報道発表資料

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2025年03月11日
  • 総合政策

交通政策審議会第95回港湾分科会に係る港湾計画に対する環境省意見の提出について

 環境省は、令和7年3月11日(火)に開催される国土交通省交通政策審議会第95回港湾分科会において審議される3つの港湾計画(改訂:金沢港、和歌山下津港、高松港)のうち、和歌山下津港港湾計画の改訂に対して、環境保全の観点から、別紙のとおり意見を提出した。
 改訂後の計画では、既定計画の変更及び削除により、埋立面積が縮小する計画となっているものの、緑地等の埋立地の造成に加え、航路・泊地の整備等を実施することとなっている。
 
 環境省意見では、
 [和歌山下津港港湾計画(改訂)]
 (1) 埋立地の造成の必要性について慎重な検討を行い、瀬戸内海における新たな埋立てを可能な限り回避するよう努めること
 (2) 水質浄化及び生物の生息・生育空間の確保の観点から、施工性及び経済性等も考慮しつつ、生物共生型護岸等の環境配慮型構造物の採用等により、環境影響を極力低減するよう努めること
 等を求めている。
 なお、環境省意見は、国土交通省を通じて、港湾管理者に伝達される。

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8237
室長
加藤 聖
審査官
河合 実名子
審査官
中山 裕貴

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