報道発表資料
2024年04月19日
- 地球環境
日本国環境省とインドネシア共和国環境林業省とのハイレベル環境対話等の開催結果について
1. 2024 年4月2日、日本国環境省とインドネシア共和国環境林業省は、環境協力覚書に基づいて、ハイレベル環境対話及び技術対話を開催しました。
2. ハイレベル環境対話では、気候変動、廃棄物管理、生物多様性等の各協力分野における環境協力活動の進捗について確認及び今後の協力の方向性に関する意見交換を行いました。技術対話では、ハイレベル環境対話の主な議題に関する具体的な政策・協力活動について意見交換を行いました。
3. インドネシア共和国西ジャワ州ブカルプール地域における大規模廃棄物処理施設の実現可能性調査支援に関する実施協定の署名式を行いました。
2. ハイレベル環境対話では、気候変動、廃棄物管理、生物多様性等の各協力分野における環境協力活動の進捗について確認及び今後の協力の方向性に関する意見交換を行いました。技術対話では、ハイレベル環境対話の主な議題に関する具体的な政策・協力活動について意見交換を行いました。
3. インドネシア共和国西ジャワ州ブカルプール地域における大規模廃棄物処理施設の実現可能性調査支援に関する実施協定の署名式を行いました。
■ ハイレベル環境対話及び技術対話
【経緯】
日本国環境省とインドネシア共和国環境林業省が、2012 年に環境協力に関する協力覚書を締結し、さらに2022 年に新たな協力覚書を締結し、2023 年7月に技術対話を開催する等、協力関係を強化してきました。
今般、両国の協力を深化させるべく、ハイレベル環境対話及び技術対話を開催し、協力覚書の協力分野に係る協力活動の進捗及び具体的な取組の確認を行うとともに、今後の協力について意見交換を行いました。
今般、両国の協力を深化させるべく、ハイレベル環境対話及び技術対話を開催し、協力覚書の協力分野に係る協力活動の進捗及び具体的な取組の確認を行うとともに、今後の協力について意見交換を行いました。
【概要】
(1) 開催日時
2024 年4月2日 15:00~19:00
(2) 開催場所
環境省
(東京都千代田区霞が関2-2-1)
(3) 主な出席者
(インドネシア側)
インドネシア共和国環境林業省
アルー 副大臣、
アリー 機器標準化庁長、
サイード 固形廃棄物・有害廃棄物・有害物質管理総局総務局長
ヘリ・アフマディ 駐日インドネシア共和国特命全権大使 ほか
(日本側)
日本国環境省
松澤 地球環境審議官、
角倉 環境再生・資源循環局次長、
鈴木 生物多様性戦略推進室長 ほか
2024 年4月2日 15:00~19:00
(2) 開催場所
環境省
(東京都千代田区霞が関2-2-1)
(3) 主な出席者
(インドネシア側)
インドネシア共和国環境林業省
アルー 副大臣、
アリー 機器標準化庁長、
サイード 固形廃棄物・有害廃棄物・有害物質管理総局総務局長
ヘリ・アフマディ 駐日インドネシア共和国特命全権大使 ほか
(日本側)
日本国環境省
松澤 地球環境審議官、
角倉 環境再生・資源循環局次長、
鈴木 生物多様性戦略推進室長 ほか
【主な議論】
ハイレベル環境対話では、気候変動、廃棄物管理、生物多様性等の各協力分野における環境協力活動の進捗について確認及び今後の協力の方向性に関する意見交換を行い、技術対話では、ハイレベル環境対話の主な議題に関する具体的な政策・協力活動について意見交換を行いました。
(1) 気候変動
日本とインドネシア共和国で実施されている二国間クレジット制度(JCM)の今後の進展に向けて、実施ルールやガイドラインの改定に関する意見交換を行い、実務レベルで詳細な議論を継続していくことを確認しました。
(2) 廃棄物管理
インドネシア共和国における廃棄物発電プロジェクトの進展に向けて引き続き両国が協力していくことを確認しました。
また、電気電子機器廃棄物(E-waste)の適正な回収・リサイクル及び拡大生産者責任政策について意見交換を行い、引き続き議論を続けていくことを確認しました。
(3) 生物多様性
インドネシア共和国からはエコツーリズムを通じた生物多様性保全活動の紹介がなされ、日本からは生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAP)の改定や自然共生社会の実現に活かしていく取組であるSATOYAMA イニシアティブを紹介し、引き続き連携に向けた議論を続けていくことを確認しました。
(4) 環境管理
・ 海洋プラスチック汚染
日本から、ワークショップ開催等による海洋プラスチックごみモニタリング協力及びプラスチック汚染に関する法的拘束力のある文書(条約)策定に向けた政府間交渉委員会での連携について紹介し、引き続き協力を継続していくことを確認しました。
・ 水質汚染
日本から神奈川県川崎市・西ジャワ州バンドン市間の都市間連携に基づくチタルム川の水質改善の取組を紹介し、引き続き、インドネシア共和国の水環境改善に向けた協力・支援の実施に関する議論を続けていくことを確認しました。
(1) 気候変動
日本とインドネシア共和国で実施されている二国間クレジット制度(JCM)の今後の進展に向けて、実施ルールやガイドラインの改定に関する意見交換を行い、実務レベルで詳細な議論を継続していくことを確認しました。
(2) 廃棄物管理
インドネシア共和国における廃棄物発電プロジェクトの進展に向けて引き続き両国が協力していくことを確認しました。
また、電気電子機器廃棄物(E-waste)の適正な回収・リサイクル及び拡大生産者責任政策について意見交換を行い、引き続き議論を続けていくことを確認しました。
(3) 生物多様性
インドネシア共和国からはエコツーリズムを通じた生物多様性保全活動の紹介がなされ、日本からは生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAP)の改定や自然共生社会の実現に活かしていく取組であるSATOYAMA イニシアティブを紹介し、引き続き連携に向けた議論を続けていくことを確認しました。
(4) 環境管理
・ 海洋プラスチック汚染
日本から、ワークショップ開催等による海洋プラスチックごみモニタリング協力及びプラスチック汚染に関する法的拘束力のある文書(条約)策定に向けた政府間交渉委員会での連携について紹介し、引き続き協力を継続していくことを確認しました。
・ 水質汚染
日本から神奈川県川崎市・西ジャワ州バンドン市間の都市間連携に基づくチタルム川の水質改善の取組を紹介し、引き続き、インドネシア共和国の水環境改善に向けた協力・支援の実施に関する議論を続けていくことを確認しました。
■ 大規模廃棄物処理施設の支援に関する実施協力覚書の署名
角倉環境再生・資源循環局次長及びサイード固形廃棄物・有害廃棄物・有害物質管理総局総務局長が、アルー副大臣及び松澤地球環境審議官の立ち会いの下、インドネシア共和国西ジャワ州ブカルプール地域における大規模廃棄物処理施設の実現可能性調査支援に関する実施協力覚書への署名を行いました。
連絡先
環境省地球環境局国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8248
- 参 事 官
- 水谷 好洋
- 推 進 官
- 須賀 義徳
- 参事官補佐
- 松岡 賢
- 参事官補佐
- 山田 郁夫
- 担 当
- 小池 瑛子
環境省環境再生・資源循環局総務課循環型社会推進室
- 直通
- 03-5521-8336
- 室 長
- 近藤 亮太
- 企 画 官
- 吉田 諭史
- 室 長 補 佐
- 辻 景太郎
- 主 査
- 松浦 航
- 担 当
- 原 真理子