報道発表資料
2024年05月09日
- 地球環境
日EU気候高級事務レベル会合(第1回)を開催しました
1.日本と欧州委員会は、令和6年4月30日に日EU気候高級事務レベル会合(第1回)をイタリア共和国・トリノで開催し、二国間協力を深め、
ネットゼロの達成と気候変動に関する課題に取り組むために協働することに合意しました。
2.共同議長は松澤裕日本国環境省地球環境審議官とクルト・ヴァンデンベルケ欧州委員会気候行動総局総局長(Kurt Vandenberghe,Director General,
Directorate-General for Climate Action)が務めました。
ネットゼロの達成と気候変動に関する課題に取り組むために協働することに合意しました。
2.共同議長は松澤裕日本国環境省地球環境審議官とクルト・ヴァンデンベルケ欧州委員会気候行動総局総局長(Kurt Vandenberghe,Director General,
Directorate-General for Climate Action)が務めました。
議論の内容
1.両者は、パリ協定への揺るぎないコミットメントを再確認し、1.5℃目標に向けて、この10年間で対策を拡大し、加速させる必要性を確認しました。特に、第1回グローバル・ストックテイク(GST)は、今後数年間における世界全体の野心的な気候への適応と緩和を強化するための重要なマイルストーンであるとの見解を共有しました。現在の排出削減目標(NDC)及びGST決定の実施状況、さらに2025年の次期NDCに向けたそれぞれの計画について議論を行いました。また、アゼルバイジャン共和国・バクーで開催されるCOP29を成功させるため、さらなる協力の必要性について合意しました。
2.両者は、2021年5月にEUと日本の間で開始されたグリーン・アライアンスに言及し、気候政策に関する更なる協力の機会について検討しました。それぞれのネットゼロ目標達成に向けた行動を相互に支援する用意がある中、2024年中に、気候モデリング、炭素価格及び炭素国境調整措置、炭素回収・利用・貯留、炭素市場、気候適応政策、サステナブルファイナンス(特にデューデリジェンス報告)及びトランジションファイナンス、ならびに都市・地域での気候変動対策に関して、二国間での意見交換を通じて協力を深めることで合意しました。
2.両者は、2021年5月にEUと日本の間で開始されたグリーン・アライアンスに言及し、気候政策に関する更なる協力の機会について検討しました。それぞれのネットゼロ目標達成に向けた行動を相互に支援する用意がある中、2024年中に、気候モデリング、炭素価格及び炭素国境調整措置、炭素回収・利用・貯留、炭素市場、気候適応政策、サステナブルファイナンス(特にデューデリジェンス報告)及びトランジションファイナンス、ならびに都市・地域での気候変動対策に関して、二国間での意見交換を通じて協力を深めることで合意しました。
連絡先
環境省地球環境局国際連携課気候変動国際交渉室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8330
- 室長
- 青竹 寛子
- 地球環境問題交渉官
- 伊藤 貴輝
- 担当
- 広田 潤平