報道発表資料

この記事を印刷
2023年02月24日
  • 総合政策

令和5年度予算案における環境保全経費の概要について

 環境省では、今般、政府の経費のうち地球環境の保全、公害の防止並びに自然環境の保護及び整備その他の環境の保全に関する経費として、令和5年度環境保全経費を取りまとめました。
 令和5年度予算案における環境保全経費の総額は、1兆6,399 億円でした。

1.環境保全経費とは

 環境省では、政府の経費のうち地球環境の保全、公害の防止並びに自然環境の保護及び整備その他の環境の保全に関する経費を、環境保全経費として毎年取りまとめを行っています。今般、令和5年度予算案における環境保全経費を、以下のとおり取りまとめました。
 

2.令和5年度予算案における環境保全経費の総額

 令和5年度予算案の総額 :1兆6,399億円(前年度当初予算比+169億円)
 令和4年度当初予算の総額:1兆6,230億円
 

3.令和5年度予算案における環境保全経費の施策体系別内訳及び主な施策

         令和5年度予算案(令和4年度当初予算額)【対前年度増減額】
 
(1)地球環境の保全・・・・・・・・・・・ 6,017億円 (5,647億円)【+370億円】
○ 地域脱炭素移行・再エネ推進交付金【環境省】、クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金【経済産業省】、住宅・建築物カーボンニュートラル総合推進事業【国土交通省】、航空分野における脱炭素化の推進【国土交通省】等
 
(2)生物多様性の保全及び持続可能な利用・・・ 1,606億円 (1,591億円)【+15億円】
○ みどりの食料システム戦略推進総合対策【農林水産省】、国営公園維持管理費等【国土交通省】、指定管理鳥獣捕獲等事業費【環境省】等
 
(3)循環型社会の形成・・・・・・・・・・・・ 706億円 (722億円) 【▲16億円】
○ 循環型社会形成推進交付金【環境省】、大規模災害に備えた廃棄物処理体制検討・拠点整備事業【環境省】、廃棄物処理施設整備事業費【国土交通省】等
 
(4)水環境、土壌環境、地盤環境、海洋環境の保全・・・ 1,507億円  (1,352億円)【+155億円】
○ 下水道防災事業に必要な経費【国土交通省】、農村整備推進対策に必要な経費【農林水産省】、休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助事業【経済産業省】等
 
(5)大気環境の保全・・・・・・・・・・・ 1,433億円 (1,565億円)【▲132億円】
○ 交通安全施設等整備費補助【警察庁】、産学官連携による高効率次世代大型車両開発促進事業【国土交通省】、微小粒子状物質(PM2.5)等総合対策費【環境省】等
 
(6)包括的な化学物質対策・・・・・・・・・・・・ 52億円 (51億円)【+0億円】
○ 化学物質総合研究費【厚生労働省】、化学物質規制対策事業【経済産業省】、食品安全確保調査等事業委託費【農林水産省】等
 
(7)放射性物質による環境汚染の防止・・・ 3,543億円 (3,746億円)【▲203億円】
○ 中間貯蔵関連事業【環境省】、放射性物質汚染廃棄物処理事業等【環境省】、原子力発電施設等緊急時安全対策交付金【内閣府】等
 
(8)各種施策の基盤となる施策等・・・・・  1,536億円 (1,557億円)【▲20億円】
 
※ 各内訳は億円単位に四捨五入したため、総額・増減等とは合致しない場合があります。
※ 複数の施策体系の区分に該当する経費については、主要区分により集計を行っています。

連絡先

環境省大臣官房総合政策課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-9265
計画官
河村 玲央
課長補佐
大久保 千明
担当
竹嶋 悠次