報道発表資料

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2025年06月17日
  • 自然環境

市民参加型昆虫調査「緑の国勢調査!みんなで虫(むし)らべ2025」の 実施について

1. 環境省では、昨年度に引き続き、市民参加型昆虫調査「緑の国勢調査!みんなで虫(むし)らべ2025」を実施します。
2. 調査対象は、クマゼミやオオムラサキなどの昆虫30種の分布情報です。令和7年6月17日(火)から同年11月30日(日)までに、生物情報収集・提供システム「いきものログ」から御報告ください。平成12年以降の過去の写真でも報告できます。

自然環境保全基礎調査(通称「緑の国勢調査」)について

自然環境保全法第4条に基づき環境省が実施する、日本全国の自然環境の現状と変化を把握し、自然環境保全施策の推進に必要な基礎資料を整備するための調査。昭和48年から実施されている。調査対象は動物、植生、河川・湖沼、湿地、藻場・干潟・サンゴ礁等。
・自然環境保全基礎調査(生物多様性センターウェブサイト)
https://www.biodic.go.jp/kiso/fnd_list_h.html

昆虫類分布調査について

環境省生物多様性センターでは、自然環境保全基礎調査の一環として、令和5年~令和8年度にかけて、全国的な昆虫の生息分布情報に関する調査を行っている。専門家からの聞き取り調査や文献調査のほか、市民参加型調査等を実施。昆虫類の現状や課題等を明らかにするため、分布図を作成するほか、過去の同基礎調査の結果との比較等を行う。調査成果の一部を公表予定。

「いきものログ」について

環境省生物多様性センターが運用する、生物情報を収集・提供するシステム。利用者は、ユーザー登録をして生物多様性情報を報告することができる。報告されたデータは、データベース化され、希少種情報等を除き、インターネット上で閲覧・ダウンロードすることが可能。
・「いきものログ」使い方動画
https://ikilog.biodic.go.jp/Doga/

連絡先

自然環境局自然環境計画課 生物多様性センター
代表
0555-72-6031
直通
0555-72-6033
センター長
常冨 豊
総括企画官
山下 慎吾
調査科長
尾﨑 由布子