報道発表資料

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2025年12月26日
  • 自然環境

絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令案(国際希少野生動植物種の追加)に対する意見募集(パブリックコメント)について

  1. 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(以下「ワシントン条約」という。)の附属書が改正され、令和8年3月5日(木)に発効することを受け、附属書Ⅰに新たに掲載された種を国際希少野生動植物種として追加するため、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令(平成5年政令第17号。以下「施行令」という。)の一部を改正する政令案を検討しています。 
  2. 本案について、広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、令和7年12 月 26 日(金)から令和8年1月 24 日(土)までの間、パブリックコメント を行います。 
■ 概要
 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(平成4年法律第 75 号。以下 「種の保存法」という。)では、ワシントン条約附属書Ⅰに掲載された種を国際希少野生動植物種として指定し国内取引(譲渡し等)を規制することにより、ワシントン条約に基 づく国際取引規制の確実な実施を図っています。
 今般、ワシントン条約第 20 回締約国会議において附属書 I が改正され、2026 年3月5日に発効すること等を踏まえ、Okapia johnstoni(オカピ)他 18 種を国際希少野生動植物種として指定し、Arctocephalus townsendi(グァダルーペオットセイ)他2種を国際希少野生動植物種から削除等する施行令の一部改正を行います。
 また、既に附属書 I に掲載されている種のうち、学名変更等がなされた種について、 附属書に準じて指定されている国際希少野生動植物種の分類、学名及び和名を見直すとともに、施行令別表について必要な修正を行います。 これらの案について、広く国民の皆様の御意見を募集するため、パブリックコメントを行います。
 
■ 意見募集の対象
 
絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令案(資料1参照)
  
■ 意見募集要領

 御意見のある方は、資料2「意見募集要領」に沿って御提出ください。意見募集要領に沿っていない場合、無効となる場合がありますので御注意ください。なお、御提出いただいた御意見に対する個別の回答はいたしかねますので、あらかじめ御了承くださ い。 
 
【参考】
国際希少野生動植物種
 国際的に協力して種の保存を図ることとされている絶滅のおそれのある野生動植物種 (国内希少野生動植物種を除く。)であって、政令で定めるもの。ワシントン条約附属 書Ⅰ掲載種(我が国が留保している種を除く。)及び渡り鳥等保護条約に基づき相手国から通報のあった種を指定。

連絡先

環境省自然環境局野生生物課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8283
課長
川越 久史
課長補佐
笹渕 紘平
課長補佐
守 容平
係長
和田 光央