報道発表資料
2024年04月02日
- 地球環境
令和6年度地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業の一次公募採択について
この度、令和6年度「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(一次公募)」へ応募のあった提案のうち、7件を採択することとしましたのでお知らせします。
1.事業の概要
脱炭素社会の実現に向けては、あらゆる分野で更なるCO2削減が可能なイノベーションを創出し、早期に社会実装することが必要不可欠です。特に、各地域の特性を活かした、脱炭素かつ持続可能で強靱な活力ある地域社会を構築することが重要です。本事業では、CO2排出量大幅削減及び地域活性化の同時達成、これらを通じた第5次環境基本計画に掲げる「地域循環共生圏」の構築と「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」で掲げる早期の脱炭素社会の実現に向け、将来的な気候変動対策の強化につながるCO2排出削減効果の高い技術の開発・実証の公募を行いました。
2.審査の結果
公募期間:令和6年1月9日(火)~ 同年2月7日(水)15:00
採択件数:7件
※ 上記は採択時の内容であり、専門委員会の指示等により変更が生じることがあります。
3. 審査方法
外部専門家から成る専門委員会においてヒアリングを行い、以下の観点から採否等について審査を実施しました。
脱炭素社会の実現に向けては、あらゆる分野で更なるCO2削減が可能なイノベーションを創出し、早期に社会実装することが必要不可欠です。特に、各地域の特性を活かした、脱炭素かつ持続可能で強靱な活力ある地域社会を構築することが重要です。本事業では、CO2排出量大幅削減及び地域活性化の同時達成、これらを通じた第5次環境基本計画に掲げる「地域循環共生圏」の構築と「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」で掲げる早期の脱炭素社会の実現に向け、将来的な気候変動対策の強化につながるCO2排出削減効果の高い技術の開発・実証の公募を行いました。
2.審査の結果
公募期間:令和6年1月9日(火)~ 同年2月7日(水)15:00
採択件数:7件
採択課題一覧
対象枠・分野等 | 代表事業者 | 共同実施者 | 課題名 |
---|---|---|---|
ボトムアップ型分野別 技術開発・実証枠 |
株式会社愛研化工機 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 愛媛県産業技術研究所 愛媛大学 日本エヌ・ユー・エス株式会社 |
染色繊維工場に最適な分散型創エネルギー排水処理システムの事業化実証研究開発 |
ボトムアップ型分野別 技術開発・実証枠 |
株式会社赤阪鐵工所 | - | 舶用メタノールDFエンジン用メタノール噴射および燃焼機構の開発 |
地域共創・セクター 横断型テーマ設定枠 「気候変動×地域交通」 |
井本商運株式会社 | Marindows株式会社 | 普及型第二世代電気推進船及び低コスト化・標準化を実現する汎用プラグインハイブリッド電気推進船(PHEV)プラットフォームの開発と実証 |
ボトムアップ型分野別 技術開発・実証枠 |
株式会社川崎技研 | - | 中小規模廃棄物処理施設向けガス改質による炭素回収率向上技術の開発及び発電利用 |
地域共創・セクター 横断型テーマ設定枠 「気候変動×住宅・建築」 |
タイガー魔法瓶株式会社 | 赤澤機械株式会社 岐阜プラスチック工業株式会社 ミサワホーム株式会社 日本通運株式会社 |
ステンレス密封長寿命不燃真空断熱パネル技術開発・実証 |
ボトムアップ型分野別 技術開発・実証枠 |
東レ株式会社 | - | 清涼飲料水製造工程のCO2排出量削減に向けた高耐熱分離膜モジュールの技術開発・実証 |
地域共創・セクター 横断型テーマ設定枠 「気候変動×農林水産・自然」 |
NanoSuit株式会社 | 株式会社日立製作所 大日本印刷株式会社 山九株式会社 国立研究開発法人産業技術総合研究所 東京農業大学 浜松医科大学 |
生物模倣を活かした革新薄膜による食品ロス削減とモーダルシフトの実現の社会実装事業 |
3. 審査方法
外部専門家から成る専門委員会においてヒアリングを行い、以下の観点から採否等について審査を実施しました。
項目 | 確認事項 |
---|---|
①技術課題の妥当性 |
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②技術的意義 |
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③政策的意義 |
|
④目標設定・達成可能性 |
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⑤実施体制・実施計画 |
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⑥技術の事業化・普及の見込み |
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⑦事業化体制 |
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⑧総合評価 |
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連絡先
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8339
- 室長
- 塚田 源一郎
- 室長補佐
- 樋口 海里
- 担当
- 福田 晃二郎
- 担当
- 済木 智貴