報道発表資料
2022年12月15日
- 総合政策
(仮称)白石小原陸上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について
1.環境省は、「(仮称)白石小原陸上風力発電事業計画段階環境配慮書」(白石小原陸上風力発電合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
2.環境大臣意見では、
(1) 鳥類の適切な調査等行い、環境保全措置を講ずることで、鳥類等への影響を回避又は極力低減すること。
(2) 想定区域のほぼ全域に水源かん養保安林が存在。水環境の適切な調査等を行い、環境保全措置を講ずることで、水環境への影響を回避又は極力低減すること。
(3) 関係機関と十分な調整をし、地域住民等に対し丁寧かつ十分な説明を行うこと。
等を求めている。
2.環境大臣意見では、
(1) 鳥類の適切な調査等行い、環境保全措置を講ずることで、鳥類等への影響を回避又は極力低減すること。
(2) 想定区域のほぼ全域に水源かん養保安林が存在。水環境の適切な調査等を行い、環境保全措置を講ずることで、水環境への影響を回避又は極力低減すること。
(3) 関係機関と十分な調整をし、地域住民等に対し丁寧かつ十分な説明を行うこと。
等を求めている。
■ 背景
環境影響評価法及び電気事業法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業とし、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者である白石小原陸上風力発電合同会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の
回避・低減についての評価を記載した文書。
今後、経済産業大臣から事業者である白石小原陸上風力発電合同会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の
回避・低減についての評価を記載した文書。
■ 事業の概要
宮城県白石市及び福島県伊達郡国見町において、最大で出力79,800kWの風力発電所を設置する事業。
- 事業者 白石小原陸上風力発電合同会社
- 事業位置 宮城県白石市及び福島県伊達郡国見町(事業実施想定区域面積 約1,490ha)
- 出力 最大79,800kW(単機出力約4,200kW×最大19基)
■ 環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年11月1日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和4年12月15日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年11月1日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和4年12月15日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課 環境影響審査室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8237
- 室長
- 相澤 寛史
- 室長補佐
- 豊村 紳一郎
- 審査官
- 犬田 雅之
- 担当
- 木村 恵子