報道発表資料

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2024年10月18日
  • 地球環境

「カーボンフットプリントの表示等の在り方検討会(第1回)」の開催について

 カーボンフットプリント(以下「CFP」)の表示等に関する国内外の動向や商品表示に関する国際規程等を踏まえ、企業によるCFPの積極的な表示等や表示等を通じた消費者とのコミュニケーションを促進することを目的に、 CFPの表示等の在り方を検討するため、CFP及び商品表示に知見を有する有識者で構成する「カーボンフットプリントの表示等の在り方検討会(第1回)」を令和6年10月25日(金)に開催します。

1.目的

 令和3年6月に策定された「地域脱炭素ロードマップ」においては、2030 年までに製品・サービスのライフサイクルの温室効果ガス排出量等を自主的に見える化し、活用できる環境を整備することが明記されました。また、令和6年6月に成立した地球温暖化対策の推進に関する法律の一部改正において、温室効果ガスの排出の量がより少ない日常生活用製品等の普及促進に向け、事業者に対し原材料の調達から廃棄までのライフサイクルを通じた排出の量に関する正確かつ適切な情報の提供を行うよう努めることが規定されました。
 このような背景のもと、製品・サービスのライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量であるカーボンフットプリント(以下「CFP」)の算定方法については、ISO等の国際規程等を踏まえて、令和5年に経済産業省・環境省連名で「カーボンフットプリント ガイドライン」及び「(別冊)CFP実践ガイド」を策定しました。
 その一方で、算定したCFPの表示等の情報提供(以下「表示等」)については、CFPの表示に特化したISO等の国際基準がないため、企業の個別判断に委ねられているところであり、企業の積極的な表示等や表示等を通じた消費者とのコミュニケーションの促進において課題となっています。
 このため、CFPの表示等に関する国内外の動向や商品表示に関する国際規程等を踏まえ、企業によるCFPの積極的な表示等や表示等を通じた消費者とのコミュニケーションを促進することを目的に、 CFPの表示等の在り方を検討するため、CFP及び商品表示に知見を有する有識者で構成する「カーボンフットプリントの表示等の在り方検討会」を開催します。

2.日時

 令和6年10月25日(金)9:30 ~ 11:30

3.開催形式

 ハイブリッド開催 ※ YouTubeを用いて公開

4.議題(予定)

1. カーボンフットプリントの表示等の在り方の検討について
2. カーボンフットプリントの表示等の動向に関するヒアリング

5.傍聴について

 本検討会は環境省YouTubeチャンネルにおいてライブ配信します。傍聴希望の方は、以下URLから御視聴ください。
https://youtube.com/live/qt2rkT-6zAw?feature=share

 資料は会議当日までに、以下のページに掲載します。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/cfp_calculation_04.html

6.取材について

 会場の都合により、現場での取材対応はございません。傍聴希望の方は上記URLより御視聴ください。

連絡先

環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 脱炭素ビジネス推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-6205-8277
室長
杉井 威夫
課長補佐
峯岸 律子
担当
森本 恵理子
担当
佐野 勇介