報道発表資料
2023年09月11日
- 再生循環
令和5年度国内資源循環体制構築に向けた再エネ関連製品及びベース素材の全体最適化実証事業(間接補助)の公募結果について
1.環境省は、脱炭素化を進める観点から、従来の資源循環の取組から更に踏み込んだ資源の徹底活用を図るとともに、当該活用プロセスの省CO2化を図ることとしています。
2.本事業は、再エネ関連製品やベース素材の省CO2型のリサイクル技術向上と、デジタルを用いたトレーサビリティ確保によるリサイクル原料の品質向上を図り、未利用資源の活用体制構築を促進する実証を行うものです。
3.同事業に応募があった案件について、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会における審査を行いました。
4.審査の結果、劣化状態を問わない使用済み自動車用蓄電池をリユースし、交流から直流に変換する際の電力損失を抑えた系統の電力需給バランスを調整するシステム実証事業を採択しましたので、お知らせします。
■ 令和5年度国内資源循環体制構築に向けた再エネ関連製品及びベース素材の全体最適化実証事業(間接補助)の公募概要
環境省は、脱炭素を進める観点から、従来の資源循環の取組から更に踏み込んだ資源の徹底活用を図ると共に、当該活用プロセスの省CO2化を図ることとしています。
本事業は、太陽光パネルや車載用バッテリー等の再エネ関連製品、センサーや電子基板に含まれるレアメタル及びガラス等のベース素材を対象とした省CO2型のリサイクル技術向上と、デジタルを用いたトレーサビリティ確保によるリサイクル原料の品質向上を図り、未利用資源の活用体制構築を促進する設備導入を伴う実証(間接補助)を行うものです。
本事業は、太陽光パネルや車載用バッテリー等の再エネ関連製品、センサーや電子基板に含まれるレアメタル及びガラス等のベース素材を対象とした省CO2型のリサイクル技術向上と、デジタルを用いたトレーサビリティ確保によるリサイクル原料の品質向上を図り、未利用資源の活用体制構築を促進する設備導入を伴う実証(間接補助)を行うものです。
■ 選定結果
本事業の公募に対し2件の応募があり、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会による審査を行った結果、以下1件の事業について選定しました。
申請事業者名 | 申請事業名 | 事業の概要 |
株式会社JERA | 車載用電池のリユース技術開発実証事業 | 使用済みリチウムイオン蓄電池を最大限有効活用するため、車載用電池のライフサイクルを通したCO2排出量の大幅な削減の達成に加え、安全性・信頼性等向上による二次利用拡大を目的とした課題解決に向けた実証を行う。 |
連絡先
環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-6205-4946
- 室長
- 近藤 亮太
- 室長補佐
- 湯山 桃子
- 担当
- 岩本 康史
- 担当
- 土屋 昭洋
- 担当
- 佐藤 俊