報道発表資料

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2008年06月02日
  • 自然環境

平成20年度環境技術実証事業(山岳トイレ技術分野)における実証運営機関の選定及び実証機関の応募の受付開始について(お知らせ)

平成20年度環境技術実証事業(山岳トイレ技術分野)において、特定非営利活動法人山のECHO を実証運営機関に選定するとともに、実証機関の応募の受付が開始されたので、併せてお知らせします。
1.背景・経緯
 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
2.実証運営機関の選定
 環境省では3月10日付けで、「平成20年度環境技術実証事業実施要領(暫定版)」に基づき、民法第34条の規定に基づき設立された法人(公益法人)及び特定非営利活動法人を対象に、山岳トイレ技術分野における実証運営機関の応募の受付を行い、申請のあった団体について審査を行った結果、特定非営利活動法人山のECHO を山岳トイレ技術分野の実証運営機関として選定しました。
【実証運営機関】
特定非営利活動法人 山のECHO(担当:永原、加藤)
所在地:東京都港区虎ノ門1-11-7 第2 文成ビル3 階
TEL 03-3580-7179 、FAX 03-3580-7176
3.実証機関の募集
 環境技術実証事業の山岳トイレ技術分野の実証運営機関である特定非営利活動法人山のECHO では、下記のとおり平成20年度の山岳トイレ技術分野における実証機関の応募の受付を開始します。
(1)応募の受付を開始する技術分野
山岳トイレ技術分野 (山岳部などの自然地域で上下水道、電気(商用電力)、道路等のインフラが未整備の地域において、公衆が利用する便所のし尿を適切に処理するための技術分野)
(2)募集の受付方法
申請書類及び関係書類を本分野の実証運営機関である特定非営利活動法人山のECHO のホームページ(http://www.yama-echo.org/)から入手していただき、必要事項を記入の上、電子メール又は郵送により、下記まで提出して下さい。詳細は、同ホームページをご覧下さい。
(提出先)
特定非営利活動法人山のECHO(担当:永原、加藤)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-11-7 第2 文成ビル3 階
TEL 03-3580-7179 、FAX 03-3580-7176
E-mail : etv20@yama-echo.org
URL: http://www.yama-echo.org/
(3)応募の受付期間
応募の受付期間は、平成20年6月2日(月)から平成20年6月11日(水)12時(必着)とします。
(4)審査
申請書類に基づき、平成20年度環境技術実証事業山岳トイレし尿処理技術ワーキンググループ会合において、審査を実施する予定です。審査の結果は、全ての応募団体に通知します。
(5)応募資格
地方公共団体、民法第34条の規定に基づき設置された法人(公益法人)及び特定非営利活動法人。
(6)その他
  • 実証試験の詳細については、山岳トイレし尿処理技術実証試験要領(第5版)(特定非営利活動法人山のECHO ホームページhttp://www.yama-echo.org/ に掲載)を参照して下さい。
  • 申請書の作成及び提出にかかる費用は、申請者の負担とします。
  • 申請書に虚偽の記載をした場合は、申請書を無効とする場合があります。
  • 提出された申請書は、返却しません。
  • 本事業全般については、「環境技術実証事業」のホームページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/)を参照して下さい。
4.今後の予定
 実証機関の決定後にメーカー等を対象に実証対象技術の公募が行われ、専門家による審査等を踏まえて、実証対象技術の選定が行われる予定です。実証対象技術として選定された技術については、実証機関による実証試験計画の策定を経て、実証試験が実施され、実証試験結果報告書の作成・公表が行われる予定です。

連絡先
環境省自然環境局
自然環境整備担当参事官室
直通   :03-5521-8281
参事官  :正木 清郎(6450)
参事官補佐:中澤 圭一(6452)
担当   :田畑 克彦(6455)