報道発表資料
2025年05月30日
- 再生循環
令和6年度補正予算 消費者の行動変容等による家庭系食品ロスの削減推進モデル事業 一次公募の採択結果について
1.環境省では、家庭系食品ロスの削減を支援するため、「消費者の行動変容等による家庭系食品ロスの削減推進モデル事業」を実施します。
2.本モデル事業を実施する地方公共団体・事業者等の一次公募をした結果、合計3件の事業を採択、支援することになりました。
2.本モデル事業を実施する地方公共団体・事業者等の一次公募をした結果、合計3件の事業を採択、支援することになりました。
モデル事業の概要と目的
モデル事業期間内に必ず食品ロス削減を(期間限定であっても)達成し、家庭系食品ロス削減に係る課題整理、取組の実施に伴う効果検証(導入前後の食品ロス等の発生量の比較等の定量的な検証等)、事業継続に向けたスキーム検討、普及啓発資材の活用、関係主体との連携・調整等に対し、その費用の支援及び技術的支援を行うものである。
令和6年度補正予算 消費者の行動変容等による家庭系食品ロスの削減推進モデル事業の公募について
(令和7年2月10日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_04377.html
令和6年度補正予算 消費者の行動変容等による家庭系食品ロスの削減推進モデル事業の公募について
(令和7年2月10日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_04377.html
採択結果
「事業の有効性」、「事業の継続性、発展性・波及性」、「事業の新規性・先進性」、「事業の具体性・実現可能性」の観点から、審査委員会による評価を経て、以下のモデル事業を採択しました。
- パナソニック株式会社
- 株式会社クラダシ
- 株式会社三友環境総合研究所
モデル事業の概要
事業主体 | 事業の名称 | 事業の概要 |
パナソニック株式会社 | AI技術を活用した冷蔵庫カメラデバイスによる家庭系食品ロス削減事業 | 冷蔵庫にIoT機器であるAIカメラを設置し、庫内の食材を画像認識機能により管理することで、適切な量の買い物/消費期限内の適切な消費をサポートするシステムを導入し、実証実験を通じて家庭内の食品ロス削減に対する効果を検証する。食品ロス削減効果を定量・定性の両面から評価したうえで、削減効果のある施策を一般家庭に普及させることにより、家庭系食品ロスの削減を目指す。 |
株式会社クラダシ | 「使い切りチャレンジ~EC×レシピ連携による家庭内食品ロス削減事業~」 | ECサイトKuradashiで販売する食品や、余りがちな食品を使い切るためのレシピを、連携先であるサッポロホールディングス株式会社が運営するレシピアプリ「うちれぴ」を通じて消費者に配信する。レシピ配信前後での家庭の食品ロス発生量の変化、消費者の行動変化等を検証することで、取組の効果を把握する。 |
株式会社三友環境総合研究所 | 生ごみ減量プログラム アプリを用いた地域住民の「ごみ減量」 と 「意識改革・行動変容」 | 自治体が住民向けに提供する「資源循環(ごみ分別)アプリ(自社企画・開発)」を入り口として、「ごみ減量プログラム(自社企画・開発)」及び「タベスケ(協力会社開発)」のアプリを活用し、住民参加型のプロジェクトを実施。家庭から発生する生ごみの「水切り活動」や購入食品の「消費(賞味)期限コントロール」による食品ロス削減、「消費(賞味)期限が近い商品購入」を促すことによるユーザーの意識改革と行動変容を目指す。 |
連絡先
環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-6205-4946
- 室長
- 近藤 亮太
- 室長補佐
- 村井 辰太朗
- 担当
- 小田戸 聡
- 担当
- 常住 将平