報道発表資料
2022年12月23日
- 総合政策
(仮称)深浦第二風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について
1.環境省は、「(仮称)深浦第二風力発電事業計画段階環境配慮書」(株式会社グリーンパワーインベストメント)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
2.環境大臣意見では、
(1) 想定区域及びその周辺では、国内希少種であるイヌワシ、クマタカ等の生息が確認されている。このため、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(2) 風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、現地調査により主要な眺望点からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
2.環境大臣意見では、
(1) 想定区域及びその周辺では、国内希少種であるイヌワシ、クマタカ等の生息が確認されている。このため、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(2) 風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、現地調査により主要な眺望点からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
■ 背景
環境影響評価法及び電気事業法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業として対象事業とし、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者である株式会社グリーンパワーインベストメントに対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において
重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
今後、経済産業大臣から事業者である株式会社グリーンパワーインベストメントに対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において
重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
■ 事業の概要
青森県西津軽郡深浦町において、最大で出力190,000kWの風力発電所を設置する事業。
・事業者 株式会社グリーンパワーインベストメント
・事業位置 青森県西津軽郡深浦町(事業実施想定区域面積 約3,700ha)
・出力 最大190,000kW(単機出力4,200~6,100kW級×31~45基程度)
・事業者 株式会社グリーンパワーインベストメント
・事業位置 青森県西津軽郡深浦町(事業実施想定区域面積 約3,700ha)
・出力 最大190,000kW(単機出力4,200~6,100kW級×31~45基程度)
■ 環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年11月9日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和4年12月23日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年11月9日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和4年12月23日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課 環境影響審査室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8237
- 室長
- 相澤 寛史
- 室長補佐
- 豊村 紳一郎
- 審査官
- 小野 朋次
- 担当
- 汲川 義久