報道発表資料

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2026年04月17日
  • 大臣官房

グリーンボンドガイドライン及びグリーンローンガイドライン 付属書1(グリーンリスト)改訂について

1.我が国のサステナブルファイナンス市場を更に健全かつ適切に拡大していく観点から、グリーンボンドガイドライン及びグリーンローンガイドライン付属書1明確な環境改善効果をもたらすグリーンプロジェクトの判断指針及び別表(グリーンリスト)を改訂いたしましたので、公表いたします。
 
2.また、グリーンリストに関する意見募集の結果についても、併せてお知らせします。

■ 概要

 環境省では、グリーンボンドやグリーンローンの環境改善効果に関する信頼性の確保と、国内におけるグリーンボンドやグリーンローンの普及を図ることを目的として、2017年3月に国際原則に準拠した形でグリーンボンドガイドラインを策定して以降、対象金融商品の追加や解説の拡充等によりガイドラインの改訂をしてきました。こうした取組においては、グリーンボンドやグリーンローンの対象プロジェクトであるグリーンプロジェクト等をグリーンボンドガイドライン及びグリーンローンガイドラインの付属書1別表(以下「グリーンリスト」という。)に、グリーンな資金使途の例として示すことにより、特に新規調達者・分野への裾野拡大に取り組んでいます。
 2023年8月にはグリーンファイナンスに関する検討会の下に「グリーンリストに関するワーキンググループ」を設置し、以降は同ワーキンググループにおいてグリーンリストの拡充について議論・検討を行ってきました。2025年度の同ワーキンググループにおける議論、意見募集の結果等を踏まえ、付属書1明確な環境改善効果をもたらすグリーンプロジェクトの判断指針及び別表(グリーンリスト)を改訂いたしましたので、公表いたします。
 今回の改訂の特徴としては、ネガティブな環境効果の記載の拡充や視認性向上のための小分類名の見直し、これまでのグリーンリストに記載されていた注記について整理するといった対応を実施しました。これらに加えて、プロジェクトを実施する際の関係法令への遵守や地域共生に対する配慮についても明記しました。
 グリーンリストについては、今後も定期的に改訂を行ってまいります。

 なお、今回の改訂が過去の資金調達案件に遡って適用されるものではありません。

■ 意見募集の結果

 令和7年9月2日(火)から同年10月15日(水)までの間、グリーンリストに関する意見募集を実施しました。いただいた御意見の概要とそちらに対する考え方については、資料3のとおりです。
 なお、グリーンリストは、ICMAのグリーンボンド原則において示されている資金使途の例示の分類を元に、グリーンプロジェクトとして整理され得るものを例示したポジティブリストです。グリーンプロジェクトにおける環境改善効果については「付属書1 明確な環境改善効果をもたらすグリーンプロジェクトの判断指針」も参照の上、まずは資金調達者が評価し、最終的には市場において評価されることとなります。

■ 関連情報

 グリーンファイナンスに関する検討会及びグリーンリストに関するワーキンググループ
 http://www.env.go.jp/policy/greenbond/gb/conf/conf_r31216.html

連絡先

環境省 大臣官房 環境経済課 環境金融推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8240
課長
平尾 禎秀
企画官
平良 耕作
室長補佐
影山 凡子
係長
森本 恵理子
担当
松原 康平