水・土壌・地盤・海洋環境の保全

国連 海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合(AHEG)

海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合(AHEG)は、2017年に開催された第3回国連環境総会(UNEA3)において、マイクロプラスチックを含む海洋プラスチックごみ対策の現状把握や今後の対策オプションの検討を目的として、国連環境計画(UNEP)に設置されました。

UNEP は、2018 年にAHEG1・AHEG2を開催し、その結果を2019 年に開催されたUNEA4に報告しました。UNEA4では、科学的知見や国際レベルの協調の強化、情報共有の機会の設定等の必要性について議論が行われ、今後の対策オプションの更なる検討の必要性を踏まえて、AHEGをUNEA5まで延長することが決定されました。

その後UNEPは2019年にAHEG3を、2020年にAHEG4を開催し、その成果はUNEA5に報告される予定です。日本(環境省水・大気環境局水環境課海洋プラスチック汚染対策室 飯野暁室長補佐)はAHEG3以降、アジア太平洋グループの地域会合の議長及び全体会合のビューロを務め、2020年8月にはアジア太平洋地域会合を開催し、同年11月にオンライン開催されたAHEG4では、全体会合の議長として議論の取りまとめに貢献しました。

 

【関連サイト】

Ad hoc open-ended expert group on marine litter and microplastics (AHEG HP)

 

【関連資料】

UENA Resolution3/7 (UNEA3における海洋ごみ・マイクロプラスチックに係る決議)

UNEA Resolution4/6 (UNEA4における海洋ごみ・マイクロプラスチックに係る決議)

海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合のアジア太平洋地域会合の結果について(環境省報道発表資料)

第4回国連海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合の結果について(環境省報道発表資料)