報道発表資料
2024年09月26日
- 再生循環
令和6年度脱炭素型循環経済システム構築促進事業 (うち、プラスチック等資源循環システム構築実証事業)(補助)の二次公募結果について
- 環境省は、脱炭素社会構築に資する資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型の化石由来資源利用を段階的に改めることとしています。
- 本事業は、化石由来資源の代替素材開発や、プラスチック等のリサイクル技術・システム高度化など、技術的課題を解決し事業化に向けて必要な実証を行うものです。
- 令和6年度事業について、補助事業の二次公募を令和6年6月10日(月)~同年7月10日(水)の期間で実施しました。
- 同事業に応募のあった案件について、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会における審査を行い、採択すべき事業を選定したのでお知らせします。
■ 「令和6年度脱炭素型循環経済システム構築促進事業(うち、プラスチック等資源循環システム構築実証事業)」の公募概要
環境省では、低炭素社会及び循環型社会構築に資するプラスチック資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型の化石由来資源利用を段階的に改めることとしています。
本事業は、化石由来資源の代替素材開発や、使用済みの化石由来資源のリサイクル技術・システム高度化など、技術的課題を解決し事業化に向けて必要な実証を行うものです。
① 化石資源由来プラスチックを代替する省CO2型バイオプラスチック等(再生可能資源)への転換及び社会実装化実証事業
② プラスチック等のリサイクルプロセス構築及び省CO2化実証事業
③ 廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業
④ 廃油のリサイクルプロセス構築・省CO2化実証事業
本事業は、化石由来資源の代替素材開発や、使用済みの化石由来資源のリサイクル技術・システム高度化など、技術的課題を解決し事業化に向けて必要な実証を行うものです。
① 化石資源由来プラスチックを代替する省CO2型バイオプラスチック等(再生可能資源)への転換及び社会実装化実証事業
② プラスチック等のリサイクルプロセス構築及び省CO2化実証事業
③ 廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業
④ 廃油のリサイクルプロセス構築・省CO2化実証事業
■ 選定結果
本事業の二次公募に対し5件の応募があり、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会による審査を行った結果、以下2件(プラリサイクル事業2件)の事業について選定しました。
事業者名 (五十音順) |
事業名 | 事業の概要 |
---|---|---|
② プラスチック等のリサイクルプロセス構築及び省CO2化実証事業 | ||
株式会社シーティージャパン | 廃農ポリを徹底洗浄したPE再生原料を用いて、 100%再生素材マルチフィルムを製造する実証事業 |
廃農ポリに付着している「砂、土、泥等」の汚れを徹底洗浄設備で洗浄し、再生ペレットの製造と再生マルチフィルムの製造実証を行う。製造したマルチフィルムを農場にて圃場試験を行い、用途の評価を行う。この実証事業では、現在埋立てや焼却されている廃農ポリを減らしてCO2の削減に貢献する。 |
TOPPAN株式会社 | 使用済み紙おむつプラスチックのマテリアルリサイクル実証事業 | リサイクル工場で洗浄・分離された使用済み紙おむつのプラスチックは現在、複合プラスチック(オレフィン系)のためサーマルリサイクル(RPF化)されている。これをマテリアルリサイクルするために、後工程の技術実証を行う。 |
連絡先
<事業①・②> 容器包装・プラスチック資源循環室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5501-3153
- 室長
- 井上 雄祐
- 室長補佐
- 持田 雅宏
- 担当
- 高麗 紀子
- 担当
- 野村 俊樹
<事業③・④> 廃棄物規制課
- 課長
- 松田 尚之
- 課長補佐
- 山舘 健太
- 担当
- 柳原 一夫