報道発表資料

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2022年08月19日
  • 再生循環

令和4年度 使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業の公募採択事業について

1.環境省では、令和4年5月30日(月)から同年7月8日(金)の期間、使用済製品等の適正なリユースを実効的に推進するための先進的事例を創出し、広く情報発信・横展開を図ることを目的に、地方公共団体がリユース関連事業者や市民団体等と連携した先導的なモデル施策を実施する事業の公募を行いました。

2.申請書類等から選考会による審査を行った結果、5件の事業を採択しました。

■ 概要

 使用済製品等の適正なリユースを実効的に推進するための先進的事例を創出し、広く情報発信・横展開を図ることを目的に、地方公共団体(都道府県・市区町村)を対象に、リユース関連事業者や市民団体等と連携した先導的なモデル施策を実施する事業の公募を行いました。

■ 採択結果

地方公共団体名 事業名 事業の概要
京都府亀岡市


 
民間企業及び地元自治会と連携したリユース品回収の実施と効果の可視化
 
自治会館等を拠点に、住民から粗大ごみも含むリユース可能品を引き取り、地元のイベントの場で住民へ引き渡し、引き取り手がいないものは、協賛企業が買い取り、次の引き取り手へ。回収品追跡システムによりごみ処理の透明化を図る。
京都府京都市


 
地域内での使用済衣服の回収循環のプラットフォームキャッチ(仮)創出のための検討・実証事業 京都市内に衣服を回収する回収BOXを設置し、古着事業者による仕分けを行い、再利用可能な衣服について、小売り・卸事業者やイベント等で販売することで、市域内で循環させるプラットフォームをキャッチ(仮)と名付け、その創出を目指す。
神奈川県座間市


 
埋もれている再利用価値発掘活用大作戦!

 
従来、企業が廃棄物として処分していた麻袋を譲り受け、草木類を剪定する自治会に配布してごみ袋及びバイオマス資源として活用する等、地方自治体が必要とする物品について、当該物品を廃棄物として処分している事業者を探し出し、譲り受け、リユースを図る。
神奈川県川崎市



 
地域情報の掲示板サイト(デジタルプラットフォーム)を活用した、官民連携・譲り合いスポットによる先導的かつ総合的なごみ減量・リユース促進事業 市民の持ち込み及び自治体の回収による、衣類、食器、子供用品、家具家電等の使用済製品や、余った食品の持ち込み・必要とする方への譲渡(フードドライブ)等を活かし、地域での再利用促進と公共施設へのリユース提供を行う。

 
東京都八王子市


 
オンラインを活用した不要品のリユース実証事業

 
市施設を活用し、不要となった再利用可能な品物をごみとして出す前に市民から受け取り、オンラインを活用して、引き取りを希望する方へ有償又は無償にて引き渡す。ノウハウを持った民間企業を公募により選定し、連携して実施することにより、市民の利便性向上や事業の効率化を図る。

連絡先

環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-6205-4946
室長
水谷 努  (内線 5225)
室長補佐
橋本 貴世 (内線 5232)
担当
土屋 昭洋 (内線 5231)
担当
黒岩 史  (内線 5235)