報道発表資料

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2026年10月30日
  • 総合政策

(仮称)北海道厚田風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、「(仮称)北海道厚田風力発電事業環境影響評価準備書」(東急不動産株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。 

 環境大臣意見では、
(1)対象事業実施区域の大半は石狩市のゾーニング計画の「環境保全エリア」とされているため、エリアの設定根拠・趣旨を踏まえた上で、石狩市等へ丁寧かつ十分な説明・調整を行うこと
(2)国内希少種であるオジロワシの餌場と考えられる漁港の周辺、高い頻度で飛翔が確認されている場所、年間衝突予測数が相対的に高い場所とその近傍の風力発電設備について、設置の取り止め又は影響を回避・十分に低減できる場所への配置の見直しを行うこと
(3)国内希少種であるオジロワシ、オオワシ、クマタカ、チュウヒのバードストライクが確認された場合の対応について、専門家等から構成される協議会を設置し、事前に指導・助言を受け、稼働停止を含めた緊急の環境保全措置を講ずること
(4)北海道のチュウヒに詳しい専門家に助言を得て、必要に応じて追加調査を実施すること
等を求めている。

■ 背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業とし、経済産業大臣は、事業者から提出された環境影響評価準備書※1の審査に当たって、環境大臣の意見を聴かなければならないこととされている。
 本件は、「(仮称)北海道厚田風力発電事業環境影響評価準備書」について、この手続に沿って経済産業大臣に対して意見を提出するものである。
 今後、事業者は、環境大臣の意見及び関係地方公共団体の長の意見を受けた経済産業大臣勧告等を踏まえ、法に基づく環境影響評価書の作成等の手続が求められる。
 
※1 環境影響評価準備書:環境影響評価の結果について環境の保全の見地からの意見を聴くための準備として、調査、予測、評価及び環境保全措置の検討を実施した結果等を示し、環境の保全に関する事業者自らの考え方を取りまとめた文書。

■ 事業の概要

北海道石狩市において、最大で出力64,500kWの風力発電所を設置する事業。
 ・ 事業者   東急不動産株式会社
 ・ 事業位置  北海道石狩市(対象事業実施区域の面積 約443.9ha)
 ・ 出力    最大64,500kW(単機出力 4,300kW×15基)

(参考)環境影響評価に係る手続

【配慮書の手続】
 ・ 公表          令和4年 10月18日~同年11月24日(住民意見59件※2)
 ・ 北海道知事意見提出   令和5年 1月 17日
 ・ 環境大臣意見提出    令和4年12月 23日
 ・ 経済産業大臣意見提出  令和5年 1月 5日
 
【方法書の手続】
 ・ 縦覧          令和6年 3月22日~同年4月22日(住民意見84件※2)
 ・ 北海道知事意見提出   令和6年 8月8日
 ・ 経済産業大臣勧告    令和6年 9月6日
 
【準備書の手続】
 ・ 縦覧          令和8年 3月13日~同年4月13日(住民意見214件※2)
 ・ 北海道知事意見提出   令和8年10月 7日
 ・ 環境大臣意見提出    令和8年10月30日
 
 ※2 環境の保全の見地からの意見の件数。

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8237
室長
鈴木 清彦
室長補佐
安陪 達哉
審査官
齊藤 雅裕

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