報道発表資料
2022年11月11日
- 総合政策
(仮称)いすみ沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について
環境省は、「(仮称)いすみ沖洋上風力発電事業計画段階環境配慮書」(株式会社いすみ洋上風力発電)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
環境大臣意見では、
(1)工事中における水の濁り等による藻場や海生生物等への影響について、専門家等の助言を踏まえ、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、藻場等の改変を回避又は極力低減するとともに、環境保全措置を講ずることにより藻場や海生生物等への影響を回避又は極力低減すること
(2)主要な眺望点からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で、フォトモンタージュ等を作成して、客観的な予測及び評価を行い、眺望景観への影響を回避又は極力低減するための措置を講ずること。また、事業計画の具体化並びに調査、予測及び評価に当たっては、当該国定公園の管理者、地方公共団体その他の関係機関、地域住民等の意見を踏まえること
等を求めている。
環境大臣意見では、
(1)工事中における水の濁り等による藻場や海生生物等への影響について、専門家等の助言を踏まえ、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、藻場等の改変を回避又は極力低減するとともに、環境保全措置を講ずることにより藻場や海生生物等への影響を回避又は極力低減すること
(2)主要な眺望点からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で、フォトモンタージュ等を作成して、客観的な予測及び評価を行い、眺望景観への影響を回避又は極力低減するための措置を講ずること。また、事業計画の具体化並びに調査、予測及び評価に当たっては、当該国定公園の管理者、地方公共団体その他の関係機関、地域住民等の意見を踏まえること
等を求めている。
■ 背景
環境影響評価法及び電気事業法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業として対象事業とし、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者である株式会社いすみ洋上風力発電に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において
重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
今後、経済産業大臣から事業者である株式会社いすみ洋上風力発電に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。
※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において
重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
■ 事業の概要
千葉県いすみ市の沖合において、最大で出力696,000kWの風力発電所を設置する事業。
事業者 株式会社いすみ洋上風力発電
事業位置 千葉県いすみ市
(事業実施想定区域面積 約29,000ha)
出力 最大696,000kW (単機出力9,500~20,000kW×最大74基)
事業者 株式会社いすみ洋上風力発電
事業位置 千葉県いすみ市
(事業実施想定区域面積 約29,000ha)
出力 最大696,000kW (単機出力9,500~20,000kW×最大74基)
■ 環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年9月29日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和4年11月11日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和4年9月29日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和4年11月11日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
別紙のとおり
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8237
- 室長
- 相澤 寛史
- 室長補佐
- 豊村 紳一郎
- 審査官
- 竹内 宏徳
- 担当
- 汲川 義久