報道発表資料

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2025年02月14日
  • 水・土壌

令和6年度プラスチック・スマートシンポジウム 「海洋プラごみ削減に向けた地域のソリューション」の開催について

1.環境省では、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて、“プラスチックとの賢い付き合い方”を推進する「プラスチック・スマート」を展開し、多様な主体の取組について情報発信しています。
2.この度、令和7年3月1日(土)に兵庫県神戸市において、兵庫県との共催により、令和6年度プラスチック・スマートシンポジウム「海洋プラごみ削減に向けた地域のソリューション」をハイブリッド方式で開催します。

■ 開催目的

近年、海洋プラスチックごみによる環境汚染、生態系、生活環境、漁業、観光業等への悪影響が懸念され、重要かつ喫緊の問題となっています。この問題の解決に向けては、各地域における自治体や企業等との連携の構築や効果的な取組の拡大が欠かせません。本シンポジウムでは、プラスチックとの賢い付き合い方を推進する「プラスチック・スマート」の取組の一環として、地域における取組の拡大に向け、開催地である兵庫県における官民連携の取組を紹介するとともに、自治体と企業等の連携に関するモデル事業である「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」や、環境省と関係府県で連携して瀬戸内海全体を対象に対策に取り組んでいる「瀬戸内海プラごみ対策ネットワーク」の取組を紹介し、海洋プラスチックごみ対策を地域で進めるための方策について議論します。

■ 開催概要

日時:令和7年3月1日(土)13:00 ~ 16:00
場所:ラッセホール 5階 サンフラワー(兵庫県神戸市中央区中山手通4-10-8)
主催:環境省・兵庫県
方式:ハイブリッド方式
参加費:無料  現地参加申込み:https://pro.form-mailer.jp/lp/e10fddc3328370
        WEB参加申込み:https://pro.form-mailer.jp/lp/b8abe0d4328356

■プログラム(予定)

(1)開会挨拶 
       松本 啓朗(環境省水・大気環境局長)
(2)基調講演
              中山 直樹(環境省水・大気環境局海洋環境課海洋プラスチック汚染対策室長)
              「海洋プラスチックごみ問題の現状と地域の取組推進」
(3)兵庫県取組事例発表
           兵庫県 環境部環境整備課
        「海洋プラごみ発生抑制に向けた兵庫県の取組」
(4)ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン採択自治体取組事例発表①
           度会町 「まちぐるみで取組むプラスチックごみの減量・再資源化」
                  生駒市・対馬市 「産学官連携で取組むSDGs未来都市間でのESDプログラム開発」
                  今治市 「海岸アダプトプログラムを通じた市民協働で進める海洋プラスチック汚染対策」
(5)ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン採択自治体取組事例発表②
    大台町 「プラスチックフィッシング大会を通じた宮川の保全と海洋プラスチック汚染対策」
    静岡市 「プラモデルを通じた海洋プラスチックごみ問題に関する教育プログラムの取組」
    唐津市 「海洋プラスチックごみ問題対策を通じたネイチャーポジティブ実現への取組」
(6)瀬戸内海プラごみ対策ネットワーク取組事例発表
    大阪府 「テイクアウト飲料用カップ等の散乱防止モデル事業」
    広島県 「新機能リサイクルボックスの新たな形での導入促進に向けた実証事業」
(7)パネルディスカッション「海洋プラごみ対策を地域でどう進めるか」
    パネリスト
    中澤 友彦 氏(一般社団法人 全国清涼飲料連合会)
    小林 一成 氏(ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン検討委員)
    富樫 英治 氏(株式会社エフピコ)
    中川 知央 氏(度会町)
    モデレーター
    鈴木 弘幸(一般社団法人 日本環境衛生センター)

■動画配信

後日、動画配信を予定しております。

■シンポジウム事務局

○ 一般財団法人日本環境衛生センター サステナブル社会推進部 横浜オフィス
         TEL:045-285-3711 E-mail:plastics_smart@jesc.or.jp

連絡先

環境省水・大気環境局海洋環境課海洋プラスチック汚染対策室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-9025
室長
:中山 直樹
室長補佐
:竹田 智宏
担当
:佐々木 良介