報道発表資料

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2025年04月24日
  • 自然環境

国際生物多様性の日(5月22日)について

1. 毎年5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」であり、世界共通のテーマに沿って、世界各地で普及啓発イベントが開催されます。

2. 環境省は、UNU-IAS OUIK、金沢市と共催で、金沢市において都市生態系再生と生物文化多様性に関するシンポジウムを開催します。 
※UNU-IAS OUIK :国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティングユニット

 3. J-GBF関係団体等においても、5月22日を中心に生物多様性を感じ、学び、行動するイベントを全国各地で開催します。ぜひ、お近くのイベント会場に足をお運びください。 
※J-GBF:2030生物多様性枠組実現日本会議(会長:十倉雅和経団連会長)

■概要

1.国際生物多様性の日について

 国際生物多様性の日とは、国連が生物多様性の問題に関する普及と啓発を目的として定めた国際デーです。1992年5月22日に生物多様性条約の本文が生物多様性条約交渉会議において採択されたため、毎年5月22日が国際生物多様性の日とされています。
 毎年この日に合わせ、世界共通のテーマに沿って生物多様性の保全や主流化に向けた普及啓発イベントが世界各地で開催されています。本年のテーマは「"Harmony with nature and sustainable development"(自然との共生、持続可能な未来へ!)」です。
 生物多様性条約(CBD)事務局によるロゴも決定しました。

2.国際生物多様性の日関連イベント:「都市生態系再生国際シンポジウムin金沢」(主催:UNU-IAS OUIK※ 共催:金沢市、環境省)開催について

 昨年は、UNU-IAS※、環境省、石川県、IGES※、GEOC※、公益財団法人国連大学協力会が共催で能登震災復興支援イベントを実施し、災害の現状や課題について共有する中で、里山里海の資源を生かした創造的な復興や、能登の自然環境と生物文化多様性の保全・再生・持続可能な活用等について議論しました。
 本年はUNU-IAS OUIK※、環境省、金沢市との共催により、金沢市において都市生態系再生と生物文化多様性に関するシンポジウムを開催します。
 本イベントでは、文化的資源を生かした都市生態系の回復と生物多様性の保全における市民参加の重要性について、他のモデル都市やパイロット都市の代表が国際的な視点も交えて意見交換し、自然との共生を通じ、活気と持続性を備えた都市づくりに向けた新たなアクションについて議論を行います。

※UNU-IAS OUIK:国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティングユニット
 UNU-IAS   :国連大学サステイナビリティ高等研究所
 IGES     :公益財団法人地球環境戦略研究機関
 GEOC      :地球環境パートナーシッププラザ

○ 都市生態系再生国際シンポジウムin金沢
 「金沢から考える 都市の緑と文化、人々のつながり」
  日時:2025年5月22日(木)14:00~17:00
  場所:金沢市文化ホール・大会議室   https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakuchoseika/oshirase/28807.html
  参加を御希望される方は、上記URLよりお申込みください。

3.J-GBF関連団体が取りまとめた国際生物多様性の日周辺に開催されるイベント 等について

 「国際生物多様性の日」の周辺に開催されるイベント等について、別添の「『国際生物多様性の日』周辺開催イベント」で御紹介しています。別添を御覧いただき、ぜひお近くのイベント会場に足をお運びください。なお、各イベントに関するお問合せは、主催団体までお願いします。

連絡先

自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8150
室長
永田 綾
室長補佐
細田 容子
担当
吉田 かほる

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