報道発表資料
2025年08月18日
- 地球環境
カンボジア環境省と気候変動緩和分野における協力意向表明書を締結しました。
- 環境省は、2025年7月17日にカンボジア環境省と気候変動緩和分野における協力意向表明書(Letter Of Intent)を締結しました。
- 今後、気候変動緩和分野において、カンボジア環境省とより連携を深めていきます。
■ 概要
環境省は、2025年7月17日、カンボジア環境省との間で、気候変動緩和分野における協力意向表明書(Letter of Intent)を締結しました。
本意向表明書は、カンボジア環境省と、国の温室効果ガスインベントリ(GHGインベントリ)を含む第2回隔年透明性報告書(BTR2)の整備支援を始めとした、気候変動緩和分野における協力を一層強化することを目的としており、カンボジア環境省と気候変動緩和分野での初めての協力意向表明書になります。
今後、本協力意向表明書に基づき、我が国におけるGHGインベントリ・BTRの作成経験の共有や能力構築を行い、カンボジアのGHGインベントリ・BTR2等を整備することで、カンボジアでの温室効果ガスの排出削減に向けた取組を進めます。こうした情報基盤の整備により、二国間クレジット制度(JCM)のプロジェクト形成を促進し、世界の脱炭素に貢献します。
本意向表明書は、カンボジア環境省と、国の温室効果ガスインベントリ(GHGインベントリ)を含む第2回隔年透明性報告書(BTR2)の整備支援を始めとした、気候変動緩和分野における協力を一層強化することを目的としており、カンボジア環境省と気候変動緩和分野での初めての協力意向表明書になります。
今後、本協力意向表明書に基づき、我が国におけるGHGインベントリ・BTRの作成経験の共有や能力構築を行い、カンボジアのGHGインベントリ・BTR2等を整備することで、カンボジアでの温室効果ガスの排出削減に向けた取組を進めます。こうした情報基盤の整備により、二国間クレジット制度(JCM)のプロジェクト形成を促進し、世界の脱炭素に貢献します。
■ 背景
GHGインベントリは、1年間に排出・吸収する温室効果ガスの量を取りまとめたデータのことであり、国連気候変動枠組条約(United Nations Framework Convention on Climate Change: UNFCCC)に基づき、我が国を含む附属書I締約国(いわゆる先進国)は、毎年自国の温室効果ガスインベントリを作成し、条約事務局へ提出することが義務付けられています。
2024年から全ての条約締約国は、2年に1回、GHGインベントリを含むBTRの作成・提出が義務付けられ、気候変動政策や取組のPDCAサイクルを確立し、国が決定する貢献(NDC)の達成に向けた実効的な気候変動対策を実施する必要があります。
2024年から全ての条約締約国は、2年に1回、GHGインベントリを含むBTRの作成・提出が義務付けられ、気候変動政策や取組のPDCAサイクルを確立し、国が決定する貢献(NDC)の達成に向けた実効的な気候変動対策を実施する必要があります。
連絡先
環境省地球環境局 国際連携課 気候変動国際交渉室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8330
- 室長
- 平塚 二朗
- 地球環境問題交渉官
- 野本 卓也
- 担当
- 竹内 千尋