報道発表資料
環境省は、令和6年11月5日(火)に開催される国土交通省交通政策審議会第94回港湾分科会において審議される2つの港湾計画(改訂:川崎港、尼崎西宮芦屋港)のうち、尼崎西宮芦屋港港湾計画の改訂に対して、環境保全の観点から、別紙のとおり意見を提出した。
改訂後の計画では、埠頭の新規整備及び再編、航路・泊地の新規整備、東海岸町地区土地利用計画の一部見直し、臨港道路の新規整備等を実施することとなっている。
環境省意見では、
[尼崎西宮芦屋港港湾計画(改訂)]
(1) 浚渫等により発生する埋立土砂等を極力削減し、埋立面積の低減を図るとともに、瀬戸内海における新たな埋立てを可能な限り回避するよう努めること
(2) 水質浄化及び生物の生息・生育空間の確保の観点から、施工性及び経済性等も考慮しつつ、生物共生型護岸等の環境配慮型構造物の採用等により、環境影響を極力低減するよう努めること
等を求めている。
なお、環境省意見は、国土交通省を通じて、港湾管理者に伝達される。
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8237
- 室長
- 加藤 聖
- 室長補佐
- 鈴木 祐介
- 審査官
- 河合 実名子
- 審査官
- 中山 裕貴