報道発表資料
2025年07月14日
- 自然環境
令和7年度西之島総合学術調査の実施について
<関東地方環境事務所同日発表>
令和7年7月22日(火)から同年7月31日(木)までの期間、自然環境や生物の専門家を中心とした調査団を小笠原諸島の西之島の海域に派遣します。
今回は3年ぶりに西之島へ上陸し、陸上及び海域の調査を行います。
同行取材はできませんが、後日、撮影した映像の一部を報道用に提供します。
令和7年7月22日(火)から同年7月31日(木)までの期間、自然環境や生物の専門家を中心とした調査団を小笠原諸島の西之島の海域に派遣します。
今回は3年ぶりに西之島へ上陸し、陸上及び海域の調査を行います。
同行取材はできませんが、後日、撮影した映像の一部を報道用に提供します。
日程
令和7年7月22日(火)から 同年7月31日(木)まで
※ 日程については予定であり、天候等を踏まえ変更・中止されることがあります。
※ 日程については予定であり、天候等を踏まえ変更・中止されることがあります。
場所
東京都 小笠原村 西之島
行程
令和7年7月22日(火)午前 調査船出航(東京都港区台場近辺)
7月24日(木)午前 西之島周辺海域到着後、調査実施
7月29日(火)午前 調査終了、西之島周辺海域出発
7月31日(木)午前 調査船帰港(東京都港区台場近辺)
7月24日(木)午前 西之島周辺海域到着後、調査実施
7月29日(火)午前 調査終了、西之島周辺海域出発
7月31日(木)午前 調査船帰港(東京都港区台場近辺)
調査の目的
西之島は、そのほとんどが新たにできた陸地であり、原初の生態系の成り立ちについて直接観察できる、世界でもごく稀な島です。環境省としては、自然の遷移をモニタリングしつつ、人為的影響を可能な限り与えないままにその価値を見守ることが重要と考えています。
自然の遷移過程等を明らかにし、今後のモニタリングや保全に役立てることを目的として、調査を実施します。
自然の遷移過程等を明らかにし、今後のモニタリングや保全に役立てることを目的として、調査を実施します。
調査内容
海洋島における自然環境や生物の専門家を中心とした調査団を派遣し、調査を行います。今年は、船上からのドローン等を活用した調査に加え、令和4年以来3年ぶりに上陸して陸域調査及び海域調査を実施します。
(1)陸域調査
ドローンや探査機を活用した撮影や試料採取等に加え、上陸も行い、海鳥や節足動物の生息状況、植物や菌類の存在の有無、地質等について情報収集します。
(2) 海域調査
潮間帯や沿岸域の砂礫や海水から、環境DNAの解析を行います。
(1)陸域調査
ドローンや探査機を活用した撮影や試料採取等に加え、上陸も行い、海鳥や節足動物の生息状況、植物や菌類の存在の有無、地質等について情報収集します。
(2) 海域調査
潮間帯や沿岸域の砂礫や海水から、環境DNAの解析を行います。
調査団の専門家について
川上 和人(森林総合研究所 鳥類調査担当)
黒田 洋司(明治大学理工学部 探査機担当)
加藤 恵輔(明治大学理工学部 探査機担当)
川口 允孝(東京大学地震研究所 地質調査担当)
森 英章(自然環境研究センター 陸上節足動物調査担当)
黒田 洋司(明治大学理工学部 探査機担当)
加藤 恵輔(明治大学理工学部 探査機担当)
川口 允孝(東京大学地震研究所 地質調査担当)
森 英章(自然環境研究センター 陸上節足動物調査担当)
※ 取材について(報道機関向け)
同行取材はできません。
ただし、本調査のデータ取得等に関する連携関係にあるNHKの技術者が調査団の一員として同行することから、帰港後の調査結果速報発表時に、撮影した映像の一部を報道用に提供します。
提供したハイビジョン映像をキャプチャーした画像も御利用いただけます。
注1) 調査結果速報は令和7年9月上旬をめどに報道発表予定です。その際、映像の提供方法についてもご案内いたします。
注2) 日程や調査内容については予定であり、変更・中止されることがありますので御了承ください。天候等の問題が生じた場合、出発日や帰港日を変更する可能性があります。
連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8274
- 課長
- 西村 学
- 課長補佐
- 辻田 香織
- 専門官
- 前田 尚大
- 専門官
- 酒井 郁
関東地方環境事務所国立公園課
- 直通
- 048-600-0816
- 課長補佐
- 鹿野 謙二
- 専門官
- 石井 桃花