報道発表資料

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2022年09月27日
  • 総合政策

(仮称)国見風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見の提出について

1 環境省は、「(仮称)国見風力発電事業環境影響評価準備書」(二枚田風力合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

2 環境大臣意見では、
(1) 対象事業実施区域に営巣が確認されている一部のクマタカのペアについては、繁殖状況及び行動状況を可能な限り把握した上で、営巣中心域等の解析を再度実施すること
(2) (1)の経緯を踏まえて、クマタカの営巣及び繁殖に係る影響や、風力発電設備への衝突及び移動の阻害による影響を回避又は極力低減するため、特に影響が懸念される風力発電設備については、設置の取りやめや配置の変更を含む環境保全措置の検討を行うこと
等を求めている。

■ 背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、令和3年10月31日から施行された環境影響評価法施行令の一部を改正する政令の経過措置(附則第2条)に基づき、施行日前に環境影響評価法第3条の4第1項の規定による公表が行われた出力10,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業とし、経済産業大臣は、事業者から提出された環境影響評価準備書※1の審査に当たって、環境大臣の意見を聴かなければならないこととされている。
 本件は、「(仮称)国見風力発電事業環境影響評価準備書」について、この手続に沿って経済産業大臣に対して意見を提出するものである。
 今後、事業者は、環境大臣の意見及び関係地方公共団体の長の意見を受けた経済産業大臣勧告等を踏まえ、法に基づく環境影響評価書の作成等の手続が求められる。
 
※1 環境影響評価準備書:環境影響評価の結果について環境の保全の見地からの意見を聴くための準備として、調査、予測、評価及び環境保全措置の検討を実施した結果等を示し、環境の保全に関する事業者自らの考え方を取りまとめた文書。

■ 事業の概要

 福井県福井市において、最大で出力50,000kWの風力発電所を設置する事業。

  ・ 事業者   二枚田風力合同会社
  ・ 事業位置  福井県福井市(対象事業実施想定区域の面積 約541ha)
  ・ 出力    最大50,000kW(単機出力4,200kW程度×最大13基)

■ 環境大臣意見

 別紙1のとおり。

(参考)環境影響評価に係る手続
 【配慮書の手続】
  ・ 公表         令和元年 9月 5日
  ・ 縦覧         令和元年 9月 6日 ~ 令和元年10月 7日 (住民意見46件※2
  ・ 福井県知事意見提出  令和元年11月 7日
  ・ 環境大臣意見提出   令和元年11月21日
  ・ 経済産業大臣意見提出 令和元年11月28日
 
 【方法書の手続】
  ・ 縦覧         令和2年 1月21日 ~ 令和2年 3月10日 (住民意見39件※2
  ・ 福井県知事意見提出  令和2年 6月18日
  ・ 経済産業大臣勧告   令和2年 7月16日
 
 【準備書の手続】
  ・ 縦覧         令和4年 2月25日 ~ 令和4年 4月12日 (住民意見13件※2
  ・ 福井県知事意見提出  令和4年 9月 2日
  ・ 環境大臣意見提出   令和4年 9月27日
 
  ※2 環境の保全の見地からの意見の件数

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8237
室長
相澤 寛史  (内線 6209)
室長補佐
豊村 紳一郎 (内線 6209)
審査官
竹内 宏徳  (内線 6209)