報道発表資料
2025年05月20日
- 地球環境
第1回アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)での炭素市場構築に関する国際会合を開催しました
<経済産業省同時発表>
環境省は、経済産業省との共催により、2025年5月19日に、「第1回アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)での炭素市場構築促進に関する国際会合」(AZEC・DCM国際会合)をオンライン形式で開催しました。同会合には、AZECパートナー国の政府関係者や関係機関等が参加し、AZECパートナー国における炭素市場の構築に向け、活発な議論を行いました。
環境省は、経済産業省との共催により、2025年5月19日に、「第1回アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)での炭素市場構築促進に関する国際会合」(AZEC・DCM国際会合)をオンライン形式で開催しました。同会合には、AZECパートナー国の政府関係者や関係機関等が参加し、AZECパートナー国における炭素市場の構築に向け、活発な議論を行いました。
1.AZEC・DCM国際会合(※1、2)について
(1) 昨年10月の第2回AZEC首脳会合において、「今後10年のためのアクションプラン」を含む首脳共同声明が採択されました。
(2) AZEC・DCM国際会合は、同アクションプランに明記された事項のうち、「サプライチェーン全体にわたる温室効果ガス(GHG)排出の可視化を通じた産業の競争力向上」、及び、「十全性(質)の高い炭素市場の推進」に関する内容を議論するための政策実務者間の対話として立ち上げたものです。
(3) なお、昨年までに2回開催された「AZECでのJCM利活用促進に関する国際会合」(AZEC・JCM国際会合)は本会合に統合され、引き続き域内における質の高いクレジット取引の活発化や脱炭素投資を行うインセンティブの創出等について議論していきます。
(2) AZEC・DCM国際会合は、同アクションプランに明記された事項のうち、「サプライチェーン全体にわたる温室効果ガス(GHG)排出の可視化を通じた産業の競争力向上」、及び、「十全性(質)の高い炭素市場の推進」に関する内容を議論するための政策実務者間の対話として立ち上げたものです。
(3) なお、昨年までに2回開催された「AZECでのJCM利活用促進に関する国際会合」(AZEC・JCM国際会合)は本会合に統合され、引き続き域内における質の高いクレジット取引の活発化や脱炭素投資を行うインセンティブの創出等について議論していきます。
2.会合のポイント
(1) 今回の会合には、AZECパートナー国のエネルギー関係省庁と環境関係省庁の政策担当者や関係機関等が参加しました。
(2) 会合では、①GHG排出量の可視化に向けた各国政府や民間企業の取組、②GHG排出削減を評価するための指標や手法の開発について、情報交換及び意見交換を行いました。
(2) 会合では、①GHG排出量の可視化に向けた各国政府や民間企業の取組、②GHG排出削減を評価するための指標や手法の開発について、情報交換及び意見交換を行いました。
今後もAZEC・DCM国際会合を活用し、AZECパートナー国との連携のもとで、アジアの脱炭素化に向けた議論を進めていきます。
(※1)AZECとは、11カ国のAZECパートナー国(オーストラリア、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)が参加する、域内のカーボンニュートラル/ネット・ゼロ排出に向けた協力のための枠組み。
(※2)AZEC・DCM国際会合(英語名):AZEC International Conference to Develop Carbon Markets
(※1)AZECとは、11カ国のAZECパートナー国(オーストラリア、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)が参加する、域内のカーボンニュートラル/ネット・ゼロ排出に向けた協力のための枠組み。
(※2)AZEC・DCM国際会合(英語名):AZEC International Conference to Develop Carbon Markets
連絡先
環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8248
- 参事官
- 行木 美弥
- 推進官
- 須賀 義徳
- 参事官補佐
- 松岡 賢
- 担当
- 竹内 千尋