報道発表資料

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2022年07月04日
  • 水・土壌

令和4年度水浴場(開設前)の水質調査結果について

 環境省では、令和4年4月上旬~同年6月中旬にかけて地方公共団体が実施した全国の「水浴場(開設前)の水質調査結果」を取りまとめました。その結果は、次のとおりです。
 (1)環境省が調査結果を得た水浴場の756ヶ所すべてが、水浴場として適当な水質でした。
 (2)水質の区分の「適」(「水質AA」又は「水質A」)の水浴場数は、596ヶ所(全体の79%)でした。
■ 調査の概要
 調査実施団体:都道府県、市町村
 調査対象水浴場:海水浴場、湖沼・河川の水浴場
 調査対象項目:ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度
 (参考項目:水素イオン濃度<pH>、腸管出血性大腸菌O-157、気温、水温)
 調査実施時期:令和4年4月上旬 ~ 同年6月中旬
 
■ 水質調査結果の概要
 ・調査結果を得た756ヶ所の水浴場のうち、水質が「不適」の判定となる水浴場はなく、756ヶ所すべてが水浴場として適当な水質でした。
  ※ 一部の非開設又は開設未定の水浴場については本調査結果に含めていません。
 ・水浴場として良好な水質である「適」(<水質AA>又は<水質A>)にランクされた水浴場は596ヶ所で、全体の79%(令和元年度691ヶ所、84%)となりました。また、特に良好な水質である<水質AA>の水浴場は474ヶ所で、全体の63%(令和元年度586ヶ所、72%)となりました。
 ・腸管出血性大腸菌O-157の調査は、553ヶ所の水浴場で実施され、すべての水浴場で不検出となりました。

 表 令和4年度水浴場(開設前)の水質調査結果

水質の区分 令和4年度 令和元年度
水浴場数 水浴場数
水質AA 474 63 586 72
水質A 122 16 105 13
水質AA+水質A 596 79 691 84
水質B 159 21 128 16
水質C 1 0.1 0 0
水質B+水質C 160 21 128 16
不適 0 0 0 0
合計 756 100 819 100
○令和2年度及び令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、各水浴場における水質調査結果の取扱いが異なることなどから、環境省による全国の「水浴場(開設前)の水質調査結果」のとりまとめは行いませんでした。
○各水浴場の個別調査結果は、http://www.env.go.jp/water/suiyoku_cho/index.html に掲載されます。
○水環境情報に関する総合的な情報を以下サイトで紹介しています。是非御利用ください。
https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/index.asp

連絡先

環境省水・大気環境局水環境課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8316
課長
大井 通博 (内線 6622)
係長
森 美穂子 (内線 5507)

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