報道発表資料

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2023年02月28日
  • 大気環境

光化学オキシダント健康影響評価検討会(第5回)の開催について

 大気汚染物質の1つである光化学オキシダントは、環境基準の設定以降に多くの科学的知見が蓄積している状況です。また、植物による二酸化炭素吸収を阻害することから、気候変動という観点からもその影響が懸念されています。
 このような背景を受け、環境省では、令和4年3月より「光化学オキシダント健康影響評価検討会」と「光化学オキシダント植物影響評価検討会」を水・大気環境局にて開催し、光化学オキシダントの健康影響に係る環境基準の再評価と植物影響を勘案した環境基準を視野に入れた植物影響に関する評価について検討することにしました。
 この度、令和5年3月7日(火)10:00~12:00に光化学オキシダント健康影響評価検討会(第5回)をオンライン会議方式(ライブ配信)にて開催することになりましたので、お知らせします。

※添付資料を掲載しました。(令和5年3月6日)
※議事録を掲載しました。(令和5年4月26日)

光化学オキシダント健康影響評価検討会(第5回)の開催について

開催主旨

 大気汚染物質の1つである光化学オキシダントは、環境基準の­­設定以降に多くの科学的知見が蓄積している状況です。また、植物による二酸化炭素吸収を阻害することから、気候変動という観点からもその影響が懸念されています。このような背景を受け、令和4年1月の中央環境審議会大気・騒音振動部会において、「気候変動対策・大気環境改善のための光化学オキシダント総合対策について<光化学オキシダント対策ワーキングプラン>」を提示し、光化学オキシダントの健康影響に係る環境基準の再評価と植物影響を勘案した環境基準の検討を視野に入れ、知見の取りまとめを推進していく方針を示しました。
 また、諸外国において光化学オキシダントの主成分であるオゾンについて環境目標値を改定する動きがあり、WHO(世界保健機関)はオゾンの環境目標値に関するガイドラインを令和3年に改定しています。
 環境省では、これらの科学的知見や状況等を踏まえ、大気環境改善等の検討に必要な基礎資料を得ることを目的に、学識経験者からなる「光化学オキシダント健康影響評価検討会」と「光化学オキシダント植物影響評価検討会」を水・大気環境局にて開催し、光化学オキシダントに係る健康影響と植物影響に関する評価について検討することといたしました。

日時

令和5年3月7日(火)10:00~12:00

開催方式

オンライン会議方式(YouTubeを用いたライブ配信を予定)

議題

(1)死亡をエンドポイントとした短期曝露影響に関する科学的知見の整理結果
(2)死亡をエンドポイントとした長期曝露影響に関する科学的知見の整理結果

公開に関する取扱い

本検討会はYouTubeを用いたライブ配信を予定しています。
※現地での取材はありません。傍聴希望の方は以下のURLよりお願いいたします。
資料は会議当日までに本ページに掲載します。また、後日、議事録も同ページに掲載します。

添付資料

連絡先

環境省 水・大気環境局総務課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8290
課長
福島 健彦
課長補佐
松浦 秀幸
担当
橋立 佳央理