報道発表資料

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2025年10月28日
  • 地球環境
  • 水・土壌

企業の脱炭素実現に向けた統合的な情報開示(炭素中立・循環経済・自然再興)に関する勉強会の開催と第1回勉強会(グッドプラクティス塾)の開催について

1. 環境省は、令和7年11月より企業の脱炭素経営をはじめ持続可能な経営の実現に向けた統合的な情報開示(炭素中立・循環経済・自然再興)に関する勉強会を全5回で開催します。
2. 令和7年11月26日(水)に第1回勉強会「グッドプラクティス塾~流域・サプライチェーン連携による水環境の保全・活用の促進~」をオンライン会議方式にて開催します。

■ 企業の脱炭素実現に向けた統合的な情報開示に関する勉強会の概要 

 従前より、気候変動対策の視点を織り込んだ脱炭素経営の重要性や、気候変動に対応した経営戦略の情報開示要請が高まっていますが、直近では自然資本や水資源、資源循環に関する情報開示を巡る動きも活発化しています。
 本勉強会は、これらの最新動向や統合的な開示、投資家・事業者間のパネルディスカッション、企業事例の紹介等を通し、企業の情報開示の実施・高度化を支援・促進するために開催します。

<開催概要(第2回以降は予定)>
  テーマ 日時 形式 内容
第1回 流域・サプライチェーン連携による水環境の保全・活用の促進 (グッドプラクティス塾) 令和7年
11月26日(水)
10:00-11:45
募集開始
オンライン 流域・サプライチェーン連携によるウォータースチュワードシップ活動
第2回 自然関連財務情報開示のワークショップ(Part1) 同年
12月17日(水)
午前
順次募集
対面+オンライン COP30成果の概要、ネイチャーポジティブ経営への移行に向けた情報開示とデータの活用
第3回 アースポジティブに向けた水データの活用 令和8年
2月頃(予定)
順次募集
対面+オンライン 水環境の保全と水リスクの影響の低減を通して機会をつかむ、データが導く意思決定とアクション(CDP共催)
第4回 自然関連財務情報開示のワークショップ(Part2) 同年
2月頃(予定)順次募集
対面+オンライン 企業価値創造ストーリー集の概要、自然情報開示の動向・解説とネイチャーポジティブ対応(ベーシック編)(予定)
第5回 気候変動財務関連情報開示に関する最新の国内外動向 同年
2月頃(予定)
順次募集
オンライン TCFD最新動向
自然資本・資源循環との関係性(予定)

■第1回勉強会(グッドプラクティス塾)の開催概要

 環境省では、民間企業等が「水」に関するグッドプラクティスをお互いに共有し、それぞれの取組をブラッシュアップする場として、2019年(平成31年)4月に「グッドプラクティス塾」を始動し、継続的に活動しています。
 2025度のグッドプラクティス塾については、「流域・サプライチェーン連携による水環境の保全・活用の促進」をテーマとし、健全な水環境・水循環の実現に向けて、企業、自治体、教育・研究機関等、あらゆるステークホルダーの参加や連携、企業の水資源に関する情報開示等を促すための情報共有・意見交換の場として開催します。

(1)日時・開催形式等

日  時:令和7年11月26日(水)10:00~11:45 (予定)
開催形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
※ 参加URLはお申込みいただきました方に別途御連絡をさせていただきます。
主  催:環境省
定  員:オンライン500名

(2)プログラム(予定)

主催者挨拶  環境省

 【話題提供】
 〇AWSとJWSのご紹介
    アライアンス・フォー・ウォーター・スチュワードシップ
  (Alliance for Water Stewardship, AWS)セクター・コーディネーター(日本) 
   難波 圭 氏

 【事例発表】
 ○サントリーの水理念とウォータースチュワードシップの取り組み
      サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ経営推進本部
     部長 気候変動・生物多様性統括
              瀬田 玄通 氏

 ○日本のコカ・コーラシステムによる水資源保全活動について
      日本コカ・コーラ株式会社 広報・渉外&サステナビリティ推進本部
     サステナビリティ シニアマネージャー
           李 アンジェラ 氏

 ○クリタグループの「水資源の問題解決」に向けた取り組み
       栗田工業株式会社 サステナビリティ経営戦略室 戦略推進部 CSV推進課
            久田 夢実子 氏

 〇日本におけるウォータースチュワードシップの可能性と課題
      八千代エンジニヤリング株式会社 サステナビリティサービス部  課長 
           吉田 広人 氏

 〇水災リスクと流域の水管理
      MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部
          上席スペシャリスト   
              浦嶋 裕子 氏

 【質疑応答・意見交換】
    テーマ:流域・サプライチェーン連携によるウォータースチュワードシップ活動の促進に向けた課題と可能性

※開催結果は後日「水辺の環境活動プラットフォーム」に掲載します。
・ 水辺の環境活動プラットフォーム:
      https://policies.env.go.jp/water/waterside-environment/index.html
 

(3)申込方法

参加を希望される方は、以下の参加申込フォームに必要事項を御入力の上、お申込みください。報道機関の方も同様にお申込みください。
 
・ 参加申込フォーム
  https://questant.jp/q/SM1XRWJ9

・ 締切日:令和7年11月24日(月)17:00

(4)問合せ先 

「令和7年度企業の脱炭素実現に向けた統合的な情報開示に関する勉強会」事務局 (株式会社野村総合研究所)
E-mail:3shakai-reception@nri.co.jp

連絡先

<第1回勉強会(グッドプラクティス塾)>環境省 水・大気環境局 環境管理課
代表
03-3581-3351
直通
03-6910-2814
課長
𠮷川 圭子
課長補佐
赤道 麻由
係長
鍛冶 尚寛
<企業の脱炭素実現に向けた統合的な情報開示(炭素中立・循環経済・自然再興)に関する勉強会>環境省地球環境局地球温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-6205-8277
室長
小野 裕永
室長補佐
三浦 弘靖
担当
宇津 麻菜美
担当
水谷 嘉敬

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