報道発表資料
2023年12月26日
- 再生循環
中央合同庁舎5号館の自動販売機横への新機能リサイクルボックスの設置及び啓発POPの掲示について
- 自動販売機横に設置されたリサイクルボックスに異物が投棄されることへの対策として、投入口を下向きにする等の新機能を持つリサイクルボックスを、公共施設への率先導入の観点から、環境省が入居する中央合同庁舎5号館地下2階から2階に設置された自動販売機横に計20基設置しましたので、お知らせします。
- 併せて、プラスチックリサイクルの促進のため意識醸成と行動変容を促す内容の啓発POPを自動販売機及び新機能リサイクルボックスに掲示します。
■ 背景
近年のリサイクル技術の進展等により、ペットボトルをペットボトルにリサイクルする、いわゆるボトルtoボトルが広がりを見せており、再生原料の安定的な確保のため、廃ペットボトルの回収・リサイクルの重要性が増しています。一方で、自動販売機オペレーター事業者が自動販売機横に設置するリサイクルボックスにペットボトル等の清涼飲料空容器以外のごみ(異物)が投棄され、ペットボトル等のリサイクルの品質や量に悪影響を与えていることが問題となっています。
■ 新機能リサイクルボックスの概要
リサイクルボックスへの異物投棄対策として、業界統一仕様の投入口を下向きにするなど新機能を持つリサイクルボックスが開発され、導入が進んでいます。昨年10月から12月にかけて、環境省が一般社団法人日本自動販売協会と連携して実施した実証事業※では、従来のリサイクルボックスを新機能リサイクルボックスに置き換えることにより、76%の自動販売機設置先で異物混入率が低減する結果が得られました。
※実証事業の結果については、以下のURLから御参照ください。
・ 自動販売機横リサイクルボックスへの効果的な異物混入防止に関する実証事業の結果について(令和5年4月28日報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_01537.html
※実証事業の結果については、以下のURLから御参照ください。
・ 自動販売機横リサイクルボックスへの効果的な異物混入防止に関する実証事業の結果について(令和5年4月28日報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_01537.html
■ 新機能リサイクルボックスの設置について
新機能リサイクルボックスを中央合同庁舎5号館に設置し、広報・普及を行うことで、新機能リサイクルボックスの設置及びペットボトルのリサイクルを促進していきます。
■ 啓発POPの掲示について
ペットボトルのリサイクルのみならずプラスチック全体の資源循環に向けた意識醸成と行動変容を促す内容の啓発POPを自動販売機及び新機能リサイクルボックスに掲示します。この啓発POPは、環境省協力の下、日本自動販売協会が制作したものです。
連絡先
環境省 環境再生・資源循環局 総務課リサイクル推進室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5501-3153
- 室長
- 近藤 亮太
- 室長補佐
- 辻 景太郎
- 係長
- 喜久川 裕起
- 担当
- 澤田 大