報道発表資料

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2008年04月30日
  • 自然環境

十和田湖等における高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査の実施について

秋田県十和田湖においてオオハクチョウから、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が確認されたことを受け、野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス感染状況を把握するために実施するウイルス保有状況調査の内容が決まりましたのでお知らせします。

1 実施体制

環境省と北海道、青森県及び秋田県により共同で実施

2 調査期間

5月1日(木)から開始

3 調査範囲

十和田湖周辺(青森県、秋田県)及び北海道内の主要なガンカモ類の渡来地

4 調査内容

○ガンカモ類のウイルス保有状況調査
オオハクチョウなどのガンカモ類等の水鳥の糞を、湖沼、ため池や河川等の水辺で概ね各地域20~100個程度採取し、ウイルスの保有状況を検査する。

5 取材対応

(1)
 十和田湖での調査について取材を希望される方は、午前9時に生出キャンプ場(秋田県鹿角郡小坂町十和田湖生出)にお集まり下さい。また、午後4時には、当日の調査結果の概要について十和田市休屋休憩所(十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋)にて公表いたします(別添地図参照)。
(2)
 北海道での調査について取材を希望される方は、午前9時に大沼バードハウス(北海道稚内市大字声問村字声問原野)にお集まり下さい。また、必要に応じて、午後6時から宗谷支庁2階第6号会議室において調査結果の概要について報告します(開催の有無については、午前9時の段階でお伝えします。別添地図参照)

報道機関へのお願い

鳥インフルエンザウイルスは、現場で取材される際などに靴底や車両を通じて拡散する懸念がありますので、家畜伝染病防疫上の観点から養鶏場への取材については、厳に慎むようお願いします。
今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより、混乱することがないよう、ご協力をお願いします。
連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長 星野 一昭(内線6460)
自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
室長 猪島 康浩(内線6470)
補佐 柴田 泰邦(内線6471)
専門官 徳田 裕之(内線6473)
直通 03-5521-8285