環境再生・資源循環

マスバランス方式に関する検討

令和4年度マスバランス方式に関する研究会

 環境省では、マスバランス方式に係る課題の整理等を行うため、令和5年2月~3月にかけてマスバランス方式に関する研究会を開催しました。

開催趣旨

 マスバランス方式とは、特性の異なる原料が混合される場合に、ある特性を持つ原料の投入量に応じて生産する製品の一部にその特性を割り当てる手法であり、プラスチック製品を含む様々な分野の製品にその考え方が適用されつつある。同方式を導入することによりバイオマスや再生原料の活用促進が期待される一方、同方式の導入による環境負荷低減効果等については、知見が十分に蓄積されていないのが現状である。
 こうしたことから、環境省ではマスバランス方式に係る国内外の現状を整理・共有し、企業等関係者及び学識経験者へのヒアリング・意見交換を行い、課題の整理等を行うため、「マスバランス方式に関する研究会」を設置し、マスバランス方式を用いてバイオマス由来特性を割り当てたプラスチックの考え方について整理しました。