報道発表資料

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2025年04月28日
  • 総合政策

令和6年度環境技術実証事業 実証報告書の承認及びロゴマークの交付について

 環境省は、令和6年度環境技術実証事業において10件の実証報告書を承認しました。また、実証報告書を承認した10件の実証済技術に対し、実証番号及びロゴマークを交付しました。

■実施報告書の承認・実証番号及びロゴマークの交付について

 環境省は、令和6年度環境技術実証(ETV)事業において、実証機関が実証を実施し、その結果を取りまとめた実証報告書を、10件承認しました(一部過年度に実証を実施した技術も含む。)。
 また、実証報告書を承認した実証対象技術に対し、実証番号及びロゴマークを交付しました(■今回交付された実証番号の一覧を参照。)。
 この度、環境省が承認した実証済技術の実証報告書の詳細等は、環境技術実証事業ウェブサイト(https://www.env.go.jp/policy/etv/index.html)の実証済技術一覧のページに後日アップロードいたします。アップロード前に実証報告書の詳細等をお求めの方は、 問合せ先へご連絡ください。
 なお、環境技術実証事業による環境技術の実証報告書は、環境技術の性能の保証・認証・ 認可等をうたうものではなく、一定の条件下における環境技術の環境保全効果についてまとめたものです。

■今回交付された実証番号の一覧

気候変動対策技術領域

実証申請者名  実証対象技術名 実証番号 
MCCスポーツ株式会社 自然素材充填材「ネオフィル」を使用した人工芝システム 140-2401
能美防災株式会社 シーリングミスト® 160-2401
株式会社ミラクール ミラクールAQクリア 140-2402


自然環境保全技術領域

実証申請者名  実証対象技術名 実証番号 
株式会社テクアノーツ 水草除去・回収汎用船ハイドロモグ           140-2307

​大気環境保全技術領域

実証申請者名 実証対象技術名 実証番号
株式会社大木工藝        炭素節電シート「デコカーボ」                        140-2404  

水・土壌環境保全技術領域 

実証申請者名 実証対象技術名 実証番号
株式会社Santa Mineral   腐植質有機酸と複合ミネラルからなるセラミックを用いた水質及び  
底質浄化技術
140-2403 

水・土壌環境保全技術領域・自然環境保全技術領域

実証申請者名 実証対象技術名 実証番号
宇部マテリアルズ株式会社     マグネシウム製剤を用いた赤潮防除技術                       090-2401  

水・土壌環境保全技術領域・気候変動対策技術領域

実証申請者名 実証対象技術名 実証番号
日本体育施設株式会社       投てき実施可能な人工芝「スポーツターフΛラムダ天然素材充填材ヒノキおが粉」        140-2406  

水・土壌環境保全技術領域・資源循環技術領域

実証申請者名 実証対象技術名 実証番号
株式会社ティービーエム      油泥バイオマス資源化装置                             140-2405  

気候変動対策技術領域・大気環境保全技術領域

実証申請者名 実証対象技術名 実証番号
株式会社サンユー印刷        キープサーモウォール遮熱施工                             160-2402  

■ 実証申請の取り下げについて

 本事業は技術の性能に対して著しく低い結果が出た場合等正当な理由がある場合は、申請を取り下げることができますが、令和6年度において2件が申請取り下げとなりました。

【参考】 環境技術実証(ETV)事業について

 環境技術実証事業は、既に実用化された先進的環境技術の環境保全効果、副次的な環境影響、その他環境の観点から重要な性能を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の利用者による技術の購入、導入等に当たり、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にすることにより、 環境技術の普及を促進し、環境保全に寄与し、中小企業の育成も含めた環境産業の発展に資することを目的とするものです。

連絡先

大臣官房総合政策課環境研究技術室
代表
03-3581-3351
直通
03-6205-8276
室長
奥村 暢夫
室長補佐
永森 一暢
担当
樋渡 智咲