報道発表資料

この記事を印刷
2022年09月16日
  • 再生循環

循環経済パートナーシップ(J4CE)注目事例集2022発表式を開催しました

<経済産業省、一般社団法人日本経済団体連合会同時発表>
 
  1.  令和4年9月15日(木)、環境省、経済産業省及び一般社団法人日本経済団体連合会(以下「 経団連 」という。)は共同創設した循環経済パートナーシップ(J4CE:ジェイフォース)の「J4CE注目事例集2022発表式」を開催しました。
  2.  発表式には、小林 環境副大臣、 里見 経済産業大臣政務官及び野田 経団連審議員会副議長・環境委員長が出席し、J4CE参加企業による循環経済への先進的な取組の事例集「注目事例集2022年度版」を発表しました。また 、ハイネン オランダ王国環境大臣(ビデオ)とミュラー UNIDO事務局長(メッセージ)より祝辞をいただきました。 
  3.  発表式と併せて、OECDからの講演やパネルディスカッションを行いました。 

発表式の概要

  • 日程:令和4年9月15日(木) 15:00~16:40
  • 方式:対面とオンラインのハイブリッド形式
  • 主催:循環経済パートナーシップ(J4CE)※創設団体:環境省、経済産業省、経団連
  • 参加:J4CE参加企業・団体 約110名(会場・オンライン合計)
  • 言語:日本語、英語(同時通訳あり)
  • 登壇者
第1部 ハイレベルセッション 15:00~15:30   
高橋 康夫(総合司会 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)所長
小林 茂樹 環境副大臣
里見 隆治 経済産業大臣政務官
野田 由美子 経団連 審議員会副議長・環境委員長(ヴェオリア・ジャパン会長)
ヴィヴィアネ・ハイネン オランダ王国 環境大臣(ビデオ)
ゲルト・ミュラー UNIDO事務局長(オンライン)※代理:安永裕幸 法人サービス運用局長
第2部 パネルディスカッション 15:30~16:40        
高橋 康夫(総合司会) 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)所長
粟生木 千佳(モデレーター) 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)主任研究員
シャードゥル・アグラワラ(講演・パネリスト) 経済協力開発機構(OECD)環境総局、環境経済統合部門長
井出 陽一郎(パネリスト) 旭化成株式会社 デジタル共創本部資源循環プロジェクト長
馬渡 謙一郎(パネリスト) 三菱ケミカル株式会社 グリーントランスフォーメーション推進本部長
  •  第1部の創設団体各代表者による発言では、循環型ビジネスモデルへの転換の重要性のほか、J4CEの活動意義として、企業・業種間連携による新たなビジネスモデル創出や官民対話を通じた課題への対処等が強調されました。また、注目事例集2022年度版の発行を機に、日本企業の循環経済への取組を一層促進するとともに、国内外への情報発信を積極的に行っていくこと等が述べられました。
  •  第2部のパネルディスカッションでは、循環経済の効率的・発展的実践のためには、デジタル技術の活用や循環型ビジネスモデルの普及が不可欠であることや、温室効果ガス排出の増加やデータの安全性のリスク、民・民だけではなく官・民の連携、環境価値の可視化・共有、欧州で先行する政策との調和、社会課題への対応に向けた消費者の意識醸成といった課題があることが共有されました。
  •  「注目事例集2022年度版」の英語版を作成し、今年11月にエジプトで開催される気候変動の国際会議 COP27で、日本企業の取組のPRに活用する予定です。
                  

御参考

  • J4CEは、循環経済への流れが世界的に加速化する中で、国内の企業を含めた幅広い関係者の循環経済への更なる理解醸成と取組の促進、官民連携を強化することを目的として、令和3年3月に環境省、経済産業省及び経団連によって創設されたパートナーシップです。
  • 令和3年9月には「注目事例集2021年度版」を作成し、公表しています。
  • J4CEウェブサイト:https://j4ce.env.go.jp/

添付資料

「注目事例集2022年度版」は下記のURLを御参照ください。
 https://j4ce.env.go.jp/publications/J4CE_2022_NoteworthyCases_J.pdf

連絡先

環境再生・資源循環局 総務課 循環型社会推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8336
室長
水谷 努 (内線 5225)
企画官
吉田 諭史 (内線 5213)
担当
安田 久美子 (内線 5221)
担当
田邉 達毅 (内線 5218)
担当
田中 瑛子 (内線 5212)