報道発表資料
2025年02月26日
- 地球環境
第12回持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)サイドイベント「SDGsを達成し3つの地球的危機に対処するための地域の道筋:アジア太平洋シナジーレポートの始動」の開催について
1. 令和7年2月26日(水)13:15(日本時間)より、タイ王国バンコクにおいて、第12回持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)サイドイベント「SDGsを達成し3つの地球的危機に対処するための地域の道筋:アジア太平洋シナジーレポートの始動」を地球環境戦略研究機関(IGES)とともに開催します。
2. 本サイドイベントにおいて、アジア太平洋地域における相乗効果(シナジー)が発揮された政策立案を進め、SDGsの進捗に貢献するための新しい地域イニシアティブである「アジア太平洋シナジーレポート」の作業が正式に開始されます。
2. 本サイドイベントにおいて、アジア太平洋地域における相乗効果(シナジー)が発揮された政策立案を進め、SDGsの進捗に貢献するための新しい地域イニシアティブである「アジア太平洋シナジーレポート」の作業が正式に開始されます。
1.開催概要
世界人口の60%以上を擁するアジア太平洋地域においては、17の持続可能な開発目標(SDGs)のいずれも達成のめどが立っておらず、中
でも環境に関する目標の達成が最も遅れており、持続可能な開発の達成において重大な局面にあります。そこで、活動間の相乗効果(シナジ
ー)を最大化することが重要とされています。
そのような中、昨年7月に国連本部で開催されたスペシャルイベントで滝沢求環境副大臣(当時)は、アジア太平洋地域各国の相乗効果
(シナジー)が発揮された施策事例に関するレポートの作成を進める考えを表明しました。更に、昨年11月にアゼルバイジャン・バクーで開催
された気候変動枠組条約第29回締約国会議(UNFCCC-COP29)におけるジャパン・パビリオンでのセミナーにおいて、浅尾慶一郎環境大臣
からも同様の表明を行いました。
本サイドイベントでは、アジア太平洋地域におけるシナジーが発揮された政策立案を進め、SDGsの進捗に貢献するための新しい地域イニシ
アティブである「アジア太平洋シナジーレポート」の作業が正式に開始されます。本レポートでは、実用的な政策ツール、具体的なケースス
タディ、戦略的ガイダンス等をとりまとめ、アジア太平洋をはじめとする地域の政府や関連組織が相乗効果を活用した取組(シナジーアプロ
ーチ)を効果的に実施できるように支援することを目的としています。
でも環境に関する目標の達成が最も遅れており、持続可能な開発の達成において重大な局面にあります。そこで、活動間の相乗効果(シナジ
ー)を最大化することが重要とされています。
そのような中、昨年7月に国連本部で開催されたスペシャルイベントで滝沢求環境副大臣(当時)は、アジア太平洋地域各国の相乗効果
(シナジー)が発揮された施策事例に関するレポートの作成を進める考えを表明しました。更に、昨年11月にアゼルバイジャン・バクーで開催
された気候変動枠組条約第29回締約国会議(UNFCCC-COP29)におけるジャパン・パビリオンでのセミナーにおいて、浅尾慶一郎環境大臣
からも同様の表明を行いました。
本サイドイベントでは、アジア太平洋地域におけるシナジーが発揮された政策立案を進め、SDGsの進捗に貢献するための新しい地域イニシ
アティブである「アジア太平洋シナジーレポート」の作業が正式に開始されます。本レポートでは、実用的な政策ツール、具体的なケースス
タディ、戦略的ガイダンス等をとりまとめ、アジア太平洋をはじめとする地域の政府や関連組織が相乗効果を活用した取組(シナジーアプロ
ーチ)を効果的に実施できるように支援することを目的としています。
2.開催案
・ 名称 SDGsを達成し3つの地球的危機に対処するための地域の道筋:アジア太平 洋シナジーレポートの始動
A Regional Pathway to Achieving SDGs and Addressing the Triple Planetary Crisis: Kickstarting the Asia-Pacific
Synergy Report
Synergy Report
・ 日時 令和7年2月26日(水)11:15~12:30(日本時間13:15~14:30)
・ 形式 対面会合
・ 場所 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)本部(バンコク(タイ王国))
・ 主催 日本国環境省、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
・ 共催 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)
アジア開発銀行(ADB)
・ プログラム ※予定
(1) 開会挨拶
Armida Salsiah Alisjahbana 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局長
Dechen Tsering 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP-ROAP)所長
渡辺 陽子 アジア開発銀行(ADB) 気候変動・持続可能な開発局 環境課長
(2) スペシャル・リマーク
Amenatave V. YAUVOLI インドネシア共和国駐在フィジー共和国大使
(3) パネルディスカッション
(3) パネルディスカッション
アジア太平洋シナジーレポートの概要 武内 和彦 IGES 理事
Co-Leadsからのレポートへの期待と提案
Bernadia Irawati Tjandradewi, Secretary General,United Cities and Local Governments Asia-Pacific (UCLG ASPAC)
Ma Jun, Director, Institute of Public and Environmental Affairs (IPE)
Soumya Swaminathan, Chairperson, MS Swaminathan Research Foundation, Former Chief Scientist,
World Health Organization (WHO)
World Health Organization (WHO)
ケーススタディの発表
ファシリテーター
Sangmin Nam Director, Environment and Development Division,ESCAP
発表者
アジア開発銀行(ADB)
Asia Pacific Clean Air Partnership, UNEP
独立行政法人国際協力機構(JICA)
CityNet Secretariat
(4) 質疑応答
(5) 閉会挨拶 松澤裕 日本国環境省地球環境審議官
3.参加者
アジア太平洋地域諸国の専門家及び国際機関等の関係者
(参考)
※ 持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)とは
APFSD(Asia-Pacific Forum on Sustainable Development)は、アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)主催により年1回開催されるアジア太平洋地域の政府間の閣僚級フォーラム。加盟国の他、国際機関や民間企業等がオブザーバーとして参加し、アジア太平洋地域におけるSDGsの実施、フォローアップ及びレビューを行うもの。
APFSD(Asia-Pacific Forum on Sustainable Development)は、アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)主催により年1回開催されるアジア太平洋地域の政府間の閣僚級フォーラム。加盟国の他、国際機関や民間企業等がオブザーバーとして参加し、アジア太平洋地域におけるSDGsの実施、フォローアップ及びレビューを行うもの。
連絡先
環境省地球環境局国際連携課
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8243
- 課長
- 内藤 冬美
- 課長補佐
- 浜 一朗
- 課長補佐
- 栗林 美紀
- 担当
- 伊喜 憲明