報道発表資料

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2023年02月14日
  • 自然環境

ロングトレイルの維持管理・運営システム構築に向けた考え方報告会の開催について

環境省では、総延長約28,000㎞に及ぶ長距離自然歩道や各地のロングトレイルを快適かつ安全な利用を推進するため、ロングトレイルの維持管理・運営システム構築に向けた考え方報告会を、令和5年2月19日(日)にハイブリット形式にて開催します。

■ 概要
(1) 経緯
長距離自然歩道は、昭和45年に設定が開始され、その総延長は約28,000kmに及びます。東北地方沿岸部においては、東日本大震災からの復興の基本方針に基づき「みちのく潮風トレイル」の整備が進められ、令和元年に総延長1,025kmのトレイルが全線開通に至りました。
一方で、長距離自然歩道の歴史は50年を越え、一部路線においては施設の老築化や維持管理の担い手不足、利用促進に対する取組み不足等、さまざまな課題に直面し、積極的に活用されない状況が続いています。
昨今身近な自然の価値に対する認識や健康志向が高まるなど、人々の価値観やライフスタイルに変化が起きつつあります。長く歩き、自然や地域を楽しみながら国土の理解を促す長距離自然歩道は、国民の心身の健康に通じるだけでなく、地域社会の活性や経済効果、自然や歴史文化など地域資源の保全など、重要な意義と効果をもたらすものとして期待されます。そのため今後の長距離自然歩道の快適かつ安全な利用を推進するため、作り方や運営方法など、ロングトレイルの望ましいあり方を検討し、「考え方」として取りまとめました。
この度、その成果を発表すると共に、環境省と、検討委員としてご参加いただいた有識者らとの報告会を令和5年2月19日(日)に開催します。
(2) 開催概要
・ 名称:ロングトレイルの維持管理・運営システム構築に向けた考え方報告会
・ 日程:令和5年2月19日(日)10:00~12:25
・ 場所:自由学園 明日館(東京都豊島区西池袋2-31-3)
・ 開催形式:現地参加とオンライン会議のハイブリット形式
 【参加申し込みURL】:https://onl.la/L7pTQGE
・ 主催:環境省
・ 参加費:無料
・ プログラム(予定)
○ 主催者挨拶
○ 基調講演:渡辺 綱男 氏
「地域と共に育む道」
○「考え方」公表
○ 検討委員からの意見
○ 懇談
テーマ:今後50年の長距離自然歩道が歩むべき道
・ 当日の取材について
考え方報告会の取材に関しては、事前登録にご協力をお願いいたします。
令和5年2月17日(金)17:00までに、氏名、会社名、役職名、連絡先(TEL、電子メールアドレス)を、下記取材登録先に電子メール又はFAXで御登録ください。
【取材登録先】
○ 一般社団法人トレイルブレイズハイキング研究所 担当:丹生
TEL:03-3560-2046
E-mail:admin@trailblaze-hi.org

連絡先

環境省自然環境局国立公園課国立公園利用推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8271
室長
岡野 隆宏 (内線 6641)
環境省自然環境局国立公園課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8278
迫 裕樹 (内線 6649)