報道発表資料
環境省は、洞爺湖ビジターセンター内において、サミット開催期間を含む6月から8月に日本の環境施策を紹介する環境学習施設「エコ・ギャラリー」(仮設の展示施設)を開館することとしました。
施設内では、国内外の利用者に対して環境施策をわかりやすく紹介する常設展示を設置するほか、各種企画展示も開催します。
1.施設概要
「G8北海道洞爺湖サミットが開かれた洞爺湖」を目的に今夏、国内外から訪れる利用者に対して、国立公園の自然保護だけでなく、地球温暖化、生物多様性、3R等の環境問題について分かりやすく伝えていくため、洞爺湖ビジターセンター敷地内に、仮設の環境学習展示施設を設置し、普及啓発を図ります。
- (名称)
- 洞爺湖ビジターセンター「エコ・ギャラリー」
- (位置)
- 洞爺湖ビジターセンター敷地内の芝生広場(1,500m2)
(洞爺湖町洞爺湖温泉142番5 電話0142-75-2555)
G8北海道洞爺湖サミット開催地との関係図は別添1参照 - (規模)
- 展示用テント800平方メートル及び仮設壁面緑化2.5m×17m等
- (環境配慮)
-
- 【1】
- メインテントは、再利用可能なものを採用
- 【2】
- 展示物は、収納、移動の容易な段ボール組立てユニットによるものとし、展示期間終了後、他のビジターセンターや各種イベント等で活用予定
- 【3】
- 壁面緑化で展示に用いた植物については、展示期間終了後、地域の環境学習等で活用
- 【4】
- 電力は、平成19年度に増設した敷地内の太陽光発電施設から供給
2.展示期間
平成20年6月1日(日)~8月31日(日)(予定)
3.展示テーマ
21世紀環境立国戦略の3本柱である低炭素化社会、循環型社会、自然共生型社会の実現に向け、環境学習(小学校高学年が理解できる程度)の視点から様々な環境問題に関する展示を実施します。ただし、環境技術の展示は各種施策と密接な関係があるもののみとします。(別添2:展示イメージ)
- (展示項目案)
-
- 【1】
- 地球温暖化(地球温暖化による影響、地球温暖化対策、地元の洞爺湖町等が進めるチームマイナス50%事業等)
- 【2】
- 3R(廃木材からのバイオエタノール製造と利用に関する紹介等)
- 【3】
- 生物多様性(絶滅危惧種、里地里山、外来生物、生物多様性国家戦略等)
- 【4】
- 美しい日本の自然(国立公園、北海道の自然等)
- 【5】
- 食と環境(フードマイレージやバーチャルウォーター等)
- 【6】
- 日本の公害克服の歴史の紹介
常設展示のほか、周辺の自然や温暖化防止対策の見どころなどの紹介、北海道産の植物による壁面緑化のモデル展示、各種共催イベントなどの企画展示を計画しています。
4.問い合わせ先
- ・国立公園課(担当:中山)
- TEL:03-5521-8278 FAX:03-3595-1716
- ・北海道地方環境事務所国立公園・保全整備課(担当:宇賀神・宮内)
- 4月4日(金)19:00~19:30は洞爺湖自然保護官事務所で対応
- (北海道地方環境事務所国立公園・保全整備課)
- TEL:011-251-8703 FAX:011-219-7072
- (洞爺湖自然保護官事務所)
- TEL:0142-76-4877 FAX:0142-76-4876
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局国立公園課
直通 03-5521-8278
代表 03-3581-3351
課長 神田 修二(内線 6440)
課長補佐 則久 雅司(内線 6442)
係長 中山 直樹(内線 6489)