報道発表資料
環境省と経済産業省は、セクター別削減ポテンシャルの積み上げに関する国際ワークショップを開催します。
次期枠組みに係る国際交渉が本格化することを踏まえ、削減負担の衡平性を確保するため、総理がダボス会議において提案した、今後活用される技術を基礎として削減可能量を積み上げ、これをベースに国別総量削減目標を検討する方式について、議論を深める必要があります。
各国の研究機関等においては、既に削減ポテンシャルの試算等、関連する研究成果が公表されており、またAPPなどセクター別アプローチを用いた削減可能量積み上げや削減の実現に向けた取組も進められています。本ワークショップは、こうした成果を踏まえ、国際的な知見の蓄積を図るため、情報・意見交換を行うことを目的としています。
なお、本ワークショップの成果は5月24-26日に神戸で開催されるG8環境大臣会合に報告される予定です。
1.概要
- 1)日時
- 5月8日(木) 9時~17時45分
- 2)場所
- ノボテル・パリ・トゥール・エッフェル
2階 Rhin, Volga, Douro, Amazone(4部屋連結の会議場)
(住所:61 quai de Grenelle, 15区,パリ・フランス) - 3)議題
- 【1】セクター別削減ポテンシャル推計モデルの次期枠組み交渉への貢献について
【2】削減ポテンシャルを特定・実現するための協力的セクター別アプローチについて
【3】今後の課題と進め方について
2.参加者(予定)
研究者及び国際機関
国立環境研究所(NIES)、地球環境産業技術研究機構(RITE)、ローレンスバークレー国立研究所(米)、オランダ環境評価機関(MNP)、国際応用システム分析研究所(IIASA)、ケンブリッジ大学(英)、インド経営研究所、エコフィス(オランダ)、Cetroclima(ブラジル)、IEA、OECD等
(※IPCC報告書の執筆者が多数参加予定)
政府関係者
日本政府より、田村環境事務次官、谷津環境省官房審議官、本部経済産業省官房審議官ほか。
海外からは、米国、EC、英国、ドイツ、オランダ、オーストラリア、カナダ、オーストラリア、NZ 等
産業界
持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)、世界鉄鋼連盟、新日鐵、東京電力、太平洋セメント等
3.取材について
取材・カメラ撮りは会議の冒頭のみでお願いいたします。なお、会議終了後18時30分(予定)から、現地会議場で記者会見を開催する予定です。取材を希望の方は、別紙の取材登録用紙を締め切りまでに連絡先まで送付ください。
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課国際対策室
直通:03-5521-8330
代表:03-3581-3351
室長:和田 篤也(内線6772)
室長補佐:川又孝太郎(内線6789)
担当:塚原沙智子(内線6775)