報道発表資料
2023年02月09日
- 総合政策
(仮称)六郎館岳風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について
環境省は、「(仮称)六郎館岳風力発電事業計画段階環境配慮書」(ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
環境大臣意見では、
(1)想定区域及び周辺には、複数の住居が存在するため、風力発電設備を住居から離隔を取ること等により、騒音及び風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること
(2)想定区域及びその周辺では、国内希少種であるクマタカの生息が確認されているほか、サシバの主要な渡り経路となっている可能性があるため、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
環境大臣意見では、
(1)想定区域及び周辺には、複数の住居が存在するため、風力発電設備を住居から離隔を取ること等により、騒音及び風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること
(2)想定区域及びその周辺では、国内希少種であるクマタカの生息が確認されているほか、サシバの主要な渡り経路となっている可能性があるため、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
■ 背景
環境影響評価法及び電気事業法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業として、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者であるジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
今後、経済産業大臣から事業者であるジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
■ 事業の概要
鹿児島県肝属郡錦江町及び同郡肝付町において、最大で出力51,600kWの風力発電所を設置する事業。
・事業者 ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
・事業位置 鹿児島県肝属郡錦江町及び同郡肝付町(事業実施想定区域面積 約1,765ha)
・出力 最大51,600kW(単機出力4,300kW程度×12基)
・事業者 ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
・事業位置 鹿児島県肝属郡錦江町及び同郡肝付町(事業実施想定区域面積 約1,765ha)
・出力 最大51,600kW(単機出力4,300kW程度×12基)
■ 環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年12月26日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和5年 2月9日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年12月26日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和5年 2月9日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8237
- 室長
- 相澤 寛史
- 審査官
- 竹内 宏徳
- 担当
- 三上 怜来