として分布する。生息地は、石垣島1ヶ所(名蔵アンパル)、西表島4ヶ所(東部~北部)の計5ヶ所のみ。いずれの生息地でも個体群サイズは小さい。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
55 | チヂミウメノハナ | 海草藻場の粗砂底または粗砂泥底に生息する。沖縄島、宮古島、石垣島、西表島に分布する。泡瀬干潟、屋嘉田潟原、宮古島与那覇湾には、大きな個体群が見られる。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
56 | エマイボタン | 内湾域の低潮帯~潮下帯の粗砂泥底を生息場所とし、海草藻場からも見出される。琉球列島においては、奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島に分布。沖縄島羽地内海と泡瀬干潟では、まとまった個体数で生息している。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
57 | インドアオイ | 開放的な海域のサンゴ礫砂底に表在するが、産出は稀である。沖縄島泡瀬干潟、久米島真泊、石垣島崎枝などから生息が確認されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
58 | ユキガイ | 内湾域の低潮帯~潮下帯にかけての粗砂泥底を生息場所とする。奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島に不連続に分布する。泡瀬干潟と羽地内海では比較的普通に見出される。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
59 | コニッコウガイ | 礁池の海草藻場帯のサンゴ砂底~サンゴ礫砂底を生息環境とする。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、久米島、伊良部島、石垣島と広範囲に分布する。産地は少なくないが、生息密度は低く、複数個体が見出されることは稀である。屋嘉田潟原と泡瀬干潟では、比較的普通に見られる。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
60 | ミガキヒメザラ | 内湾域や河口沖に形成されたウミヒルモなどからなる海草藻場のしまりのある細砂底を主な生息環境としている。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島に分布する。沖縄島大浦湾と西表島仲良川河口では比較的普通に見られる | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
61 | トゲウネガイ | 大規模な海草藻場の安定した砂底を生息場所としている。琉球列島においては、沖縄島から生息が確認されている。1997年以降の調査では、大嶺(那覇市)と泡瀬干潟の2ヶ所から生息が確認されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
62 | ネコジタザラ | 内湾湾口部の海草藻場周辺(低潮帯~潮下帯)のサンゴ礫砂底を生息場所とする。古い死殻の見出される地域は多いが、生貝や新鮮な死殻が見られるのは沖縄島泡瀬干潟や宮古島与那覇湾など数ヶ所に限られている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
63 | ハスメヨシガイ | 低潮帯~潮下帯の粗砂底~サンゴ礫砂底を生息場所とし、海草藻場から見出されることが多い。奄美大島以南、沖縄島、石垣島に分布する。。生息地、個体数ともに少ないが、沖縄島泡瀬干潟の海草藻場では、唯一まとまった個体数が見出されている。浦添市港川地先の海草藻場でも毎回見出される。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
64 | ハザクラ | 陸水に直接晒される部位に生息する。特に、河口干潟において、河口水路周辺の砂礫底にまとまった個体群が形成される。沖縄県内における分布域は、沖縄島、久米島、石垣島、西表島と広範囲に及ぶが、産地は少なく不連続である。大保大川河口や石垣島名蔵川河口(アンパル)には大きな個体群が維持されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
65 | オオヌノメガイ | 内湾域湾口部の低潮帯~潮下帯サンゴ礫砂底を生息場所とする。沖縄島を中心に分布する。中城湾沿岸からは比較的普通に見出され、特に泡瀬干潟地先の潮下帯に生息域がある。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
66 | ヒメリュウキュウアサリ | 内湾湾口付近の低潮帯~潮下帯の粗砂底~サンゴ礫砂底を生息場所とし、海草藻場に多く見られる。琉球列島においては、沖縄島、久米島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島に分布する。沖縄島泡瀬干潟と羽地内海には、まとまった個体群が維持されているが、その他の地域での生息密度は低い。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
67 | オミナエシハマグリ | 大規模な海草藻場の粗砂底に低い密度で生息する。琉球列島における分布域は、沖縄島、久米島、宮古島、伊良部島、多良間島、石垣島、西表島と広範に及ぶ。泡瀬干潟、宮古島与那覇湾、石垣島名蔵湾では比較的普通に見られるが、その他の地域では稀である。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
68 | イオウハマグリ | 内湾干潟中潮帯の礫まじり砂泥底、砂泥底、砂底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島と沖縄島および西表島に不連続に分布する。沖縄島では羽地内海、塩屋湾、大浦湾、中城湾(川田・泡瀬・佐敷)、西表島では仲間川河口~古見、船浦、仲良川河口に個体群を形成する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
69 | クシケマスオ | 内湾干潟や河口干潟の低潮帯砂底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、西表島に不連続に分布域を形成する。羽地内海沿岸(呉我、仲尾次など)や西表島仲間川河口に大きな個体群が形成されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
70 | リュウキュウザクラ | マングローブを伴う河口付近の中潮帯砂底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島に分布するが、生息域は局限される。西表島では、全域の河口付近の干潟砂底に見られ、個体群サイズも大きいが、沖縄島では北部東海岸のみに小さな個体群が見られる。沖縄島において1990~2003年にかけて生息が確認された地点は、汀間川河口、大浦川河口、久志大川河口、億首川河口の4ヶ所の干潟である。 | 絶滅のおそれのある地域個体群(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
71 | ニライカナイゴウナ | アマモ場周辺や内湾等の細砂底に生息する。沖縄島中部の泡瀬干潟で初めて発見され、津堅島周辺でも生息が確認された。また、沖縄島北部の名護湾の南部および北部の潮下帯から水深10mでも生息が認められ、国頭村佐手沖の浚渫細砂中からも死殻が見つかっている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
72 | オサガニヤドリガイ | 砂泥~泥干潟のオサガニ類の脚等に付着しているが、砂泥域のドレッジサンプルによっても複数個体が得られる場合がある。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。本種はこれまでのところ、羽地内海、金武湾(石川沖)、沖縄市泡瀬および与儀干潟、石垣島名蔵湾および川平湾、西表島で見つかっており、石垣島では個体数は多い。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
73 | イセシラガイ | 沖縄からの産地の特定された記録は、近年の泡瀬干潟からの産出が最初である。泡瀬干潟では低潮帯砂泥底域において新鮮な死殻が見出されるが、生息状況は不明である。また、沖縄島塩屋湾の低潮帯泥砂底域からもイセシラガイと思われる種の生息が確認されている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
74 | コバコガイ | 沖縄島中城湾のみから知られている。中城湾泡瀬干潟と佐敷干潟では新鮮な死殻が見出されるが、生息状況は不明。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||
地図に記載なし | ||||||
線虫類 | 特殊鳥類等生息環境調査VII | |||||
多毛類 | 特殊鳥類等生息環境調査VII | |||||
スピオ科 | 特殊鳥類等生息環境調査VII | |||||
アオサ帯 | 特殊鳥類等生息環境調査VII | |||||
イトゴカイ科 | 春 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
ウズザクラ | 春~夏 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
タイヨウサガニ | 春 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
タイヨウオサガニ | 春 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
エコエビ類 | 春 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
カニモリガイ | 春 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
ミナミコメツキガニ | 春 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
ミミズ類 | 夏 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
ホウシュノタマガイ | 夏 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
ヨコエビ類 | 夏 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
アラスジケマンガイ | 夏 | 特殊鳥類等生息環境調査VIII | ||||
ヌカルミクチキレの一種 | 河口付近の干潟泥底にウミゴマツボの一種と同所的に個体群を形成する。ヌカルミクチキレ類の生息地は、瀬戸内海、伊勢湾、三河湾、沖縄島中城湾(佐敷干潟)の4箇所の干潟のみから知られているにすぎない。佐敷干潟のヌカルミクチキレの一種は、地理的に隔離されているため、本州のヌカルミクチキレとは別種の未記載種の可能性がある | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アダンソンタママキ | 低潮帯から潮下帯にかけての良く淘汰された細砂底に浅く潜るか横たわって生息している。沖縄県における分布は、沖縄島東海岸に限られる。沖縄島における生息地は、大浦湾瀬嵩浜、中城湾与那原浜、中城湾佐敷干潟の3ヶ所のみである。このうち与那原浜の個体群は、1997年からの埋め立てにより消滅した。瀬嵩浜でも近年は極めて稀で、複数個体を確認することができない。佐敷干潟では、大潮干潮線付近の細砂底に1m2あたり2個体程度見られるが、生息範囲は狭い(約1ha)。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
チトセノハナガイ | 内湾低潮帯~潮下帯の粗砂泥底(ウミジグサ、ウミヒルモ海草藻場)に低い密度で生息している。沖縄県内において1998年~2004年にかけてチトセノハナガイが確認(新鮮な死殻を含む)された地点は、羽地内海饒平名、大浦湾、久志、泡瀬、恩納村山田、石垣島名蔵、西表島船浦および美田良浜となっている。このうち、名護市大浦湾~久志にかけては比較的多く記録されているが、その他の地域 では1~2個体が見出されたにすぎない。 |
絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オガタザクラ | 波が打ち寄せる吹き上げの砂浜などの低潮帯砂底に、やや深く潜って生息する。日本における分布は、和歌山県串本や高知県大方町および沖縄島東海岸等に局限される。沖縄島東海岸に限られる。沖縄島における生息地は、大浦湾瀬嵩浜、中城湾与那原浜、中城湾佐敷干潟の3ヶ所のみである。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオズングリアゲマキ | 内湾泥質干潟の低潮帯域の泥砂底に、生息孔を干潟表面に対して斜めに掘って生息する。日本では沖縄島のみから知られており、沖縄島における生息地は、羽地内海最奥部の泥質干潟のみに局限される。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
トゥドゥマリハマグリ | 河口付近に形成された砂浜海岸の潮下帯細砂底を生息場所としている。西表島トゥドゥマリ浜のみに生息する。 | 絶滅危惧IA類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
タイワンキサゴ | 均質な細砂質の海域が広域に存在する場所のみに生息する。沖縄本島東岸の開放性内湾の細砂底のところに分布する。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒレナシジャコ | 水深のあるリーフ内の潮通しのよいサンゴ礁の礫砂底に半ば埋没して生息する。宮古島、多良間島、石西礁湖に分布する。1990年代まで、先島海域において、10数個体の生息が認められ、一部は水産試験場八重山支場に人工繁殖のために生体が持ち込まれた。2000年多良間島で1個体の生体が確認されて以来、生体確認の記録が無く、極めて野生絶滅の可能性が高い種である。なお、1990年に人工繁殖が成功し、その人工貝が100個体以上、水産試験場の管理のもと、石垣島川平保護水面で保護されている。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ナミノコガイ | 入江に成立した砂浜海岸の汀線付近細砂底に生息している。琉球列島における産地は、奄美大島嘉徳、徳之島山、沖縄島半地浜、大浦湾瀬嵩浜、久志、金武湾石川、中城湾与那原浜、伊良部島渡口浜、西表島トゥドゥマリ浜(月が浜)など10ヶ所程度にすぎない。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ニッコウガイ | 内湾域の海草藻場粗砂泥底に殻を横斜めにして深く潜っている。琉球列島における産地は、奄美大島笠利湾、大島海峡沿岸、沖縄島大浦湾沿岸、辺野古~久志、金武湾海中道路周辺、中城湾泡瀬、与根(豊見城市)、大嶺(那覇市)、屋嘉田潟原、屋我地島南岸(羽地内海)、石垣島浦底湾、川平湾、名蔵湾である。現在、沖縄県内で生貝の確認できる産地は、屋我地島南岸、中城湾泡瀬、名蔵湾など数ヶ所程度にすぎない。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
マダライオウハマグリ | 内湾域の海草藻場の最も安定した部位に低い密度で生息している。沖縄県内における分布域は、沖縄島東海岸のの大浦湾と中城湾および羽地内海に局限される。1996~2004年にかけての調査で生息が確認されたのは、大浦湾大浦、中城湾川田、中城湾泡瀬、中城湾佐敷、羽地内海呉我の5地点のみである。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アラハダカノコ | 岩盤や貝殻上にドーム上の卵嚢を産み付け、卵嚢からベリジャー幼生が浮出し、海へ下って、成長し、再び河川を遡上すると考えられている。沖縄本島、石垣島、西表島に生息する。沖縄島では読谷村の1河川のみ産地が知られていたが、その後、大規模な河川改修があり、現在は生息が認められなくなった。石垣島、西表島においても生息記録のある河川は少なく、また個体数も非常に少ない。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒメカワザンショウ | マングローブ林や河口干潟の塩性湿地周辺の潮間帯上部に生息する。今までのところ、県内では沖縄島北部の羽地内海と塩屋湾のみで発見されている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
リュウキュウダカラ | 潮通しがよく、底質が清浄なアマモ場やリーフ内の岩、死サンゴ塊の下部に生息する。沖縄本島とその周辺離島に分布し、先島での記録はなく、沖縄島の固有種である。1980年代には糸満市南岸、本部町西岸等で普通に見られたが、現在、埋め立てによるアマモ場の減少、富栄養化によるアマモ場周辺環境の悪化で、生息数は著しく減少している。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
テンセイダマガイ | 内湾のアマモ場周辺の細砂底~砂泥底に生息する。石垣島川平湾、崎枝湾および名蔵湾の限られた海域のみで生息が確認されているが、個体数は少ない。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アラムシロ | 内湾潮間帯の砂底~砂礫底に分布するが、生息場所は限定される。沖縄本島北部(羽地内海、塩屋湾)に生息する。1990年代はじめまでは砂質干潟に普通に見られた。羽地内海の一部に比較的多産する場所が残っているが、赤土堆積や富栄養化による底質の悪化で生息場所は減少している。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウスイロバイ | 均質な細砂質の海域が広域に存在する場所のみに生息する。沖縄島の固有種であり、沖縄本島東岸および羽地外海の潮通しのよい細砂底に生息する。与那原湾は県内における本種の最大の生息場所のひとつであったが、海浜埋め立てにより、生息場所が大幅に減少した。金武湾石川沖は与那原湾に次ぐ、生息場所であるが、都市排水等の流入による底質環境の悪化が危惧される。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ミノムシガイ | 大規模干潟のアマモ場や周辺の砂泥底に生息する。沖縄全域に生息する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
イシワリマクラ | 干潟低潮帯の粗砂泥底に30cm以上深く潜って生息している。琉球列島における分布域は、奄美大島と沖縄島の内湾域に不連続に形成される。羽地内海屋我地島南岸のみから生息が確認されている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒナノヒオウギの一種 | 羽地内海の潮通しの良い干潟の前縁に接する岩礫帯にのみ生息する。本種は国内で、今までのところ、沖縄島北部の羽地内海のみで生貝が発見されており、生息環境も局所的で、個体数も少ない。なお、死殻は金武湾でも確認されている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオツヤウロコガイ | 泥岩や泥質干潟の埋もれ石下にすむが、アナジャコ類等の巣穴で見られることが多く、他動物と共生する生態をもつ可能性がある。沖縄本島、石垣島に生息する。現在、糸満市の一部と羽地内海、石垣島の限られた場所で生息が認められている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カブラツキガイ | 礁池に成立した干潟の低潮帯~潮下帯のサンゴ礫砂底、サンゴ砂底、海草藻場粗砂泥底に深く潜入して生息している。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、伊良部島、宮古島、多良間島、石垣島、西表島に分布する。1998~2003年にかけての調査により沖縄県内19ヶ所から生息が確認された。このうち屋嘉田潟原、泡瀬干潟、大嶺(那覇市)の3ヶ所では、海草藻場帯の広い範囲(5~10ha)にまとまった個体数(約10個体/m2)が見られるが、他の地点での個体数密度はきわめて低い(1個体以下/m2)。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カワラガイ | 礁池干潟のサンゴ礫砂~サンゴ砂底を生息場所とし、海草藻場に多くみられる。琉球列島では、奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖縄島、座間味島、宮古島、伊良部島、多良間島、石垣島、西表島に分布する。1998~2003年にかけての調査により沖縄県内14ヶ所から生息が確認された。このうち、まとまった個体数が見出されたのは、泡瀬干潟と恩納村屋嘉田潟原の2ヶ所であり、その他の地点では稀に見出される程度である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
キュウシュウナミノコガイ | 沖縄全域のやや開放的な砂底の汀線直下に生息する。沖縄県中北部東岸に生息する。沖縄ではかつては金武湾や中城湾の限られた砂底域に生息していたと考えられるが、現在は名護市東海岸の限られた河口に生息地が知られるのみである。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ホシヤマナミノコザラ | 低潮線以下の良く淘汰された清澄な細砂底にのみ生息する。奄美大島、徳之島、沖縄島、西表島に分布する。沖縄県内ではごく限られた地点でのみ生息が確認されている。1990年以降に記録された地点は、大浦湾二見、中城湾与那原浜、中城湾佐敷干潟、西表島トゥドゥマリ浜(月が浜)の4ヶ所となっている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒノデガイ | 低潮帯~潮下帯の淘汰の良い砂底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、宮古島、西表島に分布する。沖縄島では、屋嘉田地先など恩納村沿岸に生息域がある。宮古島では島尻地先、西表島では星立地先に生息域がある。いずれの生息地でも個体数は少ない。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アマサギガイ | 内湾湾口部中潮帯下部~低潮帯上部の滲出水(陸水)のあるサンゴ礫砂底を生息場所としている。奄美大島、沖縄島に分布する。1993~2003年にかけての調査により沖縄県内8ヶ所(羽地内海、中城湾、与根)から生息が確認された。いずれの生息地でも、生息範囲はわずか数十メートル程度と非常に狭く、個体群サイズが小さい。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヘラサギガイ | 内湾干潟中潮帯の粒径の均一なしまりのある砂底を生息環境としている。分布北限の琉球列島においては、沖縄島と西表島に不連続に分布する。沖縄県内におけるの生息確認地点(1990~2003年)は、沖縄島10地点、西表島3地点の計13地点。このうちまとまった個体数は、佐敷干潟、羽地内海饒平名、羽地内海呉我、西表島船浦の4箇所である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
スリガハマ | 内湾湾口部の中潮帯下部~低潮帯上部礫砂底を生息場所としている。琉球列島における分布は加計呂間島と沖縄島の狭い地域に限られる。沖縄県における分布は、沖縄島羽地内海とその周辺に限られる。羽地内海では、屋我地島南岸(饒平名)と呉我に生息域があるが、個体数密度は低い。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オトコエシハマグリ | 潮通しの良い大規模な海草藻場の粗砂~サンゴ礫砂底に低い密度で生息する。奄美大島を北限とし、沖縄島、石垣島、西表島に分布する。1998~2003年にかけての調査により沖縄県内10ヶ所から生息が確認された。屋嘉田潟原から宇座(読谷村)にかけての海草藻場では比較的普通に見出されることから、この海域が沖縄島における分布中心域になっていると考えられる。その他の地域での産出は稀である。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オイノカガミ | 礁池に発達した干潟(礁池干潟)の低潮帯付近のサンゴ砂底~サンゴ礫砂底を生息場所とする。琉球列島では奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、久米島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島に分布する。1990年~2003年にかけての調査により沖縄県内12ヶ所から生息が確認された。このうち、多産地は、大嶺(那覇市)と与根干潟(1998年に消滅)の2ヶ所であった。また、伊良部島佐和田では、比較的普通に見出された。その他の産地では個体数が少ない。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オキナガイ | 内湾低潮帯の粗砂泥底を生息場所とする。琉球列島では石垣島のみから見出されている。沖縄県内における確認地点は、石垣島名蔵湾のみで、河口水路沿いの赤土の堆積していない粗砂泥底から得られているが、生息範囲は狭く、個体数密度も低い。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヤジリスカシガイ | 潮通しがよく、底質が清浄なアマモ場に生息する。沖縄島、与那国島をのぞく先島に生息する。現在、恩納村屋嘉屋嘉田潟原、本部町備瀬、与那城町海中道路周辺、沖縄市泡瀬等のアマモ場では局所的に少ないながら生存がみとめられる場所があるが、1980年代にアマモ場内に生息が確認されていた糸満市、豊見城市の沿岸等では、その後の海浜埋め立て、底質の悪化等により、著しく生息場所が減少し、羽地内海、名蔵湾、川平湾等ではアマモ場内の底質環境が悪化して、生貝の確認が困難となっている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオベソスガイ | 非石灰岩質の岩礁及び玉石海岸に生息する。与那国島をのぞく八重山諸島に生息する。沖縄島およびその属島、宮古諸島では確認されていない。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
サラサダマ | 潮通しがよく、底質が清浄なアマモ場のサンゴ砂に被われる岩礫地等に生息する。大東島を除く県内全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオアシヤガイ | 潮通しがよく、底質が清浄なアマモ場やリーフ上の海藻の生えた岩盤上や死サンゴ礫の隙間に生息する。県内全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
レモンカノコ | 清浄な陸水が渚線付近へ伏流してしみ出す潮間帯上部の砂礫~砂底にのみ生息する。沖縄県全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カバグチカノコ | 陸水性アマオブネガイ類は、両側性があるといわれ、幼生期に一旦、川を下って、海で着底し、その後、遡河する生態を有している。河口閉塞のない、ある程度の水深がある淵が存在する河川の中・上流域に生息する。沖縄本島中北部、八重山に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クリグチカノコ | 陸水性アマオブネガイ類は、両側性があるといわれ、幼生期に一旦、川を下って、海で着底し、その後、遡河する生態を有している。河口閉塞のない、ある程度の水深がある淵が存在する河川の中・上流域に生息する。沖縄本島中北部、八重山に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クロズミアカグチカノコ | 陸水性アマオブネガイ類は、両側性があるといわれ、幼生期に一旦、川を下って、海で着底し、その後、遡河する生態を有している。定常的に流れが保持された河川上流域の滝等の岩上に生息する。石垣島・西表島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
キジビキカノコ | 河川下流の汽水域にある沈木や岩礫のくぼみに生息する。沖縄本島中北部、八重山に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ムラクモカノコ | 陸水性アマオブネガイ類は、両側性があるといわれ、幼生期に一旦、川を下って、海で着底し、その後、遡河する生態を有している。湧水域や水質の清浄な流れのある河川に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クサイロカノコ | 潮通しのよいアマモ場の、ある程度葉幅が広く、密集するアマモ葉上に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ユキスズメ | 陸水が染み出している汀線に近接する場所で、かつ、潮通しの良いアマモ場やリーフ内の砂礫底に深く埋まった岩の下で、アナエビの巣穴等により外界と通じていて、硫化水素が発生する等の著しい還元状態とならない環境に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
タオヤメユキスズメ | 泥礫干潟の石の下に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カヤノミカニモリ | 干潟中潮帯において陸水の影響下にあるサンゴ礫砂底や岩盤上を生息場所とする。琉球列島における分布域は、奄美大島、徳之島、沖縄島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島である。沖縄県内での分布域は広く、もともと個体数の多い種であるが、傾斜式護岸建設や養浜(人工ビーチ)、埋め立てなどによる局所個体群の消滅が近年相次いでいる。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
マルシロネズミ | 潮通しの良いアマモ場やリーフ内の砂礫底にあるサンゴ塊や岩下に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。沖縄島中北部や石垣島海域では上記生息場所に少なからず生息が認められるが、糸満市から北谷町にかけての沖縄島西海岸のアマモ場については、これまでの埋め立てによって、生息海域自体が消失している。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ゴマツボモドキ | 泥礫干潟の石の下に生息する。沖縄本島、八重山諸島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オハグロガイ | 潮通しのよい内湾やリーフ内のアマモ場に生息する。沖縄島(主に金武湾、中城湾、羽地外海)、宮古、石垣、西表に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ネジマガキ | 潮通しのよい干潟やアマモ場の中潮帯に生息する。大東島海域等外洋域を除き、沖縄全域でみられるが、沖縄島では散在的である。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アラゴマフダマ | やや開放的なアマモ場やリーフ内の砂底に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒロクチリスガイ | 陸水流入箇所が隣接し、かつ潮通しのよい礫砂質の砂浜の汀線直下に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ツツミガイ | 干潟のアマモ場に隣接する細砂~砂泥底に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ホラガイ | 外洋に面したリーフ内外のサンゴ礁のひさし下や隙間に生息する。沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
イワカワトキワガイ | 主に大規模干潟のアマモ場やその周辺砂底の潮間帯下部に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ハブタエセキモリ | やや外洋に面したアマモ場の浅く、岸寄りの砂泥底に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヨウラクレイシガイダマシ | 潮通しのよい内湾中潮帯の岩礫底に分布するが、生息場所は限定される。沖縄本島北部(羽地内海、塩屋湾)、八重山(名蔵湾)等に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
コガンゼキ | 主に潮通しの良いモート内で、凹凸があり、かつ干出する岩盤上~潮下帯の岩礫下に生息する。かつて沖縄島の潮間帯岩礁域にはポピュラーな種であったが、南部から中部の西海岸において、埋め立て等により、干出岩盤域が消失し、生息場、数ともに減少した。沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
イガムシロ | やや開放的な河口干潟の中潮線付近のアマモ場(コアマモ帯等)に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
リュウキュウムシロ | 礁池干潟の中潮帯において陸水の滲出するサンゴ礫砂泥底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島に分布するが、産地は局所的である。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カニノテムシロ | 内湾干潟の中潮帯砂泥底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島と沖縄島に分布する。沖縄島では大浦湾、塩屋湾、羽地内海、漫湖、与根干潟、中城湾に個体群が形成されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヤタテガイ(シロオビヤタテガイ) | 内湾の岩礫底に分布するが、個体数が少なく、生息場所は限定される。沖縄島(豊見城市与根、糸満市真栄里、佐敷町、羽地内海)、八重山(川平湾)等、沖縄全域に散在的に確認されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クダボラ | やや外洋に面したアマモ場の砂底に生息する。沖縄島(主に金武湾、中城湾、羽地外海)東海岸、一定規模以上のアマモ場のある先島諸島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ツヤイモ | 内湾域の岩礫地の岩礫下に生息するが、生息場所は少ない。沖縄島中部(中城湾、金武湾、那覇~北谷)、先島(宮古島、西表島)等に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
スジイモ | 本種は河川水の影響を受ける河口域周辺の砂泥域に主な分布域をもつ大型種であり、河口付近のやや泥っぽい細砂底に分布するが、生息場所は限定される。沖縄島、八重山に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヤナギシボリタケ | やや開放的な細砂底の汀線直下に生息するが、底質は特に清浄な場所に限られる。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カエンタケ | 開放的な粗砂からなる海浜の潮間帯中部に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオシイノミクチキレ | 大規模干潟のアマモ場や周辺の砂泥底に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カヤノミガイ | アマモ場周辺や内湾等の潮間帯砂底に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クログチ | 内湾中潮帯上部の転石や石積護岸に密集して付着している。琉球列島における分布は奄美大島と沖縄島の内湾域に局限される。沖縄島における生息域は、塩屋湾、羽地内海、中城湾の3地域である。羽地内海では今のところ多産しているが、護岸建設工事の影響が懸念される。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
サザナミマクラ | 主に内湾域の潮間帯下部の潮通しの良い海草の生える細砂泥域に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
サンゴナデシコ | 造礁サンゴの発達する潮通しの良い亜潮間帯に生息する。沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウミギク | 低潮帯~潮下帯の岩礫底を生息場所としている。琉球列島では、奄美大島瀬戸内と沖縄島羽地内海に分布域が限定される。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アケボノガイ | 陸水が染み出している汀線に近接する場所で、かつ、潮通しの良いアマモ場やリーフ内の砂礫底の石の下で、硫化水素の発生等の還元状態とならない環境に生息することが多い。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
セワケガイ | 泥岩や泥質干潟の石下にすむが、多毛類やホシムシ類が同居する場合が多く、何らかの共生生態をもつ可能性がある。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウロコガイ | 泥岩や泥質干潟の石下にすむが、多毛類やホシムシ類が同居する場合が多く、何らかの共生生態をもつ可能性がある。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ツキガイ | 礁池のサンゴ砂底またはサンゴ礫砂底を生息場所とし、海草藻場からも見出される。琉球列島全域に分布すると思われるが、個体数は少ない。屋我地島済井出、沖縄島屋嘉田周辺、那覇市大嶺などでは、低潮帯付近から得られる | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クチベニツキガイ | 潮下帯の淘汰された砂底域を生息場所とする。琉球列島全域に分布すると思われるが、個体数は少ない。かつては、恩納村沿岸にまとまって生息していたようであるが、現在は、屋嘉田潟原以外の海域では古い死殻しか見られなくなっている。泡瀬干潟の低潮帯砂底では、現在でも稀に生貝が見出される | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウラキツキガイ | 海草藻場のサンゴ礫砂底に生息する。沖縄島(屋慶名・泡瀬・屋嘉田)、宮古島(与那覇湾)、伊良部島(佐和田)、石垣島(名蔵湾)、西表島(仲間崎)に分布。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
Diplodonta sp. B | 低潮帯の海草藻場砂底を主な生息場所としている。沖縄島、宮古島、伊良部島、多良間島、西表島に分布する。宜野座村カタバル、恩納村屋嘉田、浦添市港川地先、伊良部島佐和田では、まとまった個体数が見られるが、その他の地域では稀である。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オキナワヒシガイ | 開放的な海草藻場を主な生息場所とする。琉球列島においては、奄美大島、沖縄島、宮古島、石垣島、西表島に分布。沖縄島や西表島の海草藻場では古い死殻は多量に見られるが、生貝は稀である | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
リュウキュウアオイ | 礁池の岩盤上や海草藻場に表在する。琉球列島全域に広範に分布するが、生息密度は低い。沖縄島屋嘉田周辺の岩礁海岸では、1990年代まで比較的普通に見られていたが、岩盤上のシルトの堆積(護岸建設土砂と赤土由来)に伴い、死殻を残してほとんど見られなくなった。宜野湾市大山では、養浜(人工ビーチ)後の岩盤上へのシルトの堆積に伴い見られなくなった。浦添市港川や泡瀬干潟では、現在でも比較的普通に見出される。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
リュウキュウアオイガイモドキ | 海草藻場のサンゴ礫砂底に表在する。奄美大島以南に分布するとされているが、産出は稀である。沖縄島泡瀬干潟では、2001年の調査で3個体の生貝が確認され、新鮮な死殻も時折見出されることから、貴重な現存産地として位置付けられる。また、金武湾海中道路周辺と恩納村屋嘉田の海草藻場からも確認されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
イレズミザルガイ | 琉球列島においては、奄美大島と沖縄島に分布する。開放的な海草藻場のサンゴ礫まじり砂底を生息場所としている。屋我地島済井出と沖縄市泡瀬干潟の海草藻場では比較的普通に見出されるが、その他の海域での生息密度は低い。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
チドリマスオ | やや開放的な細砂底の汀線直下に生息する。沖縄島、石垣島に分布する。沖縄では、1990年代前半に沖縄島南部で生息が確認できる生息地があったが、現在は埋め立てによって消滅した。一方、石垣島では北東岸の砂浜域において、少数個体が確認されたが、現状は不明である。現在、確実に生息が確認できる場所は知られておらず、再び発見される可能性もある。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ナミノコマスオ | 外洋に面した汀線(砂浜中潮帯上部)を生息場所とする。イソハマグリとともに見出されるが、個体数は多くない。琉球列島全域に分布し、座間味島や波照間島などの小さな島のサンゴ砂海岸にまとまった個体群が形成されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウラキヒメザラ | 内湾や河口付近のアマモ場に隣接する細砂底に分布するが、個体数が少なく、生息場所は限定される。主に与那国島を除く先島諸島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
イチョウシラトリ | 内湾干潟や河口干潟の中潮帯砂泥底を生息場所としている。琉球列島では、奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島と広範囲に分布するが、産地は不連続かつ局所的である。石垣島や西表島では生息範囲が狭く個体数も少ないが、沖縄島の中城湾や羽地内海の干潟には大きな個体群が見られる。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
リュウキュウサラガイ | 潮通しのよい低潮帯~潮下帯の粒径の均一に淘汰された砂底を生息場所とする。個体数は少ない。沖縄県における分布は、沖縄島(恩納村沿岸)、座間味島、宮古島、石垣島、波照間島などである。かつては潮下帯に広い生息域が存在していたと思われるが、赤土汚染や埋め立てに伴う浚渫により、急速に生息域が狭められている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオトゲウネガイ | 海草藻場の粗砂底を生息場所とする。琉球列島では沖縄島、宮古島(与那覇湾・大浦湾)、石垣島(名蔵湾)、西表島(東部~北部)に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ハスメザクラ | 海草藻場の砂底~粗砂泥底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、石垣島、西表島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒメニッコウガイ | 海草藻場のサンゴ砂底~サンゴ礫底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、久米島、渡名喜島、宮古島、伊良部島、多良間島、石垣島、西表島、波照間島と広範囲に分布する。沖縄島屋嘉田潟原周辺と石垣島名蔵湾に琉球列島最大規模の個体群が形成されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ゴイシザラ | 河口沖や内湾域の低潮帯~潮下帯の砂泥底を生息場所とする。琉球列島では、沖縄島と西表島に分布する。沖縄島金武湾と中城湾では、埋め立てなどに伴う浚渫砂泥に死殻が多量に含まれていることがある。西表島船浮湾では、低潮帯~潮下帯の海草藻場砂泥底から見出される。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
マスオガイ | 主に内湾域に生息する。中潮帯上部において、陸水の影響下にある礫砂底に局所的に個体群を形成する。琉球列島における分布域は、奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖縄島、久米島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島と全域に及ぶ。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウラジロマスオ | マングローブ林内の砂泥底に深く潜って生息している。沖縄県内における分布域は西表島のみであり、分布北限にあたる。西表島北部の1河川からしか確認されておらず、生息範囲も狭い。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
シレナシジミ | マングローブ林とその周辺に半ば埋在して生息する。琉球列島における分布域は、奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島である。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ケショウオミナエシ | 開放的な海草藻場に低い密度で生息する。琉球列島における分布域は、沖縄島、渡名喜島、久米島、石垣島、竹富島、波照間島と広範に及ぶ。ほとんどの生息地では、産出は稀であるが、沖縄島の恩納村~糸満にかけての海草藻場では比較的普通に見出される。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ユウカゲハマグリ | 干潟中潮帯下部から低潮帯上部の礫まじり砂泥底、粗砂底を生息場所とする。滲出水(陸水)のあるウミジグサ藻場にも見られる。琉球列島では、奄美大島、加計呂麻島、沖縄島、久米島、宮古島、伊良部島、石垣島、西島と広範囲に分布するが、産地は不連続かつ局所的で個体数も少ない。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
セムシツノブエ | 内湾域中潮帯の礫底において、陸水の影響の強い場所にパッチ状に個体群を形成する。琉球列島においては、分布北限の奄美大島と沖縄島、石垣島に不連続かつ局所的に分布する。石垣島では名蔵湾と川平湾に多産するが、沖縄島では大浦湾と塩屋湾周辺のみに小さな個体群が見られる。 | 絶滅のおそれのある地域個体群(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
スダレハマグリ | 河口干潟および内湾干潟中潮帯~低潮帯の泥砂底~砂泥底を生息場所とする。琉球列島では、奄美大島と沖縄島および西表島に不連続に分布する。沖縄島では羽地内海、塩屋湾、与根干潟(豊見城市)とその周辺、西表島では西部の河口干潟に個体群を形成する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヤエヤマスダレ | 内湾干潟中潮帯~低潮帯の砂底~粗砂底、サンゴ礫砂底を生息場所とする。琉球列島では、沖縄島、石垣島、西表島に不連続に分布する。沖縄島では羽地内海、中城湾(川田、泡瀬、佐敷)、宜野湾市~豊見城市(宇地泊、港川、瀬長)、石垣島では名蔵湾、西表島では北西部の干潟に個体群を形成する。このうち泡瀬干潟の個体群は現存する最大のもので、食用貝として多量に採捕されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
コブムシロ | 河口内湾干潟の中潮帯~低潮帯砂底を生息場所とする。琉球列島においては、分布北限の奄美大島と沖縄島、西表島に不連続かつ局所的に個体群を形成する。西表島では、船浮湾とその周辺の河口干潟に高い密度で見られ、個体群サイズも大きいが、沖縄島では北部東海岸のみに小さな個体群が見られる。沖縄島において1990~2003年にかけて生息が確認された地点は、大浦湾干潟1ヶ所のみとなっている。 | 絶滅のおそれのある地域個体群(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウニヒザラガイ | 波あたりの強い海蝕崖の岩盤上に生息する。宮古島、与那国島の海蝕崖の発達する限られた場所に生息する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
サンゴウラウズ | サンゴ礁亜潮間帯に生息するとされるが、現状は不詳である。沖縄県名護市東岸のサンゴ礁から新属新種として記載され、固有種の可能性もある。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オキナワチグサ | 外洋に面したサンゴ礁礁斜面や潮通しの良いリーフ内の死サンゴ礫の隙間等に生息するが、生態の詳細は不明である。沖縄全域に分布すると思われる。本種は死サンゴ礫の堆積する隙間奥部などに生息するため、調査が困難で生息実態が詳しく把握されていない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クマノコ | 外洋に面し、かつ陸水の影響が多少ある非石灰岩質の転石海岸の中潮線付近に生息する。本土では普通種だが、沖縄では北部岩礁域に分布が限られている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウロコイシマキ | 岩盤や貝殻上にドーム上の卵嚢を産み付け、卵嚢からベリジャー幼生が浮出し、海へ下って、成長し、再び河川を遡上すると考えられている。主に石垣島、西表島の限られた河川の流れの速い中・上流の石の上に生息する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオアマガイ | 陸水の影響のある非石灰岩質の転石海岸の中潮線付近に生息する。主に沖縄本島北部、慶良間諸島に分布する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ベニツケアマガイ | 外洋に面し、かつ陸水の影響が多少あるサンゴ礁石灰岩質の転石海岸の中潮線付近に生息する。分布の北限であり、沖縄島では希、石垣、与那国でも生息場所は限られ、個体数は少ない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カタツノブエ | 潮通しの良いリーフ内または内湾の微細な藻類が被覆している岩盤の隙間や死サンゴ礫下に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒメカニモリ | やや水深のある潮通しの良い内湾、礁水路等のやや堅いシルト底に生息する。沖縄島に分布する。内湾の堅いシルト底は金武湾・中城湾の亜潮間帯以深に多い。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クチムラサキカニモリ | 潮通しの良いリーフ内の干出する岩盤上の緑藻等の藻類が被覆している潮間帯上部に生息する。久米島、石垣島に分布する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヨレカワニナ | 本種は、下流の流れの緩やかな泥底に生息する汽水性カワニナ類である。1985年に座間味島で死殻が確認されて以来、生息記録はない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
シャジクカワニナ | 本種は、汽水性カワニナ類であるが、生息場所等の生態は不明である。八重山に産すると報告されたのみで他は全く記録がない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ユキネズミガイ | 潮通しのよい内湾の砂底域に生息する。沖縄島西岸海域(名護湾及び羽地内海)、チービシ沖浚渫砂(死殻のみ)で確認されている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒメツメタガイ(沖縄型) | アマモ場に隣接する潮通しのよい細砂底の汀線直下で生息が確認されている。沖縄本島羽地海域、金武湾・中城湾(死殻のみ)で確認されている。沖縄島西岸の羽地外海で生貝の生息が確認され、他では浚渫であげられた砂泥中より古い死殻のみが確認されている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヘシャゲフトコロ | 内湾域のやや水深のある潮通しの良い場所の微細な藻類が被覆している岩盤上に生息する。沖縄島(金武湾、中城湾、名護湾等)で確認されている。これまで本種の生きた貝が確認された場所は名護湾のみ、金武湾、中城湾ともに浚渫によりもたらされた砂泥中から死殻が確認されたにすぎない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
クリイロムシロ | 奄美大島以南に分布するとされているが、沖縄県内(沖縄島以南)からの生貝の記録はなく、現状は不明。沖縄島金武湾から古い死殻が見出されている。奄美大島では、内湾干潟低潮帯砂底において生貝が見出される。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オリイレヨフバイ | 沖縄全域のやや開放的な大規模干潟のアマモ場やその周辺の砂地に、死殻が散見されることから、生息環境はアマモ場周辺の砂底域と考えられる。本種は沖縄全域のアマモ場において、死殻が少なからず確認されるが、生貝は具体的記録が全くない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
マタヨフバイ | 河口干潟のアマモ場やその周辺の砂泥地に生息する。本種は県内では八重山(石垣島、西表島)のみで記録され、生息場所は限定されるが、比較的底質の汚れた泥分の多い場所にも見られる場合もある。奄美大島にも記録があるが、沖縄島からは未記録である。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オキナワハナムシロ | 河口沖合の潮下帯泥底に生息する。本種は生産性の高い河口沖合の潮通しの良い泥底に生息するが、糸満市西崎沖のような埋め立て後に二次的に形成された泥底にも生息する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ハイイロミノムシ | 潮通しのよいアマモ場の砂~砂礫底に生息する。沖縄島東海岸および与那国島を除く先島諸島に分布する。先島では川平湾や名蔵湾等のアマモ場に少なからず認められるが、沖縄島では希少である。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
カノコミノムシ | 潮通しの良いアマモ場周辺の細砂底に生息する。与那国島を除く先島海域に分布する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒロクチイモ | 内湾の潮通しの良い底質の清浄な岩礫の多い砂底に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。本種は死殻が沖縄島東海岸を中心に比較的多く散見されるが、生きた個体の確認例がほとんどない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
イソスジサルボウ | 沖縄島金武湾および中城湾の浚渫砂泥中に殻皮の残った新鮮な死殻が含まれていることから、これらの地域の湾央部砂泥底に生息域があると考えられるが、現状は不明。琉球列島における分布域は、沖縄島金武湾および中城湾に限られる可能性がある。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
コンゴウイシマテ | ある程度の陸域からの栄養供給があって、ろ過食性に必要なプランクトン等が供給される潮間帯下部のやや硬質の砂岩が露出する環境のみに生息するが、生息場所は限定され、個体数は少ない。沖縄島南部(糸満市)の一部でのみ発見され、県内の他地域からは記録がない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヤマホトトギス | 内湾域の潮間帯下部から水深20m付近までの潮通しの良い細砂泥域に生息するが、生息場所は限定される。今のところ、羽地内海、名護湾、金武湾で見つかっているが、いずれの産地においても個体数は非常に少ない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
バライロマメアゲマキ | アマモ場周辺からサンゴ礁潮下帯までの半ば埋もれた石の下に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。本種は名護市大浦湾、恩納村屋嘉田潟原、石垣島川平湾等の潮通しの良いアマモ場の低潮線から水深5m程度のアマモ場の延長線上の岩礫帯に確認されている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
フィリピンハナビラガイ | 潮間帯下部のスジホシムシの棲むアマモ場とその周辺の砂底で発見されているが、潮下帯にも生息圏が及ぶ可能性が高い。沖縄島中北部、先島に分布する。本種は名護市瀬嵩、恩納村屋嘉田潟原、沖縄市泡瀬、本部町浜元、石垣島名蔵湾で採集され、瀬嵩では大型台風後の打ち上げにより、それ以外は潮通しの良いアマモ場の低潮線で採集されている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ナタマメケボリガイ | 砂泥~砂質干潟のタテジマユムシ及びスジユムシの生息する穴に同居し、何らかの共生関係がある可能性がある。沖縄島中北部および八重山の内湾域に分布する。本種はこれまでのところ、羽地内海、名護市東岸、沖縄市与儀干潟、石垣島名蔵湾および川平湾、西表島で見つかっており、石垣島では個体数は少なくない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒノマルズキン | 砂泥~泥干潟の無足ナマコの一種ヒモイカリナマコ上に共生する。石垣島名蔵湾および川平湾に生息する。本種はこれまでのところ、沖縄においては石垣島の名蔵湾と川平湾のみで見つかっているが、個体数は少なくない。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ケヅメガイ | 潮通しのよいアマモ場周辺の岩盤下や隙間の奥深くに隠れ込み、殆ど移動しない可能性があり、ユムシ類、ホシムシ類などが同居する場合が多い。沖縄本島中北部、先島に分布する。また、石垣島周辺では上記の生息環境に少ないながら生息する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オボロヅキ | 沖縄島、宮古島、伊良部島から打ち上げや浚渫砂などで得られる。潮下帯の砂底域に生息域があると考えられる。泡瀬干潟では、海草藻場の間の砂底域から新鮮な殻が得られているので生息している可能性が高い。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
Diplodonta sp. A | 名護市久志地先から生息が確認されているが、生息状況は不明。海草藻場を生息域とする。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
コハゼガイ | 潮通しの良い大規模な海草藻場域を生息場所とする稀少種と思われるが、生息状況は不明。奄美大島から沖縄島に分布するとされているが、産地の特定された記録はない。近年、浦添市港川地先の海草藻場粗砂底から見出された。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオシマホクロガイ | やや外洋に面し、アマモ場内にパッチ状に存在する清浄な細砂礫底やリーフ内外の砂礫底に生息する。大東島海域等外洋域を除く沖縄全域に分布する。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ユウヤケバカガイ | 潮通しのよい亜潮間帯の細砂底に生息する。沖縄島(金武湾、名護湾および那覇沖)に分布する。1990年代に名護湾、金武湾の清浄な底質の細砂底でわずかな産出が認められた。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
チリメンジュロウジン | 内湾や河口付近のアマモ場に隣接する細砂底に分布するが、個体数が少なく、生息場所は限定される。沖縄本島、先島に分布する。沖縄島名護湾や石垣島浦底湾で生息が確認されてきた。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
コノハザクラ | 内湾や河口付近のアマモ場に隣接する細砂底に分布するが、個体数が少ない。沖縄島・先島に分布する。沖縄島糸満市、名護湾、金武湾、中城湾で生息が確認されてきた。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ウネイチョウシラトリ | 内湾の潮通しのよい泥砂~細砂底に生息する。沖縄本島および八重山の内湾の泥砂~細砂底に生息する。沖縄では、羽地内海、金武湾、中城湾等泥分の多い内湾の砂泥から泥砂底や糸満市西崎沖のような埋め立て後に二次的に形成された泥砂底の他、やや外洋的な名護湾などの細砂底の潮間帯から水深20m付近まで幅広く分布し、砂泥~泥砂域に分布するタイプと外洋的内湾の細砂底に分布するタイプとで殻形が異なる。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
モチヅキザラ | 石垣島真栄里海岸、西表島南風見田海岸、星立などから新鮮な殻が打ち上げで得られているが、生息状況は不明。沖縄島では、恩納村沿岸の干潟などで化石状の殻が見出だされるのみである。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アオサギ | 内湾の潮通しのよい泥底に生息する。沖縄本島および八重山の内湾泥底に生息する。沖縄では、大浦湾、金武湾、中城湾、羽地内海等内湾や糸満市西崎沖のような埋め立て後に二次的に形成された泥底で潜水により、極めて新鮮な死殻が散見されてきた。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ハツヒザクラ | 内湾や河口付近のアマモ場に隣接する細砂底に分布するが、個体数が少なく、生息場所は限定される。沖縄島中北部内湾域に生息する。本種は沖縄島金武湾、中城湾、名護湾で水深数mのウミヒルモ帯の砂底に生息が確認されてきた。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オウギカノコアサリ | 潮間帯直下~水深数mまでの内湾域のアマモ場に隣接した清浄な細砂底に生息する。沖縄島に分布する。沖縄周辺の名護湾、羽地外海等砂底が卓越する海域では少ないながら生息しているが、中城湾等アマモ場周辺の清浄な底質の細砂底が減少している海域では産地がかなり減少していると考えられる。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
チリメンカノコアサリ | 潮間帯直下~水深40mまでのアマモ場(ウミヒルモ類を含む)に隣接した清浄な細砂底に生息する。沖縄全域に分布する。沖縄周辺の名護湾、羽地外海等砂底が卓越する海域では少なくないが、中城湾、金武湾等アマモ場周辺の清浄な底質の細砂底が減少している海域でかなり産地が減少していると考えられる。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
トモシラオガイ | 潮通しのよい、底質の清浄なアマモ場周辺の粗砂底に生息する。沖縄島および周辺離島、先島に分布する。金武湾、中城湾を中心に亜潮間帯から水深40mまでの生息が確認されている。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
フキアゲアサリ | 潮通しのよい、清浄な粗砂底に生息する。沖縄島および周辺離島、先島に分布する。1980年代に中城湾南部、羽地外海等に多産地があったが、その後、底質の泥質化が進行すると共に個体数が減少し、生息範囲がかなり縮小している可能性がある。 | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
イボテカニダマシ(新称) | 砂岩の転石帯に生息する。現在の所、西表島の網取と祖内の海岸で生息が確認されているのみである。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オキナワアカシマホンヤドカリ | 低潮線の潮間帯に生息する。現在のところ、沖縄島の勝連町平敷屋の海岸のみで生息が確認されている。 | 絶滅危惧IB類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
キノボリエビ | 河口域と陸地の境界付近の転石下、マングローブ林内のヒルギ類の根の間などに生息する。国内では沖縄島と西表島での生息が確認されている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒトハカニダマシ | 波当たりの強い転石海岸に生息する。国内では、トカラ列島、沖縄島、石垣島、西表島(大澤,私信)に分布する。局所的な分布を示す種で、沖縄島では辺野喜海岸の転石帯でのみ生息が確認されている。石垣島からの近年の報告は無い。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オキナワヤワラガニ | 砂泥質の外干潟のタイドプールや、河口域の転石下に生息する。沖縄島、石垣島、西表島に分布する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ミナミムツバアリアケガニ | マングローブ林内の水路や水溜まり、ヤエヤマヒルギの支柱根付近に生息する。石垣島、西表島、沖縄島に分布する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオアシハラガニモドキ | マングローブ林内にある木に沿って垂直に穴を掘る。夜間、潮が満ちてくると樹上にでてくる。宮古島、西表島、与那国島に分布する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ギザテアシハラガニ | マングローブ林内の平坦な場所に穴を掘って生息する。国内では石垣島に分布する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
タイワンベンケイガニ | 感潮域上部で満潮でも水に浸からないが湿っている場所の石の下などにひそむ。石垣、久米島、沖縄島、与那国に分布する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
スマトライワベンケイガニ | 潮間帯や潮上帯にある良く浸食された琉球石灰岩の、水面上1-1.5mくらいに生息している。西表島に分布する。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
トゲアシヒライソガニモドキ | 河川感潮域上部の、水中の転石間や植生にひそんでいる。県内では沖縄島、石垣島から見つかっている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ニセモクズガニ | 河口の積み重なった石の下や、水路の感潮域上部に生息する。日本では石垣島と屋久島で確認されている。 | 絶滅危惧II類(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
スベスベテナガエビ | 河川下流の汽水域・マングローブ域に生息し、国内では薩摩半島以南に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオテナガエビ | 主に、河川下流の汽水域に生息するが、宮古島においては、洞穴内の陸封潮溜まりにも生息する。国内では、種子島以南に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
オオヒロバカニダマシ(新称) | 大きな転石のある海岸に生息する大型のカニダマシ類の一種。沖縄県下では、宮古島、黒島、西表島で生息が確認されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
マンガルマメコブシガニ | 汽水域の砂礫・砂泥からなる水路斜面に生息する。沖縄島、石垣島、西表島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
タイワンヒメオサガニ | オサガニ類の多くは、内湾域や河口干潟などの沿岸域に生息するが、本種は波当たりの弱い石灰岩基底の岩礁域で、表面が藍藻類や堆積物で覆われた場所に生息する。現在の所、沖縄島のみでの生息が確認されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ルリマダラシオマネキ | 河川河口域や磯干潟などで見られるが、礫底の底質を好むようである。国内では、沖縄諸島以南に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
シモフリシオマネキ | 底質が岩盤で表面に泥土の堆積した場所やマングローブ林内などに生息する。国内では、沖縄島と八重山諸島から記録されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヤエヤマヒメオカガニ(仲宗根新称) | 生息環境は、河口近くの潮をかぶらない場所で、植生等により陰になった場所の流木や石の下に潜む。国内では西表と八丈島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
チゴイワガニ | 感潮域下部の水路内側面の落ち葉や泥、砂礫の間に生息する。分布の記載なし。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アカテガニ | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | ||||
イワトビベンケイガニ | 河口近くの潮をかぶらない場所で、植生等により陰になった場所の流木や石の下に潜む。国内では西表島、石垣島、黒島、宮古島から発見されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒメアシハラガニモドキ | マングローブ林内の湿った場所に巣穴を掘って生息する。県内では沖縄島、西表島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒナアシハラガニモドキ | マングローブ林床の高潮線よりやや高い場所の転石下に生息する。西表島から報告されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ミゾテアシハラガニ | マングローブ林内の水路際等の水気が有る場所に穴を掘って生息する。県内では沖縄、宮古、石垣、西表に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アシナガベンケイガニ | マングローブ林床の高潮線よりやや高い場所の転石下に生息する。西表島と石垣島から報告されている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
アゴヒロカワガニ | 河川上流の淡水域及びその付近の塩分のある感潮域の礫砂質底に生息する。県内では石垣島、西表島と沖縄島から知られている。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
コウナガイワガニモドキ | 河口域や海岸の転石下に生息し生息密度は低い。沖縄島(分布の北限)と石垣島、西表島に分布する。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
ヒラモクズガニ | 河川感潮域上部の、水中の植生や落ち葉の下にひそんでいる。石垣、西表島に産し、奄美大島からも報告がある。 | 準絶滅危惧(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- | |||
シロテアシハラガニモドキ | 情報不足(県ランク) | 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- |
地図中の番号 | 生息生物種 | 生息状況 | 主な出現時期 | 重要性 | その他 | 出典 |
1 | ユビエダハマサンゴ、アオサンゴ | 密 | 年中 | 世界最大のアオサンゴ群体 | WWF資料 |