報道発表資料

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2025年05月09日
  • 地球環境

「人工光合成の早期社会実装に向けた取組加速化に関する検討会(第1回)」の開催について

1. 環境省では、令和7年5月13日(火)に、「人工光合成の早期社会実装に向けた取組加速化に関する検討会」(第1回)を開催します。

2. 本検討会は、人工光合成に関する技術動向や課題の整理等を行い、人工光合成の早期社会実装に向けたロードマップの策定を行うことを目的とします。第1回会合では、現状の整理とともに、関連する事業者からのヒアリングを行う予定としています。

3. なお、本検討会は、企業情報が開示され特定の者に不当な利益又は不利益を与えるおそれがあるため非公開としますが、開催後に議事要旨を公表します。

※開催概要及び議事要旨を掲載しました。(令和7年5月28日)
■ 検討会の目的
  2050年ネットゼロの実現に向けては、再生可能エネルギーの主力電源化や革新的省エネ技術など、あらゆる手段を最大限進めていくことはもちろんのこと、素材産業など脱炭素化を最大限進めてもCO2排出がゼロとならない分野においても対策を進める必要があります。こうした分野においては、CO2排出を可能な限り低減した上で、なお排出されるCO2を資源として捉え新たな別の資源に転換するCCU(Carbon Capture and Utilization)技術等の活用が必要となります。
  CCU技術の一つである人工光合成は、太陽光と水、CO2等を用いて、エネルギー蓄積反応を利用し、水素の生成やCO2還元生成物の合成をする技術です。人工光合成については国内外で様々な研究開発が進められていますが、社会実装に向けては課題が数多く存在しています。
  本検討会は、人工光合成に関する技術動向や課題の整理等を行い、令和7年秋頃を目途に人工光合成の早期社会実装に向けたロードマップを策定することを目的とします。

■ 日時及び場所
  日時:令和7年5月13日(火)16:00 ~ 18:00
  場所:環境省 省議室及びオンライン

■ 議題(予定)
  1.人工光合成の技術動向
  2.人工光合成の早期社会実装に向けたロードマップ イメージ
  3.事業者ヒアリング

■ 公開に関する取扱い
  議事において個社の技術情報等を取り扱うことから、企業情報が開示され、特定の者に不当な利益又は不利益を与えるおそれがあるため、本検討会は非公開で開催します。会議開催後、2週間以内を目途に議事要旨の全文を本ページにて公表いたします。

連絡先

環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8339
室長
長谷川 敬洋
調整官
豊村 紳一郎
専門官
田口 浩
主査
小塚 翔平
担当
中島 光博

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