報道発表資料
2024年09月27日
- 地球環境
第8回日本・シンガポール環境政策対話の結果について
1. 日本国環境省とシンガポール共和国持続可能性・環境省は、2024年9月12日にシンガポールで「第8回日本・シンガポール環境政策対話」を開催しました。
2. 同対話では、循環経済・廃棄物管理、大気汚染・騒音対策、プラスチック汚染、日・ASEAN協力、気候変動等に関して、両国の政策動向、取組課題等ついて意見交換を行い、引き続き、両国で連携していくことを確認しました。
2. 同対話では、循環経済・廃棄物管理、大気汚染・騒音対策、プラスチック汚染、日・ASEAN協力、気候変動等に関して、両国の政策動向、取組課題等ついて意見交換を行い、引き続き、両国で連携していくことを確認しました。
【経緯】
日本国環境省は、2014年にシンガポール共和国・環境庁(NEA)と環境協力に関する協力覚書に署名し、同覚書を拡充する形で2017年に同国環境水資源省(現:持続可能性・環境省)との協力覚書に署名しました。NEAとの覚書署名以降、定期的に政策対話を開催しています。
【概要】
(1) 開催日時
2024年9月12日 13:30~18:30
(2) 開催場所
シンガポール共和国(対面・オンラインのハイブリッド方式)
(3) 主な出席者
(シンガポール共和国側)
持続可能性・環境省 スタンレー・ロー事務次官
国家環境庁 アナンダ・ラム・バスカー副長官 ほか
(日本国側)
環境省 松澤地球環境審議官、須賀インフラ推進官 ほか
2024年9月12日 13:30~18:30
(2) 開催場所
シンガポール共和国(対面・オンラインのハイブリッド方式)
(3) 主な出席者
(シンガポール共和国側)
持続可能性・環境省 スタンレー・ロー事務次官
国家環境庁 アナンダ・ラム・バスカー副長官 ほか
(日本国側)
環境省 松澤地球環境審議官、須賀インフラ推進官 ほか
【主な議論】
両国の政策動向や取組課題等について意見交換を行いました。また、日・ASEAN協力については、日本と現在、対日調整国を務めるシンガポールとの間で連携を強化し、ASEAN地域の環境課題への解決に向けた具体的な取組について議論していくことを確認しました。各分野の議論の概要は以下の通りです。
(1) 循環経済・廃棄物管理
日本側より、拡大生産者責任を含む容器包装リサイクル法、第五次循環型社会形成推進基本計画、アジア太平洋3R循環経済フォーラムを紹介し、シンガポール側より、循環経済に関する取組を紹介した後、廃棄物処理や資源循環を行う上での課題について意見交換を行いました。今後ASEAN地域における循環経済社会の形成について更なる議論を継続していくことを確認しました。
(2) 大気汚染・騒音対策
大気汚染対策、大気汚染物質のモニタリング、建設騒音の規制について、工場に隣接する住宅区域や工事等への対策を含めて情報交換を行いました。引き続き、より効果的なモニタリング方法に関する議論を継続していくことを確認しました。
(3) 国際協力
・ プラスチック汚染
プラスチック汚染に関する政府間交渉委員会について意見交換を行い、引き続き連携していくことを確認するとともに、日本側よりプラスチック汚染のモニタリング方法について紹介し、今後の連携に関する意見交換を行いました。
・日・ASEAN協力
PaSTI(コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ)やSPACE(日ASEAN気候環境戦略プログラム)等の日・ASEAN協力の進捗を確認するとともに、今後の日・ASEAN協力について意見交換を行いました。引き続き、PaSTI、炭素市場、資源循環、気候変動適応、汚染対策等の具体的な協力について議論していくことを確認しました。
(4) 気候変動
両国から炭素市場に関する政策・動向を紹介し、引き続き、意見交換を行っていくことを確認しました。
(1) 循環経済・廃棄物管理
日本側より、拡大生産者責任を含む容器包装リサイクル法、第五次循環型社会形成推進基本計画、アジア太平洋3R循環経済フォーラムを紹介し、シンガポール側より、循環経済に関する取組を紹介した後、廃棄物処理や資源循環を行う上での課題について意見交換を行いました。今後ASEAN地域における循環経済社会の形成について更なる議論を継続していくことを確認しました。
(2) 大気汚染・騒音対策
大気汚染対策、大気汚染物質のモニタリング、建設騒音の規制について、工場に隣接する住宅区域や工事等への対策を含めて情報交換を行いました。引き続き、より効果的なモニタリング方法に関する議論を継続していくことを確認しました。
(3) 国際協力
・ プラスチック汚染
プラスチック汚染に関する政府間交渉委員会について意見交換を行い、引き続き連携していくことを確認するとともに、日本側よりプラスチック汚染のモニタリング方法について紹介し、今後の連携に関する意見交換を行いました。
・日・ASEAN協力
PaSTI(コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ)やSPACE(日ASEAN気候環境戦略プログラム)等の日・ASEAN協力の進捗を確認するとともに、今後の日・ASEAN協力について意見交換を行いました。引き続き、PaSTI、炭素市場、資源循環、気候変動適応、汚染対策等の具体的な協力について議論していくことを確認しました。
(4) 気候変動
両国から炭素市場に関する政策・動向を紹介し、引き続き、意見交換を行っていくことを確認しました。
連絡先
環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8248
- 参 事 官
- 行木 美弥
- 推 進 官
- 須賀 義徳
- 参事官補佐
- 山田 郁夫