報道発表資料

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2023年03月03日
  • 自然環境

東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)第11回パートナー会議の開催について

渡り性水鳥保全のための国際的枠組みである「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ」(以下「EAAFP」という。)の第11回パートナー会議(MOP11; the 11th Meeting of Partners)が2023年3月12日~3月17日にかけて、ブリスベン(豪州)で開催されます。
    本会議では、前回会合以降の渡り性水鳥の保全に関する活動の進捗や、次回会合までの約2カ年の計画等について議論されます。

■ 第11回パートナー会議(MOP11)の概要

 東アジア・オーストラリア地域における渡り性水鳥の保全のための国際的枠組みであるEAAFPの第11回パートナー会議(MOP11)が、以下のとおり開催されます。 
  • (1)期日  
  •    2023年3月12日~ 同年3月17日  
  • (2)場所  
  •    豪州・ブリスベン 
  • (3)参加者  
  •    39の国及び団体パートナー。我が国からは、本パートナーシップに参加している環境省やNGOのほか、鳥類専門家等が参加予定です。  
  • (4)主な議題  
  •    EAAFP事務局や作業部会による前回会合以降の取組に関する報告、姉妹提携プログラムに関するガイドライン、高病原性鳥インフルエンザのモニタリ
  •   ング等、11の決定書案が提出されており、これらの内容について議論されます。
       【MOP11公式ウェブサイト】
     https://www.eaaflyway.net/11th-meeting-of-partners-mop-11/

■ 東よか干潟(佐賀県佐賀市)とクパルック湿地(米国アラスカ州)の姉妹湿地提携に関する証書の授与について

 2023年2月8日に、佐賀県佐賀市と米国内務省アラスカ州土地管理局の間で、「(ひがし)よか干潟(ひがた)」と「クパルック湿地(Qupałuk)」の姉妹湿地提携に関する覚書が締結されました。
 これを受けて、MOP11の会場において、EAAFP事務局より証書の授与が行われます。佐賀市はMOP11に参加しないことから、同市へ授与される証書については、環境省からの参加者が代理で受領する予定です。
 (ひがし)よか干潟(ひがた)とクパルック湿地は、ともにEAAFPのネットワーク参加地であり、シギ・チドリ類の重要な生息地となっています。今般のEAAFPに基づく姉妹湿地提携により、共通種に関する情報交換や普及啓発活動など、両湿地・干潟における渡り性水鳥の保全の取組がより一層推進されることが期待されています。
 
 【姉妹湿地提携に関するEAAFP事務局発表】
  https://www.eaaflyway.net/japan-usa-sister-site-agreement/
 
 【佐賀市HP:アメリカ合衆国内務省土地管理局と姉妹湿地提携に関する覚書を締結しました】
  https://www.city.saga.lg.jp/main/87753.html

連絡先

環境省自然環境局野生生物課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8284
課長
中澤 圭一
課長補佐
守分 紀子
専門官
酒井 郁