報道発表資料

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2026年03月31日
  • 自然環境

第二種特定鳥獣管理計画作成のためのガイドライン (ニホンジカ編)の改定について

 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)に基づく基本指針において、国は全国的な見地から都道府県における特定計画の作成及び実施に対して技術的な支援を行うこととされていることを踏まえ、ニホンジカに係る第二種特定鳥獣管理計画作成のためのガイドラインを改定しましたので、お知らせします。

【添付資料】
・添付資料1:第二種特定鳥獣管理計画作成のためのガイドライン(ニホンジカ編)改定版
・添付資料2:第二種特定鳥獣管理計画作成のためのガイドライン(ニホンジカ編)概要版
・添付資料3:第二種特定鳥獣管理計画作成のためのガイドライン(ニホンジカ編)改定案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施結果について
■ 概要
  第二種特定鳥獣管理計画(以下「特定計画」という。)は、現在、ニホンジカについては47都道府県(一部県では 2地域で作成)において策定されています
 が、令和8年度には、多くの都道府県で特定計画の改定が予定されています。
  このため、各都道府県において、ニホンジカに係る特定計画を作成又は改定する際の参考となるよう、ニホンジカの生息状況や被害状況、管理に関する知見
 等を踏まえ、特定計画作成のためのガイドラインを改定しました。また、本ガイドラインの改定に当たっては、令和8年1月15日(木)から同年2月13日
(金)までの間、パブリックコメントを実施し、11件の意見提出がありました。
 
■ 「第二種特定鳥獣管理計画作成のためのガイドライン(ニホンジカ編)」
  今回の改定では、これまでのニホンジカ保護及び管理に関する検討会での議論を踏まえて、以下の3点の課題について、課題に対する考え方やその対応をそ
 れぞれ示しました。
 
 ① ニホンジカ管理の目的の多様化や政策体系に関する課題
   ニホンジカ管理政策を設計する際の、基本的な政策体系の構造の理解の必要性、政策体系を設計する際の考え方として、最終目標の設定と最終目標達成に
   けた論理的な筋道の設計を、ロジックモデルやバックキャスティングの考え方を踏まえて記載するとともに、目標達成までの現実的な筋道を立てにくい状
   況が発生している場合、限られた資源で多くの課題を解決するために、現状からいつ、どこで、どの程度の資源の投入が可能で、どの程度の活動ができる
   かといった、対策を優先する順位を検討する必要性と、その考え方について、政策体系に対応させて記載しました。

 ② 森林地域等での現状把握や対策不足に関する課題
   ニホンジカによる植生や生態系への影響は、人間社会とのつながりを感じにくく、対策の必要性の説明が難しいことから、ニホンジカの増加や生息域の拡
   大が生態系へ及ぼす影響、更には人間生活に及ぼす被害の概要について記載するとともに、植生・生態系への影響低減を目標とした場合の計画策定の考え
   方について、目標設定、対策内容・対象の絞り込み、実施体制といった観点で記載しました。

 ③ 計画的な捕獲に関する課題
   計画的な捕獲に向けて有効と考えられる年度別実施計画の活用方法として、特定計画と整合をとりながら、必要な施策や事業を短い周期で運用していく考
   え方について記載するとともに、目標達成に向けた効果的な捕獲について、捕獲場所の絞り込みの考え方と、捕獲強化地域の選定方法について記載しまし
   た。

連絡先

環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8285
室長
佐々木 真二郎
室長補佐
佐 藤 大樹
室長補佐
高 橋 優
専門官
小 幡 裕介
係長
大 松 京介