報道発表資料

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2023年09月07日
  • 総合政策

一般国道6号小美玉道路(仮称)に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、「一般国道6号 小美(おみ)(たま道路(仮称)計画段階環境配慮書」(国土交通省関東地方整備局)に対する環境大臣意見を国土交通大臣に提出した。
 環境大臣意見では、
(1)本事業の実施に伴う自動車の走行に係る大気質への影響並びに騒音及び振動の影響を回避又は極力低減すること
(2)2050年カーボンニュートラル実現を目指し、「地球温暖化対策計画」や「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」等を踏まえつつ、温室効果ガス等の排出削減に資するものとなるよう検討すること
 等を求めている。

■ 背景

 環境影響評価法では、車線の数が4以上であり、かつ、長さが10km以上の道路の新設・改築を第一種事業とし、環境大臣は計画段階環境配慮書※1について、国土交通大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
 今後、国土交通大臣から事業予定者※2である国土交通省関東地方整備局に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業予定者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。

※1 計画段階環境配慮書:事業への早期段階における環境配慮を可能にするため、事業の位置・規模等の検討段階において、環境の保全について適正な配慮をしなければならない事項について検討を行い、その結果をまとめた図書。

※2 上記、事業予定者は「概略計画の検討を実施した主体」である。

■ 事業の概要

茨城県石岡市から小美玉市を結ぶ延長約10kmの区間を整備する事業。
 ・ 名称     一般国道6号小美玉道路(仮称)
 ・ 事業予定者  国土交通省関東地方整備局
 ・ 事業地    茨城県石岡市、茨城県小美玉市(起終点)
 ・ 事業規模   約10㎞、4車線
 

■ 環境大臣意見

別紙のとおり。

(参考)環境影響評価に係る手続
 ・ 令和5年7月24日 国土交通大臣から環境大臣に意見照会
 ・ 令和5年9月 7日 環境大臣から国土交通大臣に意見提出

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8237
室長
加藤 聖
室長補佐
鈴木 祐介
審査官
西村 千夏
審査官
犬田 雅之

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