報道発表資料

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2024年02月01日
  • 地球環境

「気候変動・脱炭素都市ウィーク」開催のお知らせ

1.日本国環境省は、2024年2月26日~同年3月1日を「気候変動・脱炭素都市ウィーク」として、都市の気候変動・脱炭素化に関連する以下の3つのイベントを開催します。
 
脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー
国際シンポジウム:IPCC第7次評価サイクルへの日本の貢献と「気候変動と都市」に関するIIASAとの連携
「JCMグローバルパートナーシップ会合
 
2.一部のセッションは傍聴・取材可能です。期日までにお申し込みください。

■ 気候変動・脱炭素都市ウィーク概要

 パリ協定で定める1.5度目標の達成に向けては、世界の温室効果ガス排出量の7割、エネルギー需要の6割以上を占める都市の脱炭素化に向けた取組が不可欠です。
 今般、「都市」の気候変動・脱炭素化に関連する3つのイベント、①脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー、②国際シンポジウム:IPCC第7次評価サイクルへの日本の貢献と「気候変動と都市」に関するIIASAとの連携、及び③JCMグローバルパートナーシップ会合を集中的に開催し、国内外の参加者と、都市の脱炭素化について最新の取組状況を共有するとともに、今後の政策や取組の促進に向けた議論を行います。

■ 脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー

 環境省では「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」を実施しております。本事業は日本の研究機関・民間企業・大学等が、日本の自治体及び途上国のパートナー都市と連携し、脱炭素社会形成に関する案件の発掘・形成調査や、制度構築支援、人材育成などの協力事業をパッケージで展開するものです。平成25年度に開始以降、アジアを中心に13か国49都市・地域と、日本20自治体が参画しています。 
 本事業は、海外のパートナー都市の脱炭素都市宣言や関連の制度構築等に貢献し、本邦企業の持つ脱炭素技術等の海外展開にかかる環境整備につながっています。これまで、都市間連携事業の成果を活用することにより、二国間クレジット制度(JCM)による25件の環境インフラ案件が実現しています。
本セミナーでは、本事業の10周年を記念し、令和5年度「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」に参画する国内外の自治体関係者が一堂に会し、これまでの成果を共有するとともに、今後の都市の脱炭素化に向けた政策について議論を行います。
 
(1)  概要
日時:2024年2月26日~27日
主催:環境省
共催:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
会場:イイノホール&カンファレンスセンター(26日) 
   (東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階)
参加方法: 第1部のみ傍聴可能です。会場及びオンラインともに事前登録制とさせていただきます。傍聴を御希望の方は、下記ウェブサイトから2024年2月22日(木)までにお申し込みください。
https://www.iges.or.jp/jp/events/20240226-0
 
 
セッション       日時     備考     
第1部 
都市間連携事業に関するハイレベルセッション
2月26日 10:00~11:30
・公開(対面とオンラインのハイブリッド
・日英同時通訳
第2部 地域脱炭素に関する相互学習 2月26日 13:30~17:30 ・非公開
エクスカーション
脱炭素の取組の視察(横浜市)
2月27日 午前 ・非公開
 
(2)  参加者(第1部)(予定)
八木 哲也 日本国環境副大臣
竹本 和彦 国際応用システム分析研究所(IIASA)理事会議長
東京大学未来ビジョン研究センター特任教授
田中 英樹 愛媛県副知事
クラウディオ・カストロ チリ・サンティアゴ市・レンカ区長
オドスレン・ノミンチメグ モンゴル・ウランバートル副市長 他
 
(3) 取材希望の方
報道関係の方は、事前に取材登録をお願いいたします。2024年2月19日(月)までに、下記のアドレス宛てにメールにて事前登録をお願いします。メールの件名に「都市間連携セミナー取材希望」と記載の上、本文に御所属、御名前及び御連絡先を記載してください。会場でのカメラ撮りを御希望の方は、その旨もお申し出ください。当日会場にて取材される方は、受付にて身分証明書を御提示ください。
 
【問合せ先】
環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室
 chikyu-infra@env.go.jp (工藤、上村宛)

■ 国際シンポジウム

IPCC第7次評価サイクルへの日本の貢献と「気候変動と都市」に関するIIASAとの連携
 
(1) 概要
日時:2024年2月28日 14:00~17:00
主催:環境省、国際応用システム分析研究所(IIASA)
共催:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
会場:虎ノ門ヒルズフォーラム メインホール
  (東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ 森タワー)
参加方法: 対面及びオンライン(Zoom)で開催いたします。申込方法及びその他詳細な情報については下記ウェブサイトを参照ください。(日英同時通訳有り)
     https://www.iges.or.jp/jp/events/20240228
 
(2)プログラム案(予定)
・開会挨拶  八木 哲也 日本国環境副大臣
・基調講演1 IPCC/AR7のロードマップ(仮)  
ディアナ・ウルゲ・ヴォーサッツ:IPCC AR7副議長(AR6 WG3副議長)中央ヨーロッパ大学環境科学・政策学部教授)
・基調講演2 IPCC/AR7とその先へのIIASAの貢献  
ジョン・シェルンフーバー (国際応用システム分析研究所(IIASA) 所長)
・基調講演3 IPCC/AR7への日本の貢献  
小川 眞佐子(環境省地球環境局特別国際交渉官)
・報告書発表  
ケイワン・リアヒ (IIASA エネルギー・気候・環境プログラム(ECE)ディレクター)
・パネルディスカッション  
モデレーター:沖 大幹 (東京大学大学院工学系研究科教授(IPCC AR6 WG2第8章査読編集者(RE))
 デブラ・ロバーツ   IPCC/AR6  WGII 共同議長 
 ウィンストン・チョウ IPCC/AR7  WGII 共同議長 
 レイラ・二アミール  IIASA ECE 研究員 
 エリック・ザスマン  IGES サステイナビリティ統合センター リサーチリーダー      
 小川眞佐子 環境省地球環境局特別国際交渉官
・総括と閉会挨拶  沖 大幹 東京大学大学院工学系研究科教授  

(3) 取材希望の方
  (1)概要の参加方法にしたがってお申し込みください。
 

■ JCMグローバルパートナーシップ会合

 JCMパートナー各国の実務担当者が出席し、都市などの脱炭素化にも貢献する今後のJCMの活用方策や、パリ協定6条に沿ったJCMの実施とその報告等について各国での事例も踏まえつつ議論を行う予定です。なお、本会合は非公開です。
 
(1) 概要
日時:2024年2月27日~28日
   主催:環境省
プログラム:
・  パリ協定6条及びJCMに関する最新動向
パリ協定6条に関する報告に向けた準備
JCM登録簿の整備
JCMパートナー国間の連携  等
 
(2) 参加者(予定)
   各JCMパートナー国の実務担当者
 
(3) 取材希望の方
本会合は非公開のため、当日の取材対応はありません。
内容については、下記の各内容の問い合わせ先までお願いいたします。

■  問い合わせ先

【脱炭素都市ウィーク全体及び脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー関係】
〇 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ参事官室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8248
参事官:水谷 好洋
推進官:須賀 義徳 
参事官補佐:工藤 俊祐
担当:上村 愛優
 
【国際シンポジウム関係】
〇 環境省 地球環境局 総務課 気候変動科学室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8242
室長:中島 尚子
室長補佐:足立 宗喜
担当:堀 香澄
 
【JCMグローバルパートナーシップ会合関係】
〇 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ参事官室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8248
JCM推進企画官:重松 賢行
参事官補佐:髙橋 健太郎
担当:竹下 剛司
 
 
 
                                    以上

連絡先

環境省地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ参事官室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8248
参事官
水谷 好洋
推進官
須賀 義徳
参事官補佐
工藤 俊祐
担当
上村 愛優