報道発表資料

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2024年07月19日
  • 地球環境

国際連合工業開発機関におけるアフリカJCMパートナー国を対象とした二国間クレジット制度(JCM)に基づく脱炭素プロジェクト形成支援の公募について

1. 日本国環境省からの拠出金により、国際連合工業開発機関(UNIDO: United Nations Industrial Development Organization)は、2022年度からアフリカにおける二国間クレジット制度(JCM: Joint Crediting Mechanism)のパートナー国において優れた脱炭素技術等を活用して温室効果ガスを削減するとともに、日本の貢献に応じてJCMクレジットの獲得を目指すJCMプロジェクトの形成支援を行っています。

2. この度、2024年7月18日(現地時間)より、UNIDOが2024年のJCMプロジェクト形成支援対象事業の公募を開始しましたので、お知らせします。

3. 公募実施期間
   2024年7月18日から同年9月13日まで(現地時間)

4. 詳細については、下記のUNIDOホームページ及び次ページ以降を御参照ください。
   https://www.unido.org/get-involved-procurement/procurement-opportunities

■ 目的及び概要

 日本国環境省からの拠出金により、国際連合工業開発機関(UNIDO: United Nations Industrial Development Organization)は、2022年度からアフリカにおける二国間クレジット制度(JCM: Joint Crediting Mechanism)のパートナー国において優れた脱炭素技術等を活用して温室効果ガスを削減するとともに、日本の貢献に応じてJCMクレジットの獲得を目指すJCMプロジェクトの形成支援を行っています。

■ 対象国

・ アフリカJCMパートナー国: ケニア共和国、エチオピア連邦民主共和国、チュニジア共和国、セネガル共和国

■ 対象者

・ 日本企業(申請者及び国際コンソーシアムの代表事業者)を含む現地企業等との国際コンソーシアム

■ 事業内容

・ 優れた脱炭素技術を活用した化石燃料由来の温室効果ガス排出削減プロジェクトの追加コストの負担軽減のため、UNIDOからのグラントを提供します。
・ 採択された国際コンソーシアムには、温室効果ガス排出削減プロジェクトの実施及び一定期間におけるGHG排出量削減の測定・報告・検証(MRV)等を含むアフリカのJCMパートナー国との合同委員会におけるJCMクレジット発行に向けた各取組を実施していただきます。

■ グラントの主な内容(詳細は以下のUNIDOホームページから関連資料にて御確認ください)

・ プロジェクト1件あたり最大USD 800,000
・ 補助率は対象事業費の最大75%
・ 原則として2025年内のプロジェクト完工
・ その他費用対効果、モニタリング期間等への対応が必要
・ 日本政府の各JCM補助事業への同時応募は可であるが、双方を受け取ることは不可

■ 公募実施期間

・ 2024年7月18日から同年9月13日まで(現地時間)

■ 公募詳細

・ 下記UNIDOホームページ内 “Procurement opportunities” の “Current opportunities” に掲載されている “Call for Proposals to identify and select Japanese companies that will implement UNIDO-JCM” を御参照ください。
・ なお、登録、応募資料及び照会等は全て英語での対応・作成が必要です。
  https://www.unido.org/get-involved-procurement/procurement-opportunities
 

■ 問合せ

・ 上記UNIDOホームページにおいて登録後、公募資料(Call for Proposals)に記載のあるUNIDO担当者まで、E-Mail(英語)にてお問合せください。それ以外のUNIDO関係者又は環境省等への照会はUNIDOにおける公募ルールに反することから受け付けておりません。

連絡先

環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8248
参事官
行木 美弥
推進官
須賀 義徳
参事官補佐
工藤 俊祐
担当
三保 紗織