SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム（COMDEKS）イベントの開催について

「SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム」（Community Development and Knowledge Management for the Satoyama Initiative、略称：COMDEKS）は、「SATOYAMAイニシアティブ」の進めている地域コミュニティによる社会生態学的生産ランドスケープ（SEPLS）の維持・再構築のための現地活動を国際的に支援するとともに、その現地活動の成果に関する知見の集約・発信を目的として、環境省、生物多様性条約（CBD）事務局、国連大学（UNU）が連携し、UNDPの実施するプログラムとして平成23年６月に開始されました。現在実施されているCOMDEKSフェーズ４では、生物多様性日本基金（JBF）を通じた資金支援に加え、経団連自然保護協議会からの資金支援が行われています。
環境省は、UNDP、経団連自然保護協議会とともに、COMDEKSによる取組の周知を目的として、「SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)」に関する説明会 -「里山」の維持・回復を通じた生物多様性保全の海外支援の成果- を開催します。

主催：経団連自然保護協議会、国連開発計画（UNDP）
共催：環境省

日時：令和６年２月13日（火）10:00～11:30
会場：経団連会館４階 ダイアモンド・ルーム（対面形式）
　　　（東京都千代田区大手町１—３—２）
プログラム（予定）：
　１．開会挨拶　
　　　　　　　経団連自然保護協議会　             西澤 敬二 氏
　　　　　　　環境省地球環境審議官 　　        松澤 裕
　２．講演「SATOYAMAイニシアティブ推進プログラムの取り組みを通じたGBF達成への貢献（仮題）」
　　　　　　　SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ（IPSI）
　　　　　　　事務局長                         　  　　　渡辺 綱男 氏
　３．講演「COMDEKSフェーズ４に関するUNDPの活動」
　　　　　　　UNDPアジア大洋州局環境・エネルギーチームリーダー　　山本 晃子 氏
　　　　　　　UNDP COMDEKSプロジェクト・マネージャー　　　　　　Rissa Edoo 氏
　４．助成団体(市民社会、地域コミュニティ、先住民族等の代表者)による活動紹介
　　　　① コスタリカ
　　　　　　「ヘスス・マリア川流域の生態系回復に対するプロジェクトのランドスケープアプローチ」
　　　　　　　コスタリカにおけるOECMおよびSEPLSの技術コンサルタント　　　　Carlos Espinoza 氏
　　　　　　　環境教育と緑のコリドー(国家保全地域システム) サンラモン事務所　　Ana Yancy Jimenez Cordero 氏
　　　　② カンボジア
　　　　　　「ストゥン・シェムリアップ流域におけるプロジェクトでのCOMDEKSの経験」
　　　　　　　地球環境ファシリティ（GEF） 小規模無償プログラム
　　　　　　　　　国際コーディネーター　　Ngin Navirak 氏
　　　　　　　Live and Learn Cambodia
　　　　　　　　　常務取締役　　　　　　　Sou Socheath 氏
　５．質疑応答
　６．総括  
　　　　　　　CBD事務局長代理　　　　　　David Cooper 氏
　　　　　　　国連大学サステイナビリティ高等研究所長　　　山口 しのぶ 氏
　７．閉会
　　　　　　　UNDP駐日代表　               ハジアリッチ秀子 氏
　８．ネットワーキング（会場内での交流）

傍聴または取材を希望される場合、下記アドレスからお申し込みください。
https://forms.gle/rY8d46ijbZ2CuNj4A

申込期限：令和６年２月９日（金）17：00　
担当：経団連自然保護協議会　　担当：吉田、山口、大西、大熊
E-mail：kncf@keidanren.or.jp
電話：03-6741-0981